あいのり 第306話
「ガンバレ!50歳!!」
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あいのり #306

MIEと別れたメンバー、しばらく走ると、国境に到着。ハンガリーの旅は、ここで終了。
メンバーは、徒歩で国境へすすむ。
あいのり65カ国目は、 「オーストリア共和国」、この国は、モ−ツァルトなどの音楽家を輩出、街のいたるところで、路上コンサートを行う人々が目立つ。

国境を超えて、メンバーは、まず、ラブワゴンを発見。今回のドライバーは、おとなしそうな26歳の青年、トビアスさん。
早速、ラブワゴンは、走り始める。そして、今日は、MIEに代わる新メンバーが合流する日。ここのところ、MIEスーザンの一件ですっかり影を潜めていた田上くんが、
田上くん「絶対21だよ。絶対21歳だ!」

ともに、田上くんに興味を示す、和泉(25歳)とひさよん(25歳)はいい顔をしなかったが、ほかのメンバー、スーザンは、26歳、アレックは、28歳、アウトローは、30歳。田上くんと同世代の人は見当たらなかった。。。

そして、30分ほどして、まず、アウトローが新メンバーを発見。早速、ラブワゴンから降りる。
新メンバー「こんにちは。東京都から来ました森優理子です。ゴキって呼んで下さい」
田上くん・アウトロー「ゴキ?」

本名、森優理子からゴキ田上くんアウトローが変に思うが、新メンバーのゴキから、名前の由来が、
ゴキ「夏になると脂性なんで顔がテカるんですよ。なんで黒光りするから『お前ゴキブリに似てるな』ってお兄ちゃんに言われて『ゴキ』って・・・」

ああ、ゴキブリに似ているから、「ゴキ」なのね。おんなのこらしくない発想である。彼女は、東京都出身で職業は、居酒屋のアルバイト。そして、ひさよんは、おそらく、一番気になるあの質問を行う。
ひさよん「年いくつですか?」

すると、
ゴキ「二十歳です」

なるほど、スタッフのたくらみか、田上くんとほぼ同世代である。

その夜、ドライバーおすすめの店でゴキの歓迎会が行われる。この店は、ビールやピザなど、出てくるものがとにかく長い・高い。
その席で、ゴキは、アウトローの第一印象を語る。
ゴキ「あの〜アレに似てるよスゴイ」
アウトロー「なに?なに?なに?」
ゴキ「城咲仁」(※1)


そして、続いて、アレックの第一印象を語る。
ゴキ「ラーメンマン(※2)とかいるよね?」
アレック「いるよ」
ゴキ「ロビンマスク(※3)だっけ?」


城咲仁ラーメンマンでは、えらい違いである。最後に、田上くんにも、
ゴキ「最初見た時、山下(智久)(※4)君に似てる!とか思ったんだけど。ジャニーズ結構好きだからね」

ゴキの、田上くんに対する好印象で、だまってもくもくと食べる和泉ひさよん
ひさよんの日記“恋の波乱起きそうです。コワイなぁ”
和泉の日記“ゴキスゴイ。田上くんは単純そうだからコロッといってしまいそうだ”


※1:城咲仁の公式サイトは、Shirosaki Jin Official Web Site
※2・※3:キン肉マンに登場するキャラクター。キン肉マン 公式サイト
※4:2006年05月をもって、活動停止になるNEWSのメンバー。ソロ活動は継続。


翌日、メンバーは、首都ウイーンに。ウイーンは世界的な音楽の都で、街では、路上コンサートをやったり、コンサートのチケット売ったりしている人もいる。

その日の午後、50歳コンビは、戦闘モードに入る。和泉は、胸が見えそうなVネックのセーターに超ミニスカート。ひさよんは、いかにもちらちらしそうな深いスリットの入った白いスカートである。ちなみに、ゴキは、オーバーオール。
そして、とある公園へ。この公園は、モーツァルトの像がある。ウイーンには、ここ以外にも、このような、音楽家の像がある公園が多数あるらしい。メンバーがモーツァルトの話をしていると、ドライバーが、手持ちのスピーカーでモーツァルトを流してくれた。

ここで、田上くんが、誰を誘うか気になるところであるが、やはり、予想通り、
田上くん「ゴキ行こう」
ゴキ「うん」

田上くんにとって、ゴキは、待ちわびていたメンバー、この展開は、予想通りではあるが。
田上くん「ストレスが溜まらないからね、俺。ストレスって何?って感じ」
ゴキ「あぁ(私と)すごい似てる!」
田上くん「うそ?」
ゴキ「うん」
田上くん「あっ溜まらなさそうだもんね」
ゴキ「頭が悪そう?」
田上くん「ううん違う違う。溜まらなさそう。一緒だ俺と」

