あいのり 第408話
「満開の花」
←第407話 * 第408話 * 第409話→
ラブワゴンは、一面の綿花畑の中を走る。その車内で、会話に入れないメンバーがいた。シュレックであった。そこで、スタッフも仕事なので、シュレックに最近どうか聞いてみた。シュレックいわく、「最近、置き物になり下がっているかもしれない。」。また、恋愛の話になると、何も会話ができなかった。

--------

翌日、公園では、こーすけクロが2人になる。クロは、この日もこーすけに猛烈アピールする。こーすけは、びっくりし、本気でぶつかってくるクロのことを本気で考えていこうと思った。

--------

夕暮れ時、太平洋を望むビーチで、宮くんと、が2人になる。写真を撮りたいくらいのロマンチックなムードに宮くんは、「君を守るため、そのために生まれてきたんだ♪ あふれるほどに♪ そうさ、そばにいてあげる♪ ららららいおんハート♪」と突然歌い出した。そして、宮くんは、「気になる娘は、近くにいて、すごく楽しい。」と言った。

--------

この日、ラブワゴンは、「ベンベレゲ」の街に来た。そして、ある建物の前で止まった。どうやら、学校のようである。この学校の先生は、シスター美智子という日本人であった。
メンバーは、先生に連れられ、学校の中を案内してもらった。この学校は、「ベンベレゲ家政学校」と言い、アフリカの女性が社会で自立することを目的としている。

昼食は、先生にごちそうしてもらうことにした。
メンバーは、先生に、「あいのり」のことを話すが、ベナンに22年も滞在していることもあり、先生にはわからなかった。
次に、メンバーは、先生に、「シスターになったきっかけ」を聞いてみた。すると、小学5年生の時に、たまたま会ったシスターを見たとき、「わたしもこうなりたい。」と思ったんだそうだ。

この日、メンバーは、学校に泊めさせてもらうことにした。
夜、学校の生徒さんがアフリカンダンスを披露してくれた。その後、生徒が男性メンバーの中から、どの人がいいか選んでもらう、「イイ男コンテスト」が行われた。すると、こーすけは16人、は17人、シュレックは12人、宮くんは35人と、圧倒的多数で宮くんがトップであった。

最後に、メンバーは、お礼に、日本の歌、SMAP「世界で一つだけの花」を歌って終了した。

--------

学校を後にし、翌日、ラブワゴンの車内では、が元気がない様子であった。いわく、「私は、取り残されている。自分は、ラブワゴンに必要ない人間。」
宮くんが心配し、「みんな、桃大好きだ。」と言って慰めようとするが、は、泣きだしてしまった。

--------

もう一組、ラブワゴン車内では、こーすけクロが、2人で会話をしていた。こーすけいわく、「自分は、全然、お互いのことを知れていないのに、クロはよく思ってくれている。クロは、一生懸命だから、見てて自分も成長できる。最近、クロのことを、心のどこかで思うようになっている。」と、最近、クロに矢印が向くようになっていた。

--------

あいのり #408

←第407話 * 第408話 * 第409話→