あいのり 第396話
「3つのing」
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メンバーがやっていたのは、チェコの首都「プラハ」。街の中心部を走るラブワゴン内では、ドライバーシュテパーンに恋をしてしまったクロが、運転中にもかかわらず、シュテパーンの髪の毛を抜こうとしていた。

そして、こっそりと髪の毛を失敬する。シュテパーンは、特に痛がることも無く、(にやけていたが)まったく気づいていない様子(?)であった。
取った髪の毛は、がいつもかいでいる様に、においをかいだ後、懐へ。クロいわく、「食べちゃいたい。」

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夜、メンバーは、チェコの民族舞踊を行っている場所へ。「ポルカ」と呼ばれる民族舞踊に挑戦したのは、クロシュテパーンシュテパーンいわく、「踊れないよ。」、無論、クロ「センスが無い。」と言われるほど下手くそであった。しかし、クロにとっては、「夢のようなひと時であった。」と言う。

深夜、クロは、スタッフに、「(シュテパーンに)告白しますよ。チェコに残ってもいい。」と言う。

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翌日、メンバーは、路上で人形劇を行っているおじさんを発見する。チェコは、人形劇が盛んなようで、子供たちも喜んで見入っていた。は、人形劇に興味があるようで、「やりたいな。」と言うと、教えてもらえることになった。
おじさんの自宅に行くと、マリオネットのコレクションがたくさん、このおじさん、マリオネットのコレクターでもあった。

夕方、すっかり人形劇のとりこになった、宮くんは、マリオネットを動かしながら会話をする。
それがなかなか様になっていた。このとき、「日本に帰ってからのこと。」を話していた。宮くんは、帰ったら、保育士の資格の勉強をすると言う。それを聞いたは、「夢に向かってがんばる、宮くんを応援したい。」と思った。

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翌朝、聖二は、「どんなに(元カノを忘れようと、)他に行こうとしても、(心の中に元カノが)いるんですよ。」と、いまだに元カノの事が忘れられない。この日、聖二は、ラブワゴンの後に貼ってある今まで行った国の国旗シールを見ていた、よっこのところに行った。サッカー好きの聖二は、2人にサッカークイズを一方的に行うが、女性2人は、全くわからない、と言うより、興味が無い。

元カノをいまだに忘れられない、ついていけないマニアトークの連発で心配になったスタッフ聖二を呼んだ。
プロデューサー(女性)いわく、「もうちょっと会話のレベルを下げ(マニアっぽくない会話で)ないと、(女性メンバーは、)会話についていけない。」また、「まだ、元カノの事、引きずっているね。忘れちゃいなさいよ。」

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ラブワゴン車内で、よっこが、恋が発展するのに必要なことを話す。よっこいわく、「3つのing、フィーリング、タイミング、ハプニングが必要。」と言う。聖二は、よっこの言葉を真剣に聞き入っていた。

翌日、大雨で視界が悪いところを走るラブワゴン、そのときハプニングが、シュテパーンが急ブレーキをかけた。そのとき、font color="blue">聖二は、の手を取り、倒れないように守っていた。

翌朝、聖二は、を誘い、「この人を見ていくから。」と何のいさかいもなくいきなりと向き合う宣言をする。
翌日も、誠二は、と共に行動をする。聖二は、「バッグ持ちますよ。」と言って、接近しようとするが、は、「(持たなくて)いいよ。」いやしそうな雰囲気、それでも、のバッグを強引に持つ。

その後は、宮くんも合流し、10分ずつ分けて2ショットタイム。宮くんは、3分も多く会話をしていたが、聖二は、に何も会話できず、10分持たなかった。

その日の夕方、聖二は、何故か泣いていた。聖二は、に、好きでもないのに、元カノのことを忘れようとしたいばっかりに、気持ちをごまかしてまで好きになろうとしていた。聖二は、に申し訳ないことをしたと後悔していた。

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あいのり #396

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