あいのり 第242話
「何かが動き出す!」
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あいのり #242

本日は、夜明け前にメンバー出発。深い森の中へと入って行く。
かよ「ねぇ!何あれ!すっげーいっぱいいる!」
瀬里葉「凄〜い!」
イッチー「うわ〜凄い!」
ここは、「ナクル湖国立公園」すっげーいっぱいいた、鳥は、フラミンゴの大群、100万羽。

ここでは、イッチーが、ヒデを呼び出す。
ヒデ「どういう画を撮ればいいの?イッチー」
イッチーが、かよとの2ショットを撮ってもらいたいのだという。
イッチー「イエ〜イ!」
“カシャ”(カメラの音)
イッチー「何やねん!」
ヒデ「撮った!撮った!」
イッチー「お前!」
ヒデ「入ってたよな」
イッチー「全然俺向いてない気がしないでもないが・・・」
写真は撮れたものの、イッチーの予感どおり、イッチーの姿は写っていなかった。。。
かよも半分。

翌日、ラブワゴンでは、ヒデが、かよの隣に。
ヒデ「ンンッンンッあーあーうぇーうぇーヴェー」
かよ「汚な・・・。目、合わせないもん!さっきから、アハッ、チラッと合わせて戻んなよ!フフッ」
ヒデ「何?あんま見ないで。恥ずかしいじゃない。」
やはり緊張でまともに顔を見れない、ヒデを察したのか、かよは、ヒデの顔を覗き込む。
ヒデ「嫌だー」
かよ「面白〜い」
ヒデ、ますます緊張。恥ずかしがる。
ヒデ“ダメだ。照れてしまう。かよの目は大きすぎる”

翌日、メンバーは、巨大なバオバブの木(※1)を見つける。その木には、1個だけ実がある。実は、ラムネのような味がしてとてもおいしいらしい。 そこで、メンバーは、バオバブの実を採ろうとしたが、同あがいても採れない。
すると、
地元のお兄さん「ハハハ、それじゃダメだ!ほら!どけどけ!」
地元のお兄さんが登場。華麗な手つき(?)でとろうとするが、あれ、命中させる場所が違うぞ。
メンバー「あっ危ない!」
ほどなくして、遠くから何かが割れる音が。
メンバー「あぁ。やっちゃったー。」
メンバー、すぐさま逃走。

※ (※1):(参考) バオバブ ( 最後の巨樹たち )

その日の午後、瀬里葉と、ヒデが2人に。
瀬里葉「ワゴンとかでも隣座ればいいのにー、とかも思っちゃったりもするしー」
ヒデ「ちょっ待って、だっ誰の隣?」
瀬里葉「かよ・・・」
ヒデ「何でだよ!ちょっとえ?え?ちょっと待って、えー何で?何で?」
瀬里葉「あれ?かよじゃないの?」
ヒデ「えーちょっと待っ・・・えー」
ヒデ瀬里葉に意中の相手を悟られる。

その頃、イッチーと、かよが将来について語る。
かよ「この年になるとさこうあいのりで仮にカップルになって帰っても帰ってから色々あるじゃん」
イッチー「うん」
かよ「もし、あの2人みたいにさ、19(才)なら、まぁある程度で決めて帰っても何となくうまくいきそうだけど。うちらの年だったら結婚とかさ」 イッチー「うんうん、いやホンマなーそこはホンマに、自分のそのこの先だってそうやし・・・て言うか全部が全部考えたら『うわー』ってなって『うわ〜訳分らん!』みたいになって。で、結局何か日々の生活に追われるみたいな・・・」

その夜、夕食時、ヒデが10分遅刻。
このことは、翌日、イッチーに注意されることになる。それを見ていたかよは。
かよ“ヒデはかわいい。でもメンバーの中で恋愛対象には唯一かすりもしない”

ケニアの大地を西へ向かうラブワゴンで、裕くんが、おーせにきれいといってしまったばかりにイジメられる突っ込まれる。
裕くん「あっおーせ凄いキレイだよ」 おーせ「うそ、ありがとう、ちゃんと目を見て言えよ!お前!Gackt意識?」
それを聞いた裕くんは、
裕くんの日記“ガクト意識はしてない。歌は好きだけど”

