今回の
茶葉と
ねこによる
鉄平の取り合いは、かつての
おまみと
タカノによる
ヒデの取り合い以上に盛り上がりを見せている。
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モンゴルの大草原を走るラブワゴン、途中、川に差し掛かり、立ち往生してしまった。しかし、どこからともかくトラクターがやってきて、ラブワゴンとドッキング、そのまま、川を渡ってしまった。このトラクター、500円ほどで川を渡してくれるトラクターであった。
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「ボートク」と呼ばれる、モンゴルの伝統料理を食べた翌日、メンバーは、馬に乗って丘まで出かける。
鉄平が一人になっている隙をを見て、
茶葉が、
「鉄平行こう。」と声かけ、一緒になる。
30分後、気が付くと、ついてきたはずの
ねこの姿がなかった。どうも、一人遅れてしまっているらしい。気づいた、
カルボナーラが、
鉄平に、
「鉄平、馬早いから行ってやれよ。」と言った。すると、
鉄平は、
「OK!」と言って、後戻りしようとした。それを見ていた、
茶葉が、すがさず、
「鉄平、行くよ。」と言って一緒に
ねこのもとに引き返した。
2時間後、遅れていた
ねこも一緒に丘に到着した。
鉄平は、
茶葉に、馬から下りられるか気遣う。
その夜、
ねこが、
スタッフ部屋へ。
「(茶葉に対して、)危機感を持っているし、変わったことをして茶葉に差をつけないと。。。」
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そして、翌朝、それは、実行に移された。
ねこは、
鉄平を呼び出した。
ねこは、どうやら、あの後、大急ぎで、
鉄平に、ネックウォーマーを作ってあげたようだ。
鉄平が試しに被ってみると、帽子としても使えそうだ。
鉄平と
ねこは、ゲルに戻る。早速、
茶葉が、ネックウォーマーを発見する。
鉄平は、あわてて、
「丘のほうに行ったら、見つけて。」と嘘をつき、あたかも、
茶葉には、拾ったものであるかのように思わせた。
スタッフ部屋にて、
茶葉は、
「ねこと鉄平が一緒にいたら、私だっていい気持ちはしない。」
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翌日、
ドライバーの知り合いの牧場へ。ここでは、高級品のカシミヤが採れるヤギが飼育されていた。しかし、
ドライバーいわく、
「カシミヤヤギが増えるのは、砂漠化の原因となりよくない。」
カシミヤヤギと黄砂には、深い関係があるようだ。モンゴルが、社会主義から資本主義に変わり、利益が多いカシミヤヤギは、大量に飼育されるようになった。それによって、大量に草が食べられる事になった。その量はというと、東京ドーム1つ分に生える草を100匹のヤギならば、3日で、食い尽くす事が出来るそうである。それにより、土地が砂漠化し、黄砂が舞い上がると、日本も降り注ぎ、被害を受ける。
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メンバーは、首都の
「ウランバートル」にやってきた。街を走っていると、日本の大相撲の看板が目立つ。モンゴルでは、大相撲が大ブームで、看板だけでなく、
「大相撲スナック」などのグッズも販売されている。また、テレビ局は、場所中は、すべての放送局が生中継、その上、街のいたるところに、相撲道場があり、日本以上の盛り上がりを見せている。
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メンバーは、
「ナラントールザハ市場」と言うウランバートルの台所と呼ばれる場所にやってきた。メンバーは、ここで買物を楽しむ事にした。
まず、
ねこが、
「鉄平...」と言って、
鉄平を誘おうとするが、
茶葉の
「鉄平行こう!」にかき消されてしまう。
ねこと
カルボナーラが残されてしまい、
カルボナーラは、気遣って、
「ねこと付き合うよ。」と言ってくれたが、
鉄平にしか眼中にない
ねこは、拒否。共に、一人で回る事になった。
一緒になった、
茶葉と
鉄平、さりげない会話をしながら、買物を楽しむが、ふと、
鉄平の腰のほうに目を向けると、さりげなく、
茶葉が、
鉄平の手を組み始めていた。
1時間後、メンバーが戻ってきた。しかし、
茶葉と
鉄平は、まだ戻っていなかった。でも、しばらくして、
ねこが、戻ってくる2人を発見した。ただ、その光景は、
茶葉と
鉄平が仲良さそうに、手を組んでいるという、最も見たくないものであった。
さらに、帰りのラブワゴンでは、
茶葉が、
鉄平と、インターネットに関するさりげない会話を交わしながら、いつしか、そのまま、
鉄平の肩を枕代わりに、すやすやとお休みモードに入った。
その夜、
ねこは、
「茶葉と鉄平がどんどん仲良くなっていくのを見てて、うらやましい。いつ、涙が出てくるか分からない。」
その頃、
鉄平は、仕事に打ち込み、結局、2時間しか寝ることが出来なかった。
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翌日、
ねこが、
鉄平を呼び出した。
ねこは、自分の悪いところを知りたかったのだが、ほとんど寝ていない
鉄平は、頭が回らず、
ねこの質問に全く答えることが出来なかった。言えたのは、
「(ねこと)日本に帰っても仕事しかやらない。」と、
「茶葉は気になる。」みたいな言葉だけであった。
その夜、
スタッフは、
鉄平に今の心境を聞く。
「ねこが自分のことを気になってくれている事は感じていたが、茶葉も自分に対して、少し、気に入ってもらっている事をこの頃感じて、一方と話せば、一方を悲しませる。(仕事との両立も含め、)精神的に過酷。逃げ出したくなる。」
はたして、今後は、どうなるのか?
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