あいのり 第401話
「尽くす男」
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メンバーは、乗り物のような物を売っているお店を発見したので立ち寄ってみる。そこには、車やビール瓶、飛行機や魚の形をしたベッドのようなものがあった。メンバーは、早速、中に入って、寝心地を味わうが、店員いわく、「ここにあるのは、すべて棺桶です。」。実は、ガーナでは、死後、楽しく暮らせるようにと、生前好きだったのを棺桶にする習慣があるという。

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その日の午後、クロとパンツ店長のこーすけが2人になる。クロは、こーすけに最近の恋愛を聞いてみる。こーすけは、まだ、恋愛というところまではいってなさそうだが、「どうせ来たのだから、(カップルになって、)帰りたいね。」と言った。クロが、「こーすけがきてくれて、超楽しくなった。」と言うと、こーすけは、「本当に。」と言っていた。

2人が、楽しそうに話しているとき、それを映すカメラマンは、あらぬところにカメラを向けていた。最近、活動が目立っている、「秋葉原のローアングラーさん」のように、クロの股間をアップで映していた。そして、映った先は、先日、こーすけがけがで離脱した時に、お見舞いのお礼としてもらったパンツを履いている姿であった。
クロもそれに気づいたのか、話題は、パンツの話になる。クロいわく、「ちらっと見えても、いやらしくない。」でも、その後、クロは、「(こーすけの)パンツの下に、自分のパンツを履いてるし。」と言って、世の男性視聴者をがっかりさせていたが。。。
こーすけは、「バカじゃないの。」とあきれていた。

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翌日、ラブワゴンの車内では、よっこ聖二のとなりでうとうと眠っていた。聖二もそれを横目で見ていた。5分後に非常事態(?)が発生、よっこ聖二のほうを向き、聖二もうとうとし始め、いつ、お互いの唇が接してもおかしくない、愛し合ったような雰囲気になった。聖二は、あせりまくっていた。

その後、聖二は、よっこを海岸まで連れ出し、「岩に登ろう。」と言った。聖二の目的は、「手をつなぐこと。」先日の暴動事件以来、聖二は、よっこの手の感触が忘れられないのである。まさに、手の感触を引きずっていた。そして、聖二は、手つなぎ作戦を実行に移した。
そして、岩を登っている最中に、見事、手をつなぐことに成功し、再び、よっこの手の感触を味わえた。
しかし、よっこは、高所恐怖症で登るのも大変だった。

夜、聖二は、スタジオの久本ウエンツ今田に向けて、「結婚式は、良い席を用意します。」と結婚宣言をする。

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次に、メンバーがやってきたのは、「アパム」という漁村。ここで、泊まることになるホテルは、いかにもやばい雰囲気、メンバーいわく、「廃墟。」。実は、このホテル、イギリス植民地時代、奴隷の収容所だった建物だそうだ。

メンバーが泊まるのは、当時、看守の詰め所だった部屋、メンバーいわく、「ただのお化け屋敷じゃん。」電気はなく、夜になれば、真っ暗だろう。料金は、1泊200円。水は、井戸から汲む必要があるが、この井戸は、奴隷が拷問の時に入らされていたもので、いつ、貞子さんのような亡霊が出てきてもおかしくない。聖二は、冷や汗をかく、シャツをぱたばたさせる。

夜になると、やはり、ホテルは、真っ暗になった。は、先ほどから、異様な空気を感じていた。メンバーは、部屋の中にはいられず、外で寄り添うようにして夜を明かす。メンバーが、「風呂に入りたい。」ということで、クロは、「みんなで水着になって浴びよう。」と言う。ただし、水浴びに使う水は、あの井戸水しかないが。。。

水は、宮くんが持ってくることになった。水を汲んでいると、がやってきた。「行ける?」が言うと、宮くんは、「うん、行ける。」と言った。そして、メンバーは、水浴びを開始した。宮くんは、に頭を洗ってもらった。宮くんの部屋からは、歌を歌う声が。しかし、とのひとときを喜んでいたのではなく、右からくる何かを左に受け流しているようだった。

翌日、ラブワゴンの車内では、昨日の話、こーすけいわく、「昨日は、アフリカの子供たちに右手を引っ張られて、1人が斧で自分の腕を切る夢を見た。」と言う。この子供は、奴隷の子供だろうか? 奴隷の報復とも思えるこの夢に、メンバーは、みな、「怖い。」の一言だった。

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よせばいいのに、メンバーは、再び、好奇心からか、同じホテルに泊まることにした。
午後11時、番組ADがホテルの夜の風景を撮影していた。そして、あの井戸に差し掛かった時、ADは、肩を誰かに引っ張られるような感覚を覚え、そのまま、倒れてしまった。奴隷の呪いだろうか? 体もだんだん冷たくなり、呼吸も困難になったため、ADは、病院に運ばれることに、原因も分からず、そのまま入院することになった。しかし、2日後、無事に退院した。

あのホテルには、未だに、奴隷の亡霊が住み着いているのだろう。

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翌日、「探検に行こう。」と、聖二は、よっこを再び誘った。30分後、山道のようなところへ着く。聖二の目的は、再び、手をつなぐこと。2人は、山道を登り始め、再び、手をつなぐことに成功した。
そして、翌日も、聖二は、よっこを誘った。しかし、ひたすら尽くす聖二に、よっこは、前に付き合っていた元彼と重ねていた。「前に付き合っていた人と一緒なんですよ。」

実は、元彼、結婚まで考えていたが、次第に束縛が激しくなってきた。いつ、誰と何を食べたかまでチェックをされ、別れたという。

その後、また、聖二は、よっこを誘ってきたが、よっこは、距離を置くため、すこし、聖二とは、離れようと思った。

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あいのり #401
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余談だけど、冒頭の、こーすけの女装姿、可愛かったよ。そのまま、渋谷や原宿歩いても全然大丈夫だよ。。。

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