
メンバーたちは、とある怪しいホテルに到着。なまえは、
「キャッスル・ドラキュラ」、直訳すると、
「ドラキュラの城」。
そう、ルーマニアは、「吸血鬼・ドラキュラ」の舞台となった国。
ここトランシルヴァニア地方では、今なおドラキュラの存在を信じてる人が多い。
映画、
「吸血鬼・ドラキュラ」については、こちらを参照。1958年、
ブラム・ストーカーの小説をイギリスが映画化している。
※
(
懐かしの映画近松座 - 工房ヒロミ 氏 )
このホテルの地下室には、ドラキュラの亡骸が眠っているといわれており、メンバーは、深夜おそるおそる地下室へ。ドラキュラのミイラを見るために棺を開けると、、、
ドラキュラのお面をかぶった人が走っていった。。。いちばん、驚いていたのは、
ヒデの左にいた
アヤかな?
翌日、ドラキュラホテルの従業員が、お守りに、にんにくと十字架の飾りをくれる。
ラブワゴンに飾ると、意外に似合っている。
その日の午後、メンバーは、スチェヴィッツァ修道院に到着。そこで、
アヤと
嵐が2人きりになって、佐渡の話で盛り上がるがしかし、
アヤの日記“久しぶりに嵐と話して、なんだか嬉しかった。でも今は深みもない薄い関係。上辺だけじゃなく、真剣な話がしたい”
今度は、
スーザンと
梅ちゃんが2人きりに、
スーザン「梅ちゃんは将来は介護士さんじゃん?それは何かキッカケみたいなのあったの?」
梅ちゃん「キッカケ。社会福祉に進もうと思ったのは」
スーザン「うん」
梅ちゃん「人のためになりたいみたいな何か頼られたいとか」
スーザン「うん」
梅ちゃん「ていうのがずっとあって。だけど一番悲しかったのが だから何かホンマに心配して見返りとかそんなんじゃなくて」
スーザン「うん うん」
梅ちゃん「その人のことを思ってしてあげたのにお節介て言われたん」
スーザン「あ〜」
梅ちゃん「うん」
スーザン「どうなんだろうな。なんかどっかで梅ちゃんは『ありがとう』を期待してたの?」
梅ちゃん「『ありがとう』を期待した。そっか〜」
スーザン「うん 期待してるんだよ」
梅ちゃん「それは期待してるよな」
スーザン「だからそこら辺はもうそういう相対評価じゃなくて自分の中でのかわらない絶対評価っていうかさ。そこで自分を評価するべきっていうかさ(人の評価は)切り捨てなさい。その方がいいと思うな俺は」
梅ちゃん「そうやな ホントそうやんな」
梅ちゃんの日記“ほんとスーザンらしい。言う事とか、考え方とか、すごい尊敬する”
そして、
梅ちゃんは、日記に書いていた、メンバーの恋予想図
「梅予想図」に、自分からの矢印を書き足した。
この、
「梅予想図」、ほぼ、あたっているところがすごい。この
梅ちゃんの
「梅予想図」は、こんな感じ。
MIEとライバルになることを確信している?
しかし、
梅ちゃんの恋とは裏腹、暗いメンバーが1人。
アレックである。合流時の、女性メンバーの反応とは対照的に、今は、会話もない。でも、これは、合流したての
アヤにもいえることなので、そのうち何とかなるでしょう。
アレックが落ち込んでいる日の午後、
ドライバーさんの弟さんの家へ。メンバーは、夕食の手伝いをすることに、
梅ちゃんは、こっそりつまみ食いしているところを、見つかり、怒られる。
梅ちゃん「あ〜もう食べたいこれ!絶対甘いもん」
家族の人「あなたが全部食べちゃったら他の人が食べられないじゃない」
ヒデと
アヤは、今夜のおかず(鶏)を追いかける。
ヒデ「俺がオトリになるから」
ヒデ「行け!行け! アヤ行け!行け!行け!うわっ バサバサした」
アヤ「えっヒデ 捕まえてって」
ヒデ「行け! 行け!行け!行け! ナイス!」
アヤ「よしっ!」
ヒデのフォローで、アヤ、おかずをゲット!
