あいのり 第160話
「2つの涙」
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[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2007/11/17)

あいのり #160

前回、コータみほがカップルで帰国し、ラブワゴンの中は、カズくんと、ゆかちんの2人きりになってしまった。そして、2人きりのまま、ニカラグアから、次の訪問国、あいのり第35カ国目「アメリカ合衆国」へと移動した。
到着後、「ロサンゼルス」で、新メンバーがあいのりした。まず、男性新メンバー、美大生の宮ケン、喜界島出身のタクロー、そして、魚屋の浅ちゃんの3人、また、女性新メンバー、シュプリングバーのサキ、元歯科助手のまりっぺの2人である。これで、7人のメンバーが揃った。

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ラブワゴンは、ロサンゼルスを離れ、次の目的地に向かう。3時間ほどフリーウェイを走って到着したのは、「サンディエゴ」の街。
まず、メンバーは、昼食を取る。「鉄人」と言う名前の料理は、玉子12個、マッシュルームたっぷりの巨大オムレツだった。宮ケンが最後まで格闘するが、完食できず。
そんな中、まりっぺが、タクローに話を持ち掛ける。話題は、「喜界島」「島に知らない人いないの?」といったまりっぺの質問に、タクローは、「いないよ。(みんな知っているようだ。)」そこにサキが、「(もしも、タクローと)カップルになって、(喜界島に)帰ったら。」と聞くと、タクローいわく、「町内放送で(カップル誕生のことが)流れるかもしれん。役場とかにも垂れ幕が出るかもしれない。」
それほど、「喜界島」は、小さな島である。

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その後、メンバーは、ドライバーの誘いで、とあるお宅に招待される。このお宅に居る、エリックと、ドレイシーさんは、近日結婚する予定である。永遠の愛を誓い合う2人に、メンバーは、笑顔で見守っていたが、1人だけ複雑な表情のまりっぺがいた。何かを思い出したのか、エリックに、「浮気という存在はあるのかな?」と聞いてしまう。

ドレイシーさん宅でのパーティーの後、メンバーは、公園へ。宮ケンは、美大生だけあって、メンバーたちを描いた絵のデッサンを行っている。カズくんは、まりっぺを誘った。「エリック」の話題になると、まりっぺは、「4年も付き合って、見つめあっているのがすごい。」カズくんは、「納得してしまう答えやった。反論できない。」と言った。その時、まりっぺは、また、何かを思い出したのか、突然、泣き出してしまった。カズくんは、そんな、まりっぺに気になっている様子であった。しかし、ゆかちんは、そのことをまだ知らない。

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ラブワゴンは、カリフォルニア州を離れ、アリゾナ州へと進む。ドライバーの知り合いの牧場で、メンバーは、「投げ縄」を教えてもらう事にした。浅ちゃんは、自分自身に縄が引っかかってしまい、失敗。しかし、サキは、先の木の的に見事引っ掛けた。それを見ていた浅ちゃんは、「目の合う回数も多くて、気になりますね。」

「投げ縄」の後は、「牛追い」を体験する。牛を馬を使って取り囲んで、別の場所に移動する作業である。カズくんは、カナダに2年の留学経験があり、趣味で乗馬をやっていたため、抜群に出来た。しかし、まりっぺは、馬が暴れてしまい、落ちそうになっていた。すると、カズくんが、すぐさま駆け寄り、まりっぺを助ける。そのため、ゆかちんは、ひとりぼっちになってしまった。でも、ゆかちんカズくんに対する想いは変わらなかった。
その後、ゆかちんの馬も暴れ始め、ゆかちんの気性も荒くなった。

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その夜、まりっぺを、カズくんが呼び出す。あの時の涙が気になっていたのだ。
実は、まりっぺは、過去に浮気現場を何回も見ていて、今回のあいのりの旅の直前に付き合っていた彼氏も何度も浮気を重ねていた。そういうまりっぺに、カズくんは、「もうちょっと楽しい事考えていこうよ。」と励ました。

翌日、散歩に出るメンバー。カズくんは、まりっぺを誘う。それを目の前で見た、ゆかちんは、2人の前から立ち去るしかなく、夜、1人で大粒の涙を流して泣き崩れた。

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