ストレスがたまらないと言う、田上くんとは裏腹に、
和泉“ひさよん入ってきた時はひさよんにフラフラして今度はゴキですか?みたいな。忙しいですね大変ですねみたいな・・・。ていうかさ本当さ頭バカなんじゃない?本当。ありえないよね。なんなのあのバカは本当”

和泉は、ストレス溜まりまくり。。。

一方で、アウトローは、ひさよんを誘い、得意の歌舞伎町テクニックが始まる。
ひさよん「びっくりした」
アウトロー「寒いでしょ?」
ひさよん「寒い」
アウトロー「今日星とかすごい すごい もしかして ちゃんとさ本当に見てよ」

ひさよんのかたにタッチする、アウトロー
ひさよん「『見てよ』ってじゃあ言う前に」
アウトロー「うん」
ひさよん「いや〜ボディータッチしすぎだから」
アウトロー「ははは」

アウトローひさよんに注意される。
アウトロー「握手」
ひさよん「ニギニギし過ぎ」

今度は、アウトローひさよんの手を握る。
アウトロー「こう言葉にできないことを(手のひらの)温度で表してる」
ひさよん「そういうのはカップルになってからしたい!」
アウトロー「痛っ!」

もう、それ、飽きたわ。
開放されたひさよんが一言。
ひさよん「寒・・・いろんな意味で寒い・・・」

気温ばかりでなく、アウトローの行動も寒い。。。

その後、ラブワゴンにて、結婚願望の話題から、こんな会話に。
アウトロー「まず違う。子供なり動物なり、自分の言ってることを理解しないものは、何人たりとも嫌なの!基本的には物事は自分の思い描いた通りに動いてほしいの。勝ち負けだからね人生は!」
スーザン「あいのりでも?」
アウトロー「あいのり?」
アウトロー「・・・・・・」
スーザン「俺はもう勝敗・・・勝ち負けに全くこだわらないから。アウトローは勝負する相手が他人なわけ。俺は自分と勝負みたいな」
アウトロー「・・・・・・」

この言葉を聴いて、アウトローは、意外なことに、
アウトロー“真反対の人間と話をできるのは「あいのり」に来たからこそだと思う。スーザンとの会話が楽しい”


その夜、金庫番を任されたアレックが、旅の資金をコッソリひさよんとのデート代に。ひさよんアウトローチックなデートを楽しむ。アレックと言えば、先日の、「かさぶた剥くなよ事件」で、和泉から、ひさよんに乗り換えている。
アレック「ウィーンの綺麗な街に来たんだからさ」
ひさよん「どうしたアレック?」
アレック「この街をもうちょっとさ、満喫したいと思わない?」


しかし、翌日、ラブワゴンにて、ひさよんの隣に座っているのは、田上くん

その日の午後、アレックは、和泉を呼び出す。ここでは、麻雀プロの通り名についての話題。それによると、

二階堂亜樹(※5) → 「卓上の舞姫」
宮内こずえ(※6) → 「純白の牌奏者」

らしい、そして、和泉はと言うと、 「アイスドール」 。そして、その「アイスドール」と言う言葉が、アレックの心にしみこんでしまったらしく、スタッフのもとへ。
アレック「和泉はちょっと無しでっていう風に考えてるはずなのに、なんか和泉としゃべってもなんか結構面白かったりとかしてなんか」
 どうやらまた和泉が気になり始めたらしい。
アレック「なんかねこう今までだったら嵐とかヒデとかすごい長かったじゃないですか。『恋愛ができない』とか言ってすごいなんか旅が長くなったりしてたと思うんですけど。逆にこうこの子(ひさよん)もこの子(和泉)もいい子だよ。どうしたらいいんだ?みたいな悩み方してた人っていますか?」
スタッフ「う〜〜〜〜ん」

スタッフも困り顔、アレックの二股の恋がいま、始まった。。。

※5:二階堂亜樹は、日本プロ麻雀連盟所属の麻雀プロ。「卓上の舞姫」という通り名は、プロ麻雀士二階堂亜樹さんの非公認ファンサイト:::AutumnLover.com:::二階堂亜樹のプロフィールに掲載されています。(ちなみに、姉の二階堂瑠美日本プロ麻雀連盟所属の麻雀プロ。)
※6:宮内こずえは、日本プロ麻雀連盟所属の麻雀プロ。「純白の牌奏者」という通り名は、ロン2フェスティバル in Necca(MATSU@黄龍の闘牌日記 2005/06/20)に掲載されています。。ちなみに、彼女の公式サイトは、CLUB KOZUE
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