一番目立っていた、白色のおかずをゲット。さっそく、調理される哀れな鶏。
アヤは、
ヒデと一緒に、(嵐と佐渡の話をしていたとき以上に、)楽しそうに、会話しながら、鶏を捌く。
ヒデ“自分に自信を持てないってずっとあの子は言ってきたから自信を持つ為にも些細な事だけど頑張ってほしい”
アヤの日記“貴重な体験。すごく強くなれた気がする。ありがたみを感じながら食べよう”
そのとき、
嵐は、固まっていた。。。
その夜、
ヒデと
アヤが調理した、チキンの蒸し焼きをメンバーで舌鼓。
MIE「おいしい!」
梅ちゃん「すごい身がしまってる」
MIE「ホンマにおいしい!」
アヤ「ホントにおいしいね」
ヒデ「これヤバイよ」
アヤ「レバー?」
ヒデ「レバー 普通にこれレバー」
アヤ「あ〜おいしい」
そこには内気なアヤの姿はもうなかった。
ヒデは嬉しそうに、その笑顔を見つめていた・・・
ヒデの日記“アヤが頑張ってくれて、すごくうれしかった。ささいな事だけど、必ずアヤの自信に変わるから・・・”
アヤの表情が明るかったので、とてもヒデとの共同作業で作った料理、おいしかったようだ。。。
翌日の昼食時、金庫番、
ヒデからメンバーにメッセージ。女性メンバーにも旅の資金をやりくりしてもらおうという提案である。その結果、
MIEと
梅ちゃんは、水係。
アヤは、食事の係に。
ヒデ「じゃあお願いします」
アヤ「はい」
ヒデ「はい 期待しています」
アヤ「怖いよ〜ははは はい」
ヒデ「飯は1回700・・・だいたい750円くらいでいけば」
アヤには、
「はい 期待しています」の
ヒデからの応援メッセージつき。
ヒデと
アヤ、2人の距離がだんだんと縮まっているようである。
嵐の日記“なんか二人が近づいていくようで、とても目のやり場がなかった・・・”
ラブワゴンは、南のほうに走り、到着したのは黒海沿岸の街、コンスタンツァ。70キロにも及ぶ美しい海岸線が続くビーチリゾートである。黒海を見渡せるがけにメンバーが来ると、「うわ〜凄い 自殺するなら絶好の場所でしょ これ」と
ヒデ、たしかに、落ちたら最後、生きては帰れないでしょう。。。
そんな中、
ヒデが
アヤを呼び出す。
アヤ「日本帰りたいと思う時ある?」
ヒデ「日本に行きたい!っていう感じ 日本に行きたい!だよな・・・」
アヤ「ヒデずっとこっちにいるもんね」
ヒデ「うん」
ヒデ「なんか日本にいる時は本当 人の顔色ばっか伺ってて相手に評価される事が1番の利益だと思って周りの評価ばっかり気にしてたんだ。だけど旅してくうちになんだか凄いちっぽけな薄っぺらなものにこだわってたなって思って。1番のメリットは その自分の気持ちをつき通すことだなって」
ヒデ「若いうちは下手にいろいろ手探りに挑戦するよりも冷静に何か自分がいた環境を見る事が大事じゃないかなって最近思う」
アヤ「う〜ん」
アヤ「よく考えられるね そこまで」
アヤ“あんまり何か二十歳の男の子が言う事じゃないなとか思って・・・すごい人なんですよね、何かヒデは。ホント初めて会った人ですね・・・”
アヤ“私すごい、何かネガティブなんですけどヒデとずっと一緒にいたら、前向きな人になれそうだし、すごい影響力を持ってる人だなっていうのはすごい感じます”
アヤが、前向きになれるのは、確かに
ヒデのおかげですし、
ヒデは、好きな
アヤが前向きになれるように努力してきていたのである。ここで、気がつけば、もしかしたら、
ヒデ←→
アヤで日本帰国もありなのでは。(
アヤの心は、
嵐よりもむしろ
ヒデのほうに向いていると思われる。。。)
次回予告、
ヒデ、
嵐、
アヤの三角関係の行方は、
アレックの衝撃な行動とは。。。
2005/12/20 19:00〜あいのり2時間スペシャルが放送されます。