あいのり 第251話
「肩を並べて…」
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あいのり #251

歯医者がチケットを持ってきたときの裕くん。視線が、まずチケットに行ってから、歯医者の顔に行き、そのまま固まる。告白される瀬里葉は、もっと恥ずかしいかもしれない。

ドライバーから、チケットを受け取った、歯医者は、瀬里葉の元へ行き、告白。
歯医者「俺ねこの旅で、凄い32歳で多分最年長だと思うんだけど、女性もみんな20の前半で19歳だったり若かったりして、大丈夫かなってほんと不安だったけど、年齢なんか関係ないんだなって思えたし、その人にね凄い好きな人がいても、その人がその旅で帰ってしまって後悔するぐらいだったら、俺は先に告白してでもその人を連れて帰りたい。で、俺はその人を幸せにする、俺の勝手な自信がある。叶わないかも知れないけど好きっていう気持ちが自分にあるのならその人にかけて、出来れば一緒に帰りたい。瀬里葉。短いかもしれないけど、お前の凄い良いところ見させてもらった。ライバルがいて、見てると凄く心が俺が痛んでしまう自分も見つけるし、本当に好きなんだなって思えた。負けたくないから告白を決意しました。チケットこれ渡すから、返事聞かせてください」
瀬里葉「ありがとう」

告白を終えた歯医者は、
歯医者“やっぱり、みんなの前でちゃんと好きだっていう気持ちを言える、二人っきりで言うのは簡単かもしれないけど、みんなの前で好きだって言えるのはやっぱ難しい事だと思うので、それが言えたって事で彼女にその誠意が伝わればいいなって思ってますけど”
一方、瀬里葉は、
瀬里葉“びっくりしました。歯医者があれだけ強く想ってくれてて、好きな人がいてもそれでもいいって言ってくれて、幸せにしてあげられる自信あるって言ってくれたし、イッチーが私に対しての気持ちはないかなって思って、人を想える事も幸せかもしれないけど想われる幸せっていうのもあるかなって思うし。一晩考えたらまだわかんないです”

運命の朝、
歯医者「おはよう」
瀬里葉「おはよう」
歯医者「昨日なんか、あんな感じで告白なんかしちゃって戸惑っちゃったと思うけどごめんね。でも本当に瀬里葉の純粋なね、優しさに惚れました。一緒に日本に帰って欲しい。」
瀬里葉の出した答えは、
瀬里葉「えっと、歯医者は今まで私が接した事のないような大人の男の人で最初はどうやって接していいのか戸惑ってたんだけど、歳の差なんて関係ないよって言ってくれて、それが凄い嬉しくって歯医者になら何でも言えたし、常に私の事気遣ってくれてて凄いさりげないんだけど凄いその優しさが嬉しかった。昨日はあまりに突然の事で凄いとまどったんだけど、力強い告白で凄い嬉しかった、ありがとう。えっと昨日、瀬里葉のこと幸せにしてみせる自信があるって言ってくれて、私も歯医者と一緒なら想われる幸せを身体いっぱいに感じて凄く肩の力抜いて一緒にいられるかなって思って、正直愛される幸せっていうのに心が動いた。でも、私には今貫きたい想いがあるから、多分その人は私の事を手のかかる妹ぐらいにしか思ってないと思うし、叶わない恋をして傷つくのが怖くて本当は逃げ出したかったんだけど、私ももう逃げないでその人にぶつかろうと思います。この人が好きって思える強い気持ちを貫き通したいので、歯医者と一緒に日本には帰れません、ごめんなさい」
残念ながら、イッチーとの思いを貫きたいので、告白失敗。
歯医者「自分のまんまねぶつかれ、そのままちょっと勇気出してぶつかれば大丈夫だよ」
この段階では、瀬里葉の選択が本当に正しいかはわからない。。。

歯医者と別れた後、今度は、瀬里葉が、イッチーに告白するため、ラブワゴンへ、チケットをもらう。そして、告白。
瀬里葉「フィケールの所に行ってきました。あまりうまい事は言えないけど、今の気持ち伝えるから聞いてください。キリマンジャロでイッチーさ、頂上まで俺が連れて行くって言ってくれたでしょ、あの時に、私一人で登る気でいたんだけど、あっちょっとでも頼っていいんだって思って、ただひたすら前だけ見て頂上目指せたし、窓ガラスが割れた時とかも、すごいパニックになって怖かったし、銃口を向けられた時もイッチーの傍にいられれば絶対大丈夫って、なんか、そういう信頼もあったし、うん。精神的に凄いイッチーを頼って、イッチーがいなきゃケニア、エチオピアっていられなかったなって思ってます。ん〜と・・・今は背中ばっか追いかけて後ろくっついて歩いてるだけの女の子かもしれないけれど、いつか胸はってイッチーと肩ならべて歩けるようなイッチーにふさわしい様ないい女になるから、隣にいさせて下さい。イッチーが好きです。うん。ずっと、傍にいて欲しい、じゃあこれ、チケット。ゆっくり休んで」
イッチー「お前もな」
瀬里葉「うん。おやすみ」

告白後、瀬里葉は、
瀬里葉「なんか告白何言ったかよく憶えてないんですけど、自分の気持ち伝えてすっきりしました。多分チケット戻ってくるような気がします。それ覚悟で告白したんで」
イッチーが、瀬里葉のことを「妹のような存在」と想うことから抜け出しているのか?

運命の朝、
瀬里葉「昨日、言いたい事全部言ったから、もう言う事ないんだけど・・・うん、隣にいさせて欲しい」
イッチーの出した答えとは
イッチー「お前は俺がタンザニアで入った時からおったメンバーでそん時はほんま、言いたい事言われへんしあんまり、門限は10時やし、クソガキな部分もあったし、しゃあないなこいつみたいな。なんか、タンザニア、ケニアでは俺が傍におってあげて、守ったらなあかんなこいつはみたいなうーん。そういう気持ちでしか正直なかってんな。まぁ歳の差が6つっていうのもあったし、うん。俺にとっては妹な存在、うん。でもお前はただの19歳の若い弱い女の子じゃなくて強い女の子、強い人間になろうっていう、そう思ってるのは凄い伝わってきたし、うん。ほんまにタンザニアでは、あのキリマンジャロ登り切った瀬里葉っていうのは凄い強い女の子に見えたし、エチオピアに入って、うん。俺だけじゃない絶対周りだって認めるくらいの強さっていうのをお前は持ったと思う。今の俺にとってお前は一人の凄い強い、しっかりした女やから、俺の後ろじゃなくて、すぐ横におったらええから。うん。俺もお前の弱い部分支えていく、お前も俺を支えて欲しい。ほんまに俺にとっては凄い大事な存在になっていった。一緒に日本に帰ろうか!」
瀬里葉「はい。宜しくお願いします」
その後、瀬里葉を抱っこ、シンデレラのようにキス。メンバーの前に歩み寄る。その後、メンバーが回って、「タッタッタララ〜♪」は余分ですけど。。。
あいのり32組目のカップル、瀬里葉イッチー本当におめでとう!
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