あいのり 第165話
「疑い」
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[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2008/01/05)

あいのり #165

メンバーは、テキサス州を離れ、ルイジアナ州へとやってきた。降り立ったのは、「ニューオリンズ」という街。しかし、到着直後、サキが体調不良となり、彼女だけ早く寝ることとなった。
女性メンバーが体調を崩したときは、男性メンバーは見舞いに行くことが今までの常識であったが、そんなことはよそに、こともあろうが男性メンバーは、メイン通りのバーボンストリートに飲みに出かけてしまった。

とある一軒のバーで出来上がってしまった、男性メンバーは、この後始まる、ストリップショーを楽しむことになった。時にのりのりだったのは、以前、風俗には行ったことがないと断言していた、タクローであった。
ストリップショーが盛り上がりを見せてくると、通りがかりの女性までもが、上半身を脱いで生乳をアピールする。それを見た男性は、女性に向けてビーズを投げる。投げられたビーズが多いほど、女性としても魅力が高いと評価される。

翌日、体調が良くなったサキは、メンバーの所に復帰する。ラブワゴンは、北のほうに向かい、世界一長いと言われる、「ボンチャートレインコーズウエイ」という橋に差し掛かった頃、男性メンバーに異変が起きる。昨日の飲みすぎで二日酔いになっていたのである。サキは、この話を聞くと、「女の子が倒れているときに飲みに行くなんて考えられない。」とショックを受けていた。
タクローは、「一口一口、サキの事を考えながら・・・」と弁明するが、当然、信じてもらえなかった。さらに、事もあろうか、浅ちゃんがますます信じられなくなるようなことを話してしまった。「こいつら2人な、女の裸を見て、めっちゃ興奮しとったで。」
昨日のことが、サキまりっぺにばれてしまった、タクローは、まりっぺから、「もう、座るところないです。」と、隣席から追い出された。

ミシシッピ州の「ナンチェス」という街で昼食を取った翌日、ラブワゴン内では、再びタクローの下ネタが始まった。そんな、反省の色もないタクローを見て、まりっぺは、「タクローは、きっと浮気をする。」と確信した。

翌日、浅ちゃんサキが一緒になる。しかし、サキに思いを寄せていた、浅ちゃんは、まったく話せない。サキが、「ぶっちゃけトークしてよ。」と言って煽られると、ようやく、浅ちゃんは、口を開き、「最近は、相手の事をもっと知りたいという好奇心が出てきた。」と言うと、サキは、「前向きに恋愛の旅ができそうになって来たんだ。」と、いい感じな雰囲気になる。サキは、「自分は、恋愛のことしか考えられないようになりたい。」と言った。浅ちゃんは、「サキに浅ちゃんと呼ばれてうれしい。」

メンバーは、テネシー州の「ラクーン・マウンテン・ケイプ」と呼ばれる洞窟へとやってきた。奥には、幻の滝が流れているという。 奥の滝を目標にメンバーは出発するが、進めば進むほど、道が険しくなってくる。タクローは、まりっぺを気遣いながら進む。まりっぺいわく、「タクローが近くにいたから頑張れたが、この前の軽い言葉(下ネタ)は気になる。」
6時間後、メンバーは、幻の滝、「ブルーウオーターフォール」に到達する。滝を堪能後は、もと来た道を帰らなければならないが、片道だけで6時間かかってしまったため、当日中に帰るのは不可能。今日は、持ってきた寝袋で滝の前で一泊することとなった。

翌朝、まりっぺタクローが2人きりになった。相手が浮気をしているか気になって仕方がないまりっぺは、タクローが傷つくのを承知の上、今の気持ちをタクローに打ち明けた。
「お酒飲むと、軽くなるでしょ。」「お酒の過ちない?」
タクローは、この質問に、「ない。」と言ったが、その後、「ショックだ。」と言った。

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