あいのり 第392話
「エスコート」
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メンバーは、この日、ホテルとして利用されている古城に泊まる事にした。宿泊料金は、4人部屋で1人138ユーロと決して安いものではなかったが、クロが、「赤字になったら、ラブワゴンに泊まろう。」と言うことで古城ホテルに泊まることとなった。

客室には、立派なお姫様ベッド、メンバーは、そこに寝る人をじゃんけんで決めることにした。負けてしまったは、メイド用ベッドで寝ることになってしまった。

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翌日、リョウが、Remiを誘った。リョウは、Remiに、最近、恋愛に動きがあるか聞くが、「まだ、あいのりでは(恋愛に動きは)ないね。」と恋愛していない様子であった。
スタッフは、Remiに、恋愛観について質問する。Remiいわく、「恋愛については、冷めているというか、サバサバしていると言われる。なぜ、みんな(恋愛に)熱くなっているんだろう。」と思ったりする。

翌日、リョウは、Remiのことで、こともあろうか、聖二に相談を持ちかける。しかし、聖二の元カノの未練たらたら話しに終始し、相談にもならなかった。さらに、聖二は、泣き出してしまった。

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翌日、の、「(あぶないから)やめたほうがいい。」と言う忠告を無視し、メンバーは、古城で遊び始めた。すると、案の定、宮くんが転倒してしまう。それを見ていた、は、宮くんの傷の手当を行った。

翌日、宮くんを呼び出した。宮くんは、人が好きになると、どのような感覚になるか分からなかった。すると、は、「目で追っちゃったりとか。」と答えた。
そういえば、最近、宮くんは、しきりに、の目を追っているような気がしないでもない。

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翌日、ラブワゴン車内では、先日の事件以降、勘違いをしているダニーが一緒になる。ダニーは、「ここ(右足)を揉むと気持ちいいと思うよ。」と言って、1時間ほど、揉み続けた。

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翌日、この日は、Remiの誕生日、メンバーは、Remiへのへの誕生日プレゼントとして、イベントを企画していた。宮くんを除く5人は、「Remiのバースデーコール」と称して、クロ主導でダンスを披露する。宮くんとは言うと、隅っこで、バースデーケーキにろうそくを点す作業を行っていた。ろうそくはなかなか点かず、Remiにケーキを差し出したときには、火は全部消えてしまっていた。でも、Remiは、とても幸せそうだった。

しかし、翌日、Remiに異変が起きる。Remiが目をしきりに痛がっていた。は、「コンタクト外しなよ。」と言うが、目が見えなくなる不安から、Remiは、コンタクトを外さなかった。リョウが、Remiの目を見ると、「ひどいわ。」の一言。Remiの目は、真っ赤に充血していた。

結局、Remiの目は、夕食時にも戻らず、一人で休むことになり、夕食は、リョウに届けてもらう。

翌々日になってもRemiの目は回復せず、スタッフの判断で受診のため、病院に連れて行くことになった。医師によると、「コンタクトレンズから、目に雑菌が入ったことで、炎症を起こしている。」とのこと。そのまま、直るまで休養することになった。

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翌日から、Remiのいない6人で旅をすることになったが、行った先の温泉プールでも、食事のときも、リョウの表情は、浮かなかった。
「親指の恋」が普通であった、リョウにとって、Remiと離れ離れになるのは辛いものであった。

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Remiがいなくなってから5日後、メンバーは、ドライバーの友人のペンションに足を運んだ。そんな時、視線の先には、サングラスをかけた、沢尻エリカ風の女性がやってきた。よくよく見ると、それは、Remiであった。あまりにも早い回復に、リョウは、「もうだいじなの?」Remiに聞いた。

翌日、ペンションにて、作業の手伝いをすることになった。Remiの病気が治ってご機嫌なリョウは、続けざまに失態をおかしてしまう。まず、Remiの足の上に、のこぎりを落としてしまう。のこぎりの刃が足に刺さったRemiは、「痛い」を連呼する。次いで、「組体操」と称して、Remiを逆立ちにしていたリョウが、誤って手を離してしまい、「脳天クイ打ち」をさせてしまった。Remiいわく「ひどすぎ。」

その夜、失態続きのリョウは、Remiに呼び出されていた。Remiは、「(昨日までいらだっていたのに、)今日は1日楽しすぎた。」と言った。

深夜、リョウは、スタッフに、「Remiに対して、ちょっと自信がついてきた。絶対にカップルになって帰るぞ。」と気合満点であったが、スタッフには、「相変わらず軽いな。」と言われていた。

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あいのり #392

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