あいのり 第389話
「男祭り」
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Remiへの告白を決意したカルボナーラは、Remiがやってくるのをひたすら待つ。その表情は、すごく緊張しているようであった。

カルボナーラは、Remiに、「渡したいものがある。」と言って、目を閉じてもらった。Remiが、カルボナーラに、「いいよ。」と言われて、目を開けると、そこには、チケットがあった。

カルボナーラは、まず、「それが答えです。」と、結論を先に言う。Remiは、「マジで。」と、驚いた様子であった。
カルボナーラいわく、「第一印象から、ずっと想っていたが、自分が高校中退、対して、Remiが大学生と言うこともあり、勝手に、(Remiといることが、)無理と決め付け、弱気になっていたが、思い返したら、そんなの関係ない、何でこんな小さなことで悩んでいたんだろうと思った。尊敬できる相手は、Remiだと思った。」
そして、カルボナーラは、「Remiの事が、めっちゃ好きです。」と言って、その場を離れた。

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深夜、リョウを含むメンバーに、カルボナーラが、Remiに告白したことが伝えられた。リョウは、混乱のあまり、スタッフのADを呼んだ。しかし、ADが口にしたのは、カルボナーラが、Remiに告白した事実のみであった。
その時、リョウは、「(カルボナーラが、)むかつく。」と言いながらも、時折、涙を見せていた。

1時間後、落ち着いた、リョウは、スタッフ部屋へ。
リョウいわく、「雰囲気は醸し出していたけど(告白ではなく)リタイアと思っていた。正直、(今は、)告白する気は無い。行方を見守ります。」

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運命の朝、「聖ペトリ大聖堂」の前で、カルボナーラが、Remiを待つ。待っている最中、カルボナーラが涙を見せているところを、クロが気づく。すると、隣にいた、が、「がんばれ。」と言った。

しばらくすると、Remiがやって来た。カルボナーラの、「眠れた?」と言う問いに、Remiは、「眠れた。」と答える。一方、カルボナーラは、全然眠れなかったようである。

Remiが出した答えは、「カルボナーラと一緒の時間が一番楽しかったけど、友達としてしか見ることが出来ない。」と、一緒に日本に帰る事を拒んだ。
リョウは、安堵の表情を浮かべつつも、親友となった、カルボナーラのことを考えると、すぐに涙を浮かべた。

カルボナーラとの別れの時、リョウは、思った。「あいつは今日まで、オレに勝たせてくれなかった。」

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メンバーと別れた、カルボナーラは、<b「自分磨きをします。」と、今までお世話になった、スタッフのADに言った。その後、ADに感謝の言葉を言った後、帰国の途へついた。
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あいのり #389

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