あいのり 第399話
「パンツの恋」
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メンバーが次に向かった国は、あいのり85カ国目、チョコレートの原料のカカオの産地としても有名な「ガーナ共和国」

ラブワゴンで空港から10分、頭にたくさんの商品を乗っけている物売りのおばさんから、焼き鳥のようなものを売りつけられる。メンバーが食べてみると、とてもおいしい。本当は何だろうと疑問に思っていると、ドライバーが、「これは、グラスカッターという巨大ネズミの姿焼を串刺しにしたもの。」と説明する。メンバー、唖然。。。

その後、ラブワゴンは、首都「アクラ」へ、ここで、メンバーは、一泊300円という安宿に泊まる。しかし、この安宿は、トイレまで徒歩1分、風呂のお湯は蛇口はあるが壊れていて出ない。(かわりに雨水を貯めたタンクがそばに置いてある。)といったひどいものであった。ほとんどのメンバーは、雨水で風呂に入れず、持っていたペットボトルの水で洗顔をした。しかし、そんな水でも風呂に入れる人が、聖二、2人いた。

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翌日、新メンバーの合流の日。30分ほど走ると、男性新メンバーがいた。
こーすけ、22歳、千葉県出身。
そして、この人、自己紹介をするや否や、突然、ズボンを脱ぎだし、パンツを見せ始めた。実は、こーすけは、男性用パンツショップの店長、自らもパンツのデザインを手掛けている。

そして、こーすけがラブワゴンに入ると、さっそく、質問タイムが始まる。質問は、「好きな芸能人は?」。すると、こーすけは、「鈴木紗理奈。」と答える。ここで、クロの中で何かが感じるものが。クロは、「鈴木紗理奈が好きというのも珍しいね。」と言った。

その後、スタッフ部屋でクロいわく、「好きな芸能人が鈴木紗理奈と言っていて、(何か感じるものがあった。)なんだろ、沢尻エリカと言われるよりはよかった。気が合うような気がする。」

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近くの村で、宮くんが一緒になる。ここで行ったのは、心理テスト。それは、これから言う4つのアイテムに、3人のあいのりメンバーを合わせるもの。4つのアイテムは、ネックレス、カバン、イヤリング、ブーツであった。ちょっと悩んだ末、宮くんは、は、ネックレス、よっこは、ブーツ、クロは、イヤリングと選んだ。そして、は、微笑みながら、「ブーツは苦手な人、イヤリングは、自分のことが好きな人、そして、ネックレスは、恋人にしたい人。」と言った。は、実は、宮くんの気持ちを知っているかのような意味ありげな心理テストに、宮くんは、思わず、むせてしまった。

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続いて、聖二クロが2人に。聖二の恋愛状況を聞き出すと、聖二は、「いる。」と答えた。しかし、「自信がない。」と言った。

その後、聖二は、想いを寄せる、よっこと2人になる。しばらくして、近くで現地人同士、けんかが始まってしまった。すぐに警察まで駆けつけるという危険な状況となったため、2人は、離れに避難することに。その際、聖二は、よっこをしっかりと手をつないでエスコートする。

そんな姿を見て、スタッフは、あることに気がついた。未練の象徴である元カノからのプレゼントの時計をいまだつけていた。
未練がなくなったら捨てるなどして手放すのが普通のはずだが、聖二は、よっこ「捨てて。」と言うまで持ち続けるという。

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この日、メンバーは、海で乗馬を楽しむことにしたのだが、ここで、事故が起きてしまう。始めて30分後、宮くんの乗った馬が、こーすけの乗った馬に前蹴り、その拍子に、こーすけの手の甲に蹄が直撃し、刺さって出血してしまった。あわてて、メンバーやスタッフがタオルを持ち寄り応急処置をするが、こーすけは、そのまま、病院へ搬送、病名は、打撲裂傷。4針縫って、しばらく、離脱することになってしまった。

6人になったラブワゴン車内で、クロが沈んでいた。そんな姿を見た聖二は、クロに、「お見舞いに行って来い。」と1人でこーすけのもとに行くことを勧めた。

その夜、クロは、こーすけのもとへと向かった。ここで、クロは、手を水につけられないこーすけの入浴を介助することにした。洗髪しながら、「かゆいところある?」の一言。クロいわく、「おかあさんになった気分。」だった。入浴後は、清拭も行い、クロいわく、「今は、メンバー1、きれいだよ。」。さらに、クロは、はいていたパンツも洗濯することにした。

クロは、お礼に、こーすけから、パンツをもらった。

いまのクロシュテパーンへの未練は何もなかった。。。

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あいのり #399

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