ラブワゴンが首都ナイロビに着いた翌日、ドライバーが、おーせを連れてとある場所へ。ここは、ケニアナンバー1とされている占い師の館。

占いといえば、いままでにも何人かのメンバーが犠牲になり、散々なことを言われてきた。
まず1人目は、スペインにて、関ちゃんが犠牲になった、「野菜の歯形占い」(第56話)。
2人目は、エクアドルにて、なっちゃんが犠牲になった、「媚薬ぶっかけ占い」(第88話)。
3人目は、キューバにて、ゆき姉が犠牲になった、「蜂蜜塗りたくり占い」(第101話)
4人目は、同じくキューバにて、芳ちゃんが犠牲になった、「牛乳ぶっかけ占い」(第101話)
5人目は、マレーシアにて、ボクサーが犠牲になった、「ベロンベロン占い」(第186話)
今回は、何をされるのか。

怪しい薬品や道具が並べられている部屋の中で、占い師は呪文を唱え始め、捕まえたハトをおーせのヅラの上へ。すると、突然、占い師の携帯電話に1通のメールが。おーせにメールの内容を言う。
占い師「あなたの恋愛は困難が待ち受けているかもしれません。愛はあなたから逃げ去るでしょう。」
神のお告げがメールで受信されるらしい。。。

その日の午後、おーせのツッコミがハード。
おーせ「ヒデは結構なんか、今、何か発情期って感じ!何か穴があったら○○○○!みたいな」
この一言で、ラブワゴン車内は、エロエロモードに。話題は、「ヒデが行ったというちょっとHなお店」
ヒデ「家の近くにある『触りパーク』っていう・・・とこに・・・」
おーせ「それでヒデは野獣になっちゃったんだ!」
ヒデ「で、2回目は4ヶ月くらい前に先輩と一緒に『癒したガール』っていう、癒したがーる。瀬里葉がもうこっち向いてくれない、瀬里葉がもうこっち向いてくれない!」
瀬里葉、ドン引き。

翌日、おーせの話題についていけず、自信をなくしていた、瀬里葉と、イッチーが2人に。
イッチー「でもおーせからしたらおーせに持ってない部分をお前が持ってるし、かよからしたら持ってない部分をお前が持ってるし、そんなん皆そうやって。周りと比べて自分に劣等感みたいなの感じる部分があるかもしれんけど、いいと思う部分をどんどん吸収していい女になったらいいんちゃう?」
瀬里葉「うん、うーん」
イッチー「そんな感じでどう?」
瀬里葉「う〜ん、分った・・・う〜ん、えヘヘ」
そして、
瀬里葉“イッチーの側にいると凄い落ち着ける。イッチーのこと凄く気になる”

昼間、イッチーと、font color="red">かよが2人に。
イッチー「期限とかあんの?聞いたらあかんのかな?あんの?」
かよ「ふふ」
イッチー「あるんや」
かよ「ふふ」
イッチー「あと一週間?」
かよ「ううん」
イッチー「あと一ヶ月?」
かよ「フフフッ」

その日の夜、ヒデが、イッチーを呼び出す。昼間に、イッチーが、かよに話していたと言う。「旅の期限」と言うのが気になっていたらしい。
イッチー「マジで?裕くんは何も言ってなかったの?別にそれで。」
ヒデ「裕くん・・・裕くんは言葉で言ってないんだけど何かそれっぽい、何か文字で書いて、そういう事書いて。」
イッチー「フフフフ」
ヒデ「いや本当に!ウソじゃないよ本当。」
イッチー「でも、確かにその時聞いた時点ではその、まあ一ヶ月っていうジェスチャーをしたような気がしないでもない・・・」
ヒデは、かよに旅の期限があることを知る。

翌日、「旅の期限」があることを知ったヒデが、かよ誘う。
ヒデ「あら、本当はイッチーと話したかったかしら?」
かよ「ハハハッ、いえいえ」
ヒデ「私は役不足かしら?」
かよ「いえいえ、全然、全然」
かよは、恋愛のきっかけがつかめず、悩んでいる様子であったが、乾燥する唇を気にするかよを見てヒデは、
かよ「何か恥ずかしいんですけど」
ヒデ「口に入んないかな?」
かよ「ありがとうございます。」
ヒデ「触っちゃだめ!」
かよ「うん」
ヒデ「ちょっと白いけど、歯磨き粉って言えばみんな大丈夫。誰にも分かんない。」
かよ「大丈夫?」
ヒデ「アハハ、オロナイン効くから、アハハハ」
かよ「ありがとう」

その夜、スタッフの部屋で、かよが、
かよ「ヒデにこう『あっ』とか言ってオロナイン出されて唇にオロナイン塗られたんですよ。何か急にヒデがこう見て何か急に塗られてこっちがビックリしちゃったよーみたいな。こっちがドキみたいな。やられたーみたいな・・・うん・・・」
かよ“何かが動き出したようでうれしくなった”
思わぬところで、かよの恋が始まった。。。
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