今回は、主題歌が
セレナード第13番ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 (モーツァルト)であるところからもいつもと違う予感がする。
メンバーは、ウイーンの目抜き通り、
「グラーベン通り」 へ。ここで、ホットドックを食べる。このホットドックが、代わっていて、あらかじめパンの真ん中がくりぬかれていて、そのくりぬかれた場所に、ソーセージを詰め込む。その詰め込んだ先端が、
田上くんが想像している通り、
田上くん「あぁいいなこれ このへんのタッチが」
男性の大事な場所にそっくりで、
ちょっぴりえっちだったりするのである。
ホットドックを食べた後、とある宮殿へ。この宮殿は、
「シェーンブルン宮殿」といい、かつての王家が夏をすごすための別荘として建設したものである。部屋数1441室と、別荘としては、豪華にもほとがあり、かつての王家の栄華を偲ばせる。現在は、賃貸アパートとして使用されており、月10万円の家賃で貴族気分を味わえるそうである。
その宮殿の中庭では、
ゴキと
田上くんが仲よさそうに会話する。
ゴキ「何かもう海外慣れしてきた?」
田上くん「俺してるね けっこう」
ゴキ「あ 本当」
田上くん「(住んでいる所は)東京?ずっと東京?大阪は?」
ゴキ「大阪はね すごい行ってみたい」
田上くん「行ってみたいっていうことは来たことないんだ?全然俺がこう トビアスみたいに案内するわ」
ゴキ「本当?」
ゴキは、大阪には言ったことがないらしく、言ってみたい場所の1つのようだ。そんな、ゴキと田上くんが話をしている間、和泉とひさよんはというと、ただ黙々と一人で歩く。。。
翌日、メンバーは、なぜか、日本ぽい公園に着く。この公園のなまえが、なぜか、
「世田谷公園」?
この
「世田谷公園」、東京の世田谷区とこの
「世田谷公園」ウィーンの19区が、姉妹区となっており、1992年、日本の庭園師にによって作られたものだそうです。詳しくは、以下の
「世田谷公園」の項を参照。
※
park2 (
ウィーンを彩る公園・庭園・自然の風景 )
この
「世田谷公園」で、
アレックが呼び出したのは、
ひさよん。そして、
アレックが、先日のデートの話題を切り出すと、、、
アレック「ケーキうまかったよね?」
ひさよん「どの?」
すっかり、忘れていた。
ひさよんが
アレックを眼中にしていないのが明らか。しかし、
アレック“ひさよんからそういう話題を振ってきておぉってちょっとあっ珍しいパターンやな、これはってちょっと思って。(ひさよんは)結構僕のほうにもしかして気があるかなみたいなのはあるんですよ”
アレックは、ますます、勘違いしていった。。。
その夜、メンバーは、
ドライバーの案内でとある場所に、そこでは、日本人音楽留学生が練習している場所であった。その留学生は、
・
田中彩子さん22歳、声楽を勉強中。
・
赤井真由美さん23歳、フルートを勉強中。
・
南傑さん21歳、ファゴットを勉強中。
そこで、メンバーは、彼女らの演奏を聞くことに、曲目は、
「ピエ・イエス」 (慈悲深いイエスよ)という宗教音楽。
ひさよんが、聞きほれてしまっていた。
ちなみに、
赤井さんと
南くんは、恋人同士だそうです。
演奏終了後、カラオケが趣味の
アレックが
田中さんに質問、
アレック「何年くらいこう歌のレッスンをしたらああいう声が出せるようになるんですか?」
田中さん「この声帯の太さに関係あるんですね ここが太い人は声が低いんですよ ここが細い人は声が高い みなさんも歌ってみたらなんか そういう面白い発見があるかもしれませんので」
スーザン「はい そうしてみます」
アレック、参考になったかな。
翌日、ラブワゴン車内にて、昨日の留学生の演奏に触発された
アレックは、さっそく、
ゆずの
「夏色」を歌ってみるが、意外にうまい。しかし、その次の
