メンバーがやってきたのは、チェコの温泉街
「カルロヴィ・ヴァリ」、日本の草津市と姉妹都市である。ここでの温泉は、体を温めるものではなく、口に含んで楽しむものであった。チェコの人々は、ちいさなマグカップを手に、温泉めぐりを楽しんでいる。
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翌日、ラブワゴンにて、
シュテパーンが、
クロにりんごをプレゼントする。この前のミサンガのお返しだと思ったハイテンションの
クロは、そのまま、りんごを食べてしまった。
しかし、その後、ラブワゴンは、途中で止まってしまい、
シュテパーンが、
「チェコの旅は、ここで終わりです。」と、ここが国境であることを告げる。誰もがびっくりしたが、一番びっくりしたのは、
クロであった。
クロは、突然、
シュテパーンとの別れを受け入れなければならなかった。それは、
シュテパーンに彼女がいるから。
スタッフからの
「大丈夫」の声かけに、
クロは、
「(シュテパーンに)彼女がいるから大丈夫です。先の旅をがんばります。」と、
シュテパーンとの想いを打ち明けることもなく、心の奥にしまったまま、次の国へと行くことになった。
そして、あいのり84カ国目は、
「スロバキア共和国」。スロバキアの
ドライバーは、彼女募集中。
クロいわく、
「(あまりにも、シュテパーンと雰囲気が違いすぎて、)光を失った感じ。」
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メンバーが最初にやってきたのは、首都
「ブラチスラバ」。この日、
聖二と
よっこが2人になる。なかなか会話にならない
聖二が取り出したものは、
「折り紙」。どうも、
聖二が暇しているときに行っている趣味らしい。まず、出てきたのは、
「花」、そして、
「かぶと」、さらに、
「金魚」、
「風車」、
「せみ」と全部で5個も出てきた。しかし、ただそれだけで、
聖二は、何も会話せずに撤収する。一見すると、何がしたかったんだろうと思うが、
よっこの反応はなぜか良く、
「部屋で(折り紙を)折っている姿を想像したら、かわいいなと思った。」
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翌日、ラブワゴンの車内には、ハラペコのメンバーが、ここ何日も食べていない雰囲気であった。3日前、金庫番の
ダニーが、夕食に金をかけすぎて、大赤字を出していたのである。そのため、赤字を埋めるために、メンバー全員で断食せざるを得なかったのである。
そして、翌日、事件が起きる。久々にレストランに昼食をとりに行くと、
宮くんの様子がおかしい。どうも、気分が悪くなったのではなく、男性メンバーと何かあったようだ。
それは、
聖二が、折り紙をした日にさかのぼる。
聖二がはさみを探していて、
海にどこにあるか聞いた。すると、
「宮くんのかばんの中。」という返事が返ってきた。ここで、
宮くんに一言言えばよかったのだが、こっそり、
宮くんのかばんを開けて、はさみを探していた。すると、
ダニーが、
宮くんのかばんの中にチョコレートがあるのを見つけ、
「チョコレートがあるよ。」と言ったその瞬間、3人でそのチョコレートを失敬してしまったのだと言う。しかも、そのチョコレートは、ブレーメンでドイツの思い出として買ったものであった。さらに、一緒に入っていた、わかめスープの粉を3人で分けて、粉のまま、やはり、失敬していたことも発覚した。
男性メンバー3人は、
桃に散々、油を絞られた。
宮くんは、その間、外でひたすら、泣いていた。
食事後、3人は、
宮くんの元に謝りに行った。
宮くんが泣いていたのは、チョコレートやわかめスープが食べられたことではなく、風邪でダウンしたときにもらった、
桃からのはがきが見られていないか不安であったからであった。それを見られていないことに安心した
宮くんは、3人を許すことにした。
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スロバキアの旅は短く、今回で終わり。メンバーは、次の国へ行くため、一旦、日本に一時帰国した。しかし、ここで、残念なことが起きた。
ダニーが、リタイアしたのである。視聴者に理由を明かさないままに。。。ただし、これだけは言えるらしい。リタイアの原因が、チョコレートやわかめスープとは、無関係であると言うことは。。。
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