あいのり 第297話
「ドラキュラの森で」
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あいのり #297

昼食のレストランで、大人気のスイーツを食べた午後、ヒデの間で悩むアヤが、真剣な話をするため、ある男性を呼び出す。嵐である。そこで、今まで、スタッフにしか話していなかった、あるつらい思い出を話す。
アヤ「二十歳・・・二十歳過ぎたくらいに付き合った人で」
嵐「あぁ1年・・・」
アヤ「そう1年半くらい」
 アヤには1年半付き合い、結婚まで考えた元カレがいた。
 だが、次第に価値観のズレが大きくなり、アヤの方から別れを切り出した。
 しかし・・・
アヤ“彼氏は何か(私を)信じてたのに、みたいな感じで(彼が)どんどん人間不信みたいになってっちゃって”
 別れを受け入れられない元カレ。
 アヤを失った彼は、仕事を続けることが出来なくなってしまった。
 そして生活は荒み生きる気力さえ失ってしまった。
 ついに彼は別人のように変わってしまったという。

アヤの、自身がもてないのは、このこともあるのでしょうね? 別れを切り出すのは、間違っていはいないでしょうけど、ここまで、変ってしまうと、、、ほとんど、うつですよね。やっぱりつらいでしょうね。
アヤが話した後、は、
嵐「楽しんでっつったらおかしいけど」
アヤ「うん」
嵐「絶対・・・うん。そういう風に見た方が絶対毎日楽しく感じるし」
アヤ「うん」
嵐「うん」
アヤ「そうだね」
嵐「うん」

アヤは、心の片隅には、楽しみたいと思っているのかもしれませんけど、マイナス思考を直すのは大変だと思いますね。
マイナスに考えていたほうが、別れたときにショックが小さいんですよ。プラスに考えているときより。。。

ブラショフを走るラブワゴン車内で、スーザン梅ちゃんが、グルメの話で盛り上がる。
スーザン「明太子。丸々一本使ってご飯食いてぇなぁ」
梅ちゃん「うん」
梅ちゃん「昨日の夕日の最後の色明太子に見えて仕方ない」
スーザン「納豆の味って本当にうまいよね」
梅ちゃん「うまい!何であんなに美味いねんやろ」
スーザン「あぁ」
スーザン「ちょっとしょっぱめにしてね 米をかき込むのメッチャうめぇ」
梅ちゃん「ちょっとしょっぱめって?」
スーザン「だから醤油とかタレの他に醤油ちょっと」
梅ちゃん「あ〜そうなんや」
スーザン「もしくは キムチだったり、梅干しだったり、明太子だったり、ひとくちずつその納豆バリエーションを食いたい」
スーザン「パクッ」
梅ちゃん「アッハハハハ」

「タレの他に醤油ちょっと」は試したことある。納豆付属のたれって、結構薄味なんです。ちょっとしょうゆたらして、味を濃くしたほうがおいしい。(わたしが味が濃いほうがいいというのもありますが。。。)
納豆に、変ったもの乗っけていますね、みんな試したことない。キムチはあまり好きでないので、梅干しや明太子は、たまたま。
このとき、MIEが後ろに座っていて、様子を見ている。
MIEの日記より“2人の笑い声聞こえてうらやましかった。スーザンへの梅の気持ちには気付いてるつもり。ライバルだけど、お互い後悔だけはしたくない”

お互い、気づいているんですね。

その後、その気持ちを伝えるために、MIEは、梅ちゃんを呼び出す。
MIE「MIEはたぶん梅ちゃんもMIEの気持ちは気付いてたと思うねんな。でもMIEもずっと梅ちゃんの気持ちは気付いてて。なんか だからもし梅ちゃんが」
梅ちゃん「うん」
MIE「そう なんかMIEのことがあってそういうなんか何かがこうあるんやったら絶対梅ちゃんもガンガンいってほしいってずっと思ってて。言おう言おうと思っててんやんか。とりあえず何よりも自分の気持ち大切にしてほしい」
梅ちゃん「うん」
 すると・・・
梅ちゃん「グスン」
MIE「え〜梅ちゃんどうしたん?」
梅ちゃん「ううん グスングスン」
 梅ちゃんはただ泣き続けるだけだった。

その夜、梅ちゃんは、せつなげな表情で日記を書く。恒例の、「梅予想図」は、

あいのり 梅予想図 #2

梅ちゃんスーザンが消えていた。。。

翌日、ラブワゴン車内、アヤいわく、「食事係、楽しくなってきた。」、表情なし。。。

翌日、メンバーは、ドラキュラの城が見える場所まで着く。
この城は、「吸血鬼ドラキュラ」の舞台として世界的に有名な「ブラン城」で、15世紀、この城に住んでいたのはウラド・ツェぺシュ伯爵、またの名を「串刺し王」が、自分に歯向かう人々を串刺しにして処刑したり病人や老人を焼き殺した。と、される場所である。
さらに、その翌日、メンバーは、そのドラキュラ城を望む絶景ポイントまでハイキングをする事に。そこで、弁当を作る。ヒデは、特製ガーリックトーストを作ることに、早速ニンニクをゲットし、ってあれ、このニンニク、どっかで見たことあるぞ。罰当たらなければよいが、、、

ハイキングの出発直前、鳥が興奮したり、馬が暴れたり、犬がアレックの足に絡みついたり、不思議なことが起こる。ドラキュラの怨念か。

出発して、3時間後、絶景ポイントに到着する。そこで、メンバーは、先ほど作った、お弁当を食べる。歩いた後だけあって、味は、格別だったであろう。しかし、その1時間後、事態は、急変する。真っ黒な雲が、広がって、今にも雨が降りそうな雰囲気になる。やはり、ドラキュラの怨念か。

急いで、引き返そうとするが、雨が降り始め、自力での下山を断念。山岳ガイドに救助を頼むことに。しかし、この時点で、メンバーが2人足りないのに気づいていない。。。

足りないメンバーは、ヒデアヤ、雨から守ろうと皆から少し離れた木の下へ行ったのが、悲劇(?)の始まり。
ヒデ「だからホントにね」
アヤ「うん」
ヒデ「自信をプレゼントしたいなって思ったんだロシアで会ってから。まぁ成功したか失敗したかわからんけどこの旅で、もしかしたらアヤともう会えなくなるかもしれない。そうじゃないかもしれない。それはわからんけど、アヤっていう人間はずっとあり続けるから死ぬまで。だから、その 例えば(自分が)近くにいんでも過去に過ごした時間がアヤの役にたつならアヤの夢の為に少しでも力に貢献出来るなら。それって素晴らしいなぁと思いまして。はい。またちょっと理屈っぽかった?」
アヤ「大丈夫」
ヒデ「大丈夫?」
アヤ「うん伝わった」
ヒデ「伝わった?」
アヤ“この人と一緒にいたらずっと変わらずに守ってくれるんだって思った”

ちゃっかり、ヒデアヤとの距離をちぢめている。。。

2時間後、泥だらけになりながら、メンバー5人は、無事下山。まだこの時点で、ヒデアヤが、道に迷っていることは、気づいておらず、後から来るものと思っている。しかし、ガイドは、2人を見つけることができなかったのである。。。
はたして、ヒデアヤの運命は。。。

次回予告、ヒデの運命は。アヤに告白するのでしょうか? 12月20日 19:00より放送
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