あいのり 第388話
「そんなの関係ねぇ」
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メンバーがやってきたのは、「エルベ渓谷」、ドイツのグランドキャニオンと呼ばれるこの場所で、と、宮くんが一緒になる。は、最近、宮くんが元気が無いので、気にしていた。
宮くんいわく、「男子メンバーの中でちょっと浮いているじゃん。話すのも下手だし、みんなの輪の中に入っていくのも苦手な感じで男っぽくないな。」、それを聞いたは、「宮くんは、良いところいっぱい持っているから大丈夫。」と励ました。

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翌日、ラブワゴンは、「ブレーメン」へ。「ブレーメンの音楽隊」の舞台になった街で、いたるところに音楽隊のオブジェがある。
翌日、メンバーは、ブレーメンの街に繰り出した。この日も、リョウカルボナーラが2人きりになり、Remiに、「気持ち悪い。」と思われる。

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翌日、ラブワゴン車内では、Remiは、リョウ以外、寝ている様子であった。Remiとの貴重な時間と判断したリョウは、寝ることなしに、Remiと会話をすることにした。しかし、2人が寝ていると思っていた、カルボナーラは、実は、起きていて、2人の楽しそうに会話しているところを聞いてしまった。カルボナーラは、「Remiを楽しませたいが、リョウのほうが楽しませられるじゃないか。」と、Remiに自信をなくしてしまった。

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翌日、街を散歩中に、リョウRemiの2人が、カルボナーラが次第に遅れていくのに気がついた。どんどん遅れていくカルボナーラに、リョウRemiの2人は、気を遣うようになった。
そんなことは知らず、前を歩くほかのメンバーは、歌ったりして楽しそうに先を急いでしまっていた。当然、カルボナーラに気を遣う様子はなかった。リョウRemiは、カルボナーラと一緒に歩き、気遣った。
しかし、その後、カルボナーラは、リョウと別れ、再び一人に。やがて、街には、カルボナーラの心情を表すかのように冷たい雨が降り始めた。カルボナーラは、決意した。「終わりにしよう。」と。

そんな様子に、スタッフのADも気がついた。ADも大学には進学しておらず、カルボナーラと立場が似ていた。大学の話に付いていけない、「大学コンプレックス」を持っていた。2人は、話をしていくうちに、Remiをあきらめようとしていた、カルボナーラであったが、自身は、ただ、Remiから逃げていただけと気づく。

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その日の夕方、カルボナーラは、「すべてをリョウに託す。」と言い残して、ラブワゴンへ。Remiに告白するために、チケットをもらった。
チケットを受け取ったカルボナーラは、リョウの元へ。「リョウとこんなに仲良くなれるとは思っていなかった。」と別れの言葉を言った。しかし、リョウは、カルボナーラがなぜ、こんなことを言ってきたのか、気づかなかった。

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あいのり #388

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