あいのり 第381話
「横綱争奪戦」
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今回の茶葉ねこによる鉄平の取り合いは、かつてのおまみタカノによるヒデの取り合い以上に盛り上がりを見せている。

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モンゴルの大草原を走るラブワゴン、途中、川に差し掛かり、立ち往生してしまった。しかし、どこからともかくトラクターがやってきて、ラブワゴンとドッキング、そのまま、川を渡ってしまった。このトラクター、500円ほどで川を渡してくれるトラクターであった。

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「ボートク」と呼ばれる、モンゴルの伝統料理を食べた翌日、メンバーは、馬に乗って丘まで出かける。鉄平が一人になっている隙をを見て、茶葉が、「鉄平行こう。」と声かけ、一緒になる。
30分後、気が付くと、ついてきたはずのねこの姿がなかった。どうも、一人遅れてしまっているらしい。気づいた、カルボナーラが、鉄平に、「鉄平、馬早いから行ってやれよ。」と言った。すると、鉄平は、「OK!」と言って、後戻りしようとした。それを見ていた、茶葉が、すがさず、「鉄平、行くよ。」と言って一緒にねこのもとに引き返した。
2時間後、遅れていたねこも一緒に丘に到着した。鉄平は、茶葉に、馬から下りられるか気遣う。

その夜、ねこが、スタッフ部屋へ。「(茶葉に対して、)危機感を持っているし、変わったことをして茶葉に差をつけないと。。。」

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そして、翌朝、それは、実行に移された。ねこは、鉄平を呼び出した。ねこは、どうやら、あの後、大急ぎで、鉄平に、ネックウォーマーを作ってあげたようだ。鉄平が試しに被ってみると、帽子としても使えそうだ。

鉄平ねこは、ゲルに戻る。早速、茶葉が、ネックウォーマーを発見する。鉄平は、あわてて、「丘のほうに行ったら、見つけて。」と嘘をつき、あたかも、茶葉には、拾ったものであるかのように思わせた。

スタッフ部屋にて、茶葉は、「ねこと鉄平が一緒にいたら、私だっていい気持ちはしない。」

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翌日、ドライバーの知り合いの牧場へ。ここでは、高級品のカシミヤが採れるヤギが飼育されていた。しかし、ドライバーいわく、「カシミヤヤギが増えるのは、砂漠化の原因となりよくない。」

カシミヤヤギと黄砂には、深い関係があるようだ。モンゴルが、社会主義から資本主義に変わり、利益が多いカシミヤヤギは、大量に飼育されるようになった。それによって、大量に草が食べられる事になった。その量はというと、東京ドーム1つ分に生える草を100匹のヤギならば、3日で、食い尽くす事が出来るそうである。それにより、土地が砂漠化し、黄砂が舞い上がると、日本も降り注ぎ、被害を受ける。

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メンバーは、首都の「ウランバートル」にやってきた。街を走っていると、日本の大相撲の看板が目立つ。モンゴルでは、大相撲が大ブームで、看板だけでなく、「大相撲スナック」などのグッズも販売されている。また、テレビ局は、場所中は、すべての放送局が生中継、その上、街のいたるところに、相撲道場があり、日本以上の盛り上がりを見せている。

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メンバーは、「ナラントールザハ市場」と言うウランバートルの台所と呼ばれる場所にやってきた。メンバーは、ここで買物を楽しむ事にした。
まず、ねこが、「鉄平...」と言って、鉄平を誘おうとするが、茶葉「鉄平行こう!」にかき消されてしまう。ねこカルボナーラが残されてしまい、カルボナーラは、気遣って、「ねこと付き合うよ。」と言ってくれたが、鉄平にしか眼中にないねこは、拒否。共に、一人で回る事になった。

一緒になった、茶葉鉄平、さりげない会話をしながら、買物を楽しむが、ふと、鉄平の腰のほうに目を向けると、さりげなく、茶葉が、鉄平の手を組み始めていた。

1時間後、メンバーが戻ってきた。しかし、茶葉鉄平は、まだ戻っていなかった。でも、しばらくして、ねこが、戻ってくる2人を発見した。ただ、その光景は、茶葉鉄平が仲良さそうに、手を組んでいるという、最も見たくないものであった。

さらに、帰りのラブワゴンでは、茶葉が、鉄平と、インターネットに関するさりげない会話を交わしながら、いつしか、そのまま、鉄平の肩を枕代わりに、すやすやとお休みモードに入った。

その夜、ねこは、「茶葉と鉄平がどんどん仲良くなっていくのを見てて、うらやましい。いつ、涙が出てくるか分からない。」

その頃、鉄平は、仕事に打ち込み、結局、2時間しか寝ることが出来なかった。

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翌日、ねこが、鉄平を呼び出した。ねこは、自分の悪いところを知りたかったのだが、ほとんど寝ていない鉄平は、頭が回らず、ねこの質問に全く答えることが出来なかった。言えたのは、「(ねこと)日本に帰っても仕事しかやらない。」と、「茶葉は気になる。」みたいな言葉だけであった。

その夜、スタッフは、鉄平に今の心境を聞く。「ねこが自分のことを気になってくれている事は感じていたが、茶葉も自分に対して、少し、気に入ってもらっている事をこの頃感じて、一方と話せば、一方を悲しませる。(仕事との両立も含め、)精神的に過酷。逃げ出したくなる。」

はたして、今後は、どうなるのか?

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あいのり #381

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