[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2008/02/09)
資金節約のため、自炊することにした日、サキとドボクンは、お互い話すことも目を合わせることも無かった。浅ちゃんが声を掛けると、サキは、少し元気になった。
夕食後、ホテルの中庭でサキと宮ケンが一緒になる。宮ケンが、「どう、あれから。」と聞くと、「(ドボクンと)話していたら、恋愛の話になって、恋愛を進められていないと言われた。」と言った。すると、宮ケンは、「へこんでても全然いいし、そういう部分を見せてもいいよね。」と、へこんでいるところをドボクンにアピールしてみるといいと言う結論になった。
そのとき、ドボクンは、2人でいるところを再び見てしまっていた。これにより、ますます誤解をすることになる。
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翌日、西へと向かうラブワゴン。目の前にカナディアンロッキー、そのふもとの街、「バンフ」に到着する。メンバーは、昨日の自炊で浮かせた金でスキーを楽しむことにした。しかし、1人みかんだけが元気が無かった。想像以上の過酷貧乏旅行と恋愛できないことでストレスは限界だった。
昼食後、みかんが姿を消してしまう。メンバーは、手分けをして探すが、見つからず、30分後に、ドボクンが発見する。ドボクンは、「どうした?」と声を掛ける。すると、みかんは、「毎日、恋愛できず何やってるんだろうと思う。ここにいる意味が良く分からない。」と言った。ドボクンは、「はじめは、自分のペースが出せないのは分かる。泣きたいときは泣いていい。全部出しちゃっていいんじゃないの。それからでもペースは気づける。」と言った。
その後、ドボクンは、メンバーの元へと戻り、みかんの状況を言う。しかし、納得できないメンバーが1人いた。ガチャピンであった。「みんなと行動しているときに、自分だけああいう行動をとるのは、仲間と考えていない証拠。」ドボクンは、「ガチャピンは分かろうとしなくていい。」
帰りのラブワゴンで、みかんは、メンバーに心配を掛けたことを謝った。
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その夜、ホテルの階段で浅ちゃんは、誰かを待っていた。サキであった。サキに詩のプレゼントをするためであった。
昨日通った道に今日は花が咲いていたんだ。
その花は小さく見える。
でもきれい。
毎日を精一杯生きて、まだまだ大きくなろうと言ってるように聞こえる。
雨が降って夜になって泣いたり笑ったりしているその花は、
まだまだ咲いて上を向く。
後ろを向いていた時もあるかもしれない。
でもきれいになるそんな気がした。
僕はずっとその花を見てあげることはできないかもしれない。
でも絶対大きく咲くそんな気がした。
その花は僕の憧れ。だからキレイ。
詩を聞いた、サキは、「ありがとう。」と言って、詩の書いてある紙を受け取った。
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翌日、バンフから「バンクーバー」へと、ラブワゴンは進める。ガチャピンは、昨日のこともあり、浮かない。「自分は、強くないし、泣き虫。そういうのを隠すために強がっていた。でも、誰かに自分をわかってほしいし、1人でも分かってくれれば気が楽。宮ケンの気持ちは分からないけど、宮ケンには素直になろうと思った。」
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3時間後、ラブワゴンは、「バンクーバー」に到着する。ここが、あいのり地球1周最後の街になる。
午後、街の公園でメンバーから離れるサキ。その結果、みかんは、タジィー、ドボクンは、浅ちゃん、宮ケンは、ガチャピンと話すことになった。
その頃、なぜか、サキは、ラブワゴンのほうへ。ドライバーに言った言葉は、「ドボクンに告白をしたいのでチケットをください。」スタッフも想定しておらず、撮影ができなかった。その後、サキは、浅ちゃんと話をしているドボクンを呼び出した。