あいのり 第406話
「愛されなきゃね」
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メンバーは、ゾマホンの生家があるという「イガンガン村」に滞在していた。歓迎のダンスの後、ゾマホンは、ボロボロになっていた自分の生家を案内した。生家は、村の英雄の家ということで、そのままの形で残されていた。

次に、ゾマホンは、自分が掘ったと言う井戸を紹介する。「ミネラルウォーターよりきれい。」と言う。

そんな話を聞いたこーすけは、その日の夕方、ゾマホンと2人きりになった。今までは、付き合いにくく、ラブワゴン車内ではお互い会話もしていなかったが、その話を聞いて、「尊敬できる。」ようになったという。そのことをゾマホンに話すと、2人は、仲直りをした。

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イガンガン村に別れを告げ、次にやってきたのは、「ガンビエ」と言う街。ここの人は、家を湖の上に建てたり、ポリタンクのいかだで学校に通ったり、夕方になれば、船の上で男女が愛し合う。湖とともに生きる街である。

ゾマホンは、翌日から、日本語学校に戻らなければならないため、ここで、メンバーは、別れる前に何かをしようと思った。そこで、メンバーは、手作りカレーを作ることにした。

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ゾマホンと別れたラブワゴン、今まで、ゾマホンのおかげで、恋愛が進んでいなかったが、この日の午後、久々に、クロこーすけが2人きりになった。

クロは、ひとたび人を好きになると、自分の中だけでどんどん恋愛が進んでいき、しだいに周りが見えなくなって、気づいた時には実は、付き合っていたようで付き合っていなかったことが多いそうだ。それで、今まで何度となく傷ついてきたという。

その日の夕方、ラブワゴンでは、よっここーすけが2人で料理の話をする。それを見た、クロの表情は、悲しげだった。

その後、夕食のレストランでも、こーすけよっこに料理の話をし始めた。クロは、飲めないはずの酒を飲み始めた。それを見た、は、「せつなすぎる。」と感じた。

帰りのラブワゴン車内、クロは、泣きだしてしまった。しかも、このあとクロに追い打ちをかけることに、こーすけが泣いている人を、クロではなく、と間違えてしまった。

クロは、ますます、顔が崩れていくことになった。

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あいのり #406

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