あいのり 第170話
「初恋のような・・・」
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[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2008/02/09)

あいのり #170

夜、女性部屋では、みかんが、「(今頃、男性部屋では、)4人で反省会を開いているね。」と言う。
昼間、みかんを助けなかったとことで女性メンバーから叩かれた男性メンバーは、はじめのうちは、反省の色も無いように見えたが、30分後、反省会が始まった。男性メンバーは、気配りが出来なかったことを反省する。

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翌日、昼食後、メンバーは、湖へ。ここで、メンバーは、遠投大会を行うことにした。最も遠くまで飛んだのは、宮ケン。昨日のことがうそのように笑顔で女性メンバーに抱きついた。しかし、サキは、複雑であった。昨日、言い過ぎたのではないかと。特に、ドボクンに対しては。

その日の午後、ドボクンは、ラブワゴンを一人洗車をしていた。そのとき、ドボクンは、「この旅に来てよかった。(好きな)その人を見て、良いところばっかり見つけたんです。人として思いやりのある。色々励ましてくれるし、言いたいことも言えてるし、素敵だなあと。好きですね、サキのこと。」と思っていた。

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翌朝、ドボクンは、遅れてラブワゴンに乗ったため、サキの隣に座れなかった。代わりに座ったのは、宮ケンサキの恋愛のことを知っていた宮ケンは、サキ「今日は、抑え目じゃないの?」と聞いた。サキは、「すごい悩んじゃって、向こうの気持ちに自信が無いから、終わってしまうのではないかと。」。でも、宮ケンは、「そういう気持ちになるのは、それだけ想いが強いとのこと。自分に自信を持ってほしいと想う。」と言って励ました。そんな様子を遠い席から眺めていたドボクンは、サキの様子が気になって仕方が無かった。

夜、夕食のためにレストランへ。ドボクンは、サキの席をすがさずチェックしたが、逆側から宮ケンが、同じ席にやってきた。仕方なく、ドボクンは、宮ケンに席を譲った。ドボクンは、今回も、隣をゲットできなかった。

翌日、ワイン工場からの帰りの車内、ようやくドボクンが、サキの隣をゲットした。ドボクンは、「どうよ、最近。」と言う。「毎日、悩んでいるかもしれないけど、宮ケンに言ったことでつっかえが取れたような気がする。」
その夜、サキは、スタッフに、「(ドボクンの)隣に座れるだけで、こんなにうれしいんだなあと思った。目が合うだけでもうれしいし、あんな些細な時間が本当にうれしかった。」
しかし、ドボクンは、「分からない。サキが誰が見ているのかを気にしていたら終わっちゃいそうな気がする。」ドボクンは、サキが、宮ケンの事を好きと誤解し始めた。

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翌日、ラブワゴン車内では、宮ケンガチャピンが一緒になる。ガチャピンは、最初に、「宮ケンはどうよ。」と話し始めた。宮ケンは、「いけないところを色々見ちゃう。今、この人は、これを思っているって気を遣っちゃって、自分の感情を出さなかったり、人のことを考えてたりとか。どうしたらいいんだろうといった感じ。」と悩んでいる様子だった。
その夜、ガチャピンは、宮ケンに見せたいものがあり呼び出していた。宮ケンに見せたものは、「夜空に浮かぶ、満天の星」宮ケンは、「うれしい、いいやつだな。」さらに、しばらくして、流れ星が見えた。宮ケンは、少々楽になったような様子であった。

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翌日、メンバーは、近くの公園へ。ドボクンが初めて、サキを誘う。サキは、初めて誘ってくれたことで、想いは伝わっているのかなと思い、質問をしてみた。「ドボクンは、恋愛充実している?」しかし、ドボクンは、「恋愛のことは、進んでいなくて。」と、意外な言葉を聞いてしまう。
サキは、「疲れたかもしれない。」と思い込んでしまった。

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