ラルクアンシェルの
「虹」 では、歌詞を間違えてしまいましたが。
しばらくすると、とある遊園地に、この遊園地は、遊具が代わっている。なにしろ、観覧車は、15人乗り、メリーゴーランドは、本物の馬を使用。全然メルヘンチックじゃないぞ。
翌日、メンバーは、ウイーンを離れることに、そのラブワゴン車内では、
アウトローと
スーザンが隣に、今回の話題は、
「お金と幸せ」
アウトロー「女の子を幸せにするには自分が王様になればいいと思う。自分が王様にさえなればその人は自然にお姫様になれてその人の夢はいっぱい叶えてあげられる。だってさ、まずお金がなかったら出来ることは少ないし自分が偉くなれば時間もたくさん作れるわけじゃん。だけどなんかさ、なんかこう会社とかで・・・」
スーザン「一番肝心なものを忘れてるよ」
和泉「忘れてるよな 忘れてるよな」
アウトロー「どこが間違ってるか説明してくれ」
スーザン「ちゃんと考えてみ!ちゃんと考えてみ!」
アウトロー「指さされちゃった ははは」
和泉「考えてみ」
スーザン「考えた?」
アウトロー「いいよ。目閉じて考える」
スーザン「お金と時間がいっぱいあるだけの家庭を考えてみ。それって自分の家庭だったんじゃない?」
アウトロー「あ〜。うちはね。金も時間も腐るほどあったからね」
スーザン「でもその家庭にいてどう思った?」
アウトロー「えっ?」
スーザン「何を求めた?」
アウトロー「・・・」
スーザン「アウトローがちっちゃい頃になかったものは『自分の存在を認めてくれる人』じゃない?」
和泉「あぁ」
スーザン「自分の・・・自分を見てくれる人がいなかったんじゃない?」
アウトロー「・・・・・・」
完全に女性メンバーから見放された
アウトロー、メンバーの中で、まともにコミュニケーションできるのは、いまのところ
スーザンだけ?といっても、言葉に詰まるのではあるが。アウトローは、次第にいままでの自分に疑問を感じ、自信喪失に、、、
アウトローの日記“スーザンと話してると自分のSTYLEに疑問を感じる。絶対の自信を持ってたはずなのに・・・”
次に、ラブワゴンが到着したのは、メルクという街。公園にて、
スーザンと
ひさよんが一緒に、このときの
スーザン、ジャンバーの下は、半そで3枚。寒そうである。そこで、
MIEの話が出た瞬間、
スーザンは、涙でいっぱいになった。後悔しているのか、いまになって
MIEの気持ちに気づいたのか、整理し切れてないのか、かつての
ヒデと
かよの時(第246話「2文字の言葉が…」)の状況そっくりでせつなくなってくる。
翌日、
スーザンの風邪が悪化したのは言うまでもない。。。
翌日、厚手の服を持っていない
スーザンのためを思ってか、ドライバーが、とある場所へ
スーザンを連れて行く。そこに行くと、男性がいて、
男性「欲しければあげるよ」
スーザン「くれんの?フォーッ!」
なんと、厚手の服をもらうことができた。ここは、リサイクルボックスで、不要な衣類を回収し、必要な人にあげている。
スーザンが調子に乗って、複数の人から、服をもらっていると、
女性「ホームレスなのかしら?」
の一言。
翌日、ラブワゴンが、給油をしていると、
和泉の機嫌が悪い。それもそのはずで、
田上くんが
ゴキの肩を枕にして寝ていたから。しかし、
和泉と
アレック以外、全員寝ている状況を、
アレック“なんか『俺と和泉だけ起きてるぞぉ』みたいな感覚があって。おっなんかちょっとドキドキするなぁみたいな”
一方、
ひさよんにたいしては、
アレック“癒されるっちゅうか絶えずそういう『楽しさ』みたいなのを提供してくれそうな子がひさよんだなと思っていて”
アレック、おもしろい。。。
でも、翌日、
アレックの日記“女をおおいにふりまわし罪悪感を感じる”
いちおう、罪悪感はあるようだ。。。
※ 今週を持って、
晴彦くんがあいのり卒業となりました。また、来週の放送は、お休みです。