あいのり 第241話
「夢を現実にしたいから…」
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あいのり #241

キリマンジャロとを登頂したメンバー5人。しばし、山頂の風景を満喫する。
じゅん平「何やろう。何やろう。いやーどう?」
かよ「下りたくねー」
じゅん平「ハハハ」
かよ「もったいない」

そして、下山。降りは、一気に1日で下山する。そして、メンバーは麓へと向かう。
途中、高山病で強制下山したヒデが合流。
かよ「ただいま!」
じゅん平「ただいま!」
ヒデ「お疲れさんお帰り。皆頂上行けた?」
じゅん平「一応何とか行けた」
ヒデ「マジで?スゲーおめでとう」
かよ「調子治ったの?」
ヒデ「調子は、調子は・・・いやムシの良い高山病でこっち下りてきたら大分良くなって」

そして、7時間後、メンバーは、麓へ。
じゅん平「あ(出発地点が)見えてもうた」
ヒデ「おーいや懐かしい。皆でジャンプしよう」
かよ「やる?やる?」
ヒデ「制覇してない人が若干1人いるけどキリマンジャロ制覇!みたいな」

その後、メンバーには、沼っちの容態が告げられる。すると、裕くんは、沼っちの休むホテルへ向かった。

沼っち「すごいさすが。最悪だよ私登れなかった」
裕くん「一緒に登るって言ったやん」
沼っち「アハハ・・・」
裕くん「約束したじゃん。ごめんホンマ。あそこ(頂上)まで行けたのはずっと一緒に居てくれた沼っちのおかげやったし」
沼っち「フフッありがとう。いや本当本当ありがとう。嬉しい嬉しいマジで」
裕くん「リタイアしちゃったっていう事を聞いて。あーじゃあ頑張んなきゃってなんか尚更思って。その・・・うん想いが山を登らせてくれました」 沼っち「ありがとうございます。登ってくれて」
裕くんのお見舞いにうれしさを隠せない沼っち。山頂告白がかなわなかった、沼っちにとって、想いを伝えるのは、ここが最後のチャンス。そして、
沼っち「自分・・・話があって。あの・・・聞いて欲しいんだけど。この旅に来る時に一つ目標があって自分に。今まで他人に告白した事がなくて。自分が好きなんだって想える人が出来たら自分から告白出来たらいいなって。それを目標に登ったのね」
裕くん「うん」
沼っち「で結果途中で下りなきゃいけなくなっちゃったけど、この国に来て自分の中でこの人だっていうのがもう決まってて。マラウイとタンザニアって来て裕くんがすごい成長してる・・・見てて分かるから。男らしさとか優しさとかに気付いて何かついて行きたいなってすごい思った。告白するって決めてからずっと裕くんの事しか考えてなくて夢やっぱ見るんだよね。すごい・・・ずっと考えてると。夢の中ではすごいカップルになって帰ってるの勝手に。夢を現実にしたいなと思うし。やっぱ何より・・・何かチューしたいなとか思って。でここに・・・あのバッグの中にずっとこれだけを頂上に持っていこうと思って。あの日本まで一緒に帰りましょう。明日返事を聞かせて下さい」
裕くん「オス」
沼っち「オス」

沼っちから告白を受けた、裕くん
裕くん“凄く複雑。沼っちの事、好きだけど・・・”
そして、裕くんに告白した、沼っちは。
沼っち「結果はやっぱり分からないんですけど。でも1人で帰ったら・・・って考えたんですけど。1人で帰ったら飛行機とかで多分ハイジャックとかでもしようかなみたいな。そん位の勢いで日本に帰りたくないですね逆に。キスして帰ります。キスしたいです」
やはり、ちょっと微妙のような気がする。。。
そして、運命の朝。
沼っち「おはよう、寝れた?」
裕くん「少し」
沼っち「昨日は疲れてるのに話しを聞いてくれて有難う。私は本当に裕くんが好き。一緒に日本に帰って欲しい。裕くんの返事をきかせてください」
裕くんの返事は。
裕くん「僕の気持ちを言います。沼っちとはマラウイからずっと一番長い間一緒にいて、色んな事経験して僕は沼っちと2人で居る時が一番色々な事に頑張れたって思ってます。沼っちは飾らなくても十分十二分に魅力的な女の子やと思います。沼っちの気持ちっていうのは凄く凄く嬉しくて、女の子が告白するなんてさ。凄く勇気のいる事で、キリマンジャロでの沼っちの頑張りも見てきたし凄い勇気をもらって。でもそれは旅の仲間であるとか、友達、親友、そういう思いっていうのが強くて、それ以上の想いっていうのは持つ事が出来ませんでした。・・・ごめんなさい」
やはり、友達・親友以上にはなれなかったよう。残念です。

沼っちと別れて2日後、ラブワゴンは、国境に到着。メンバーはラブワゴンを降車。ここで、瀬里葉は、ラブワゴンの天井に頭をぶつけるが、イッチーがかばう。
そして、ドライバーと別れ、徒歩で国境を目指す。

そして、あいのり52カ国目は、ケニア共和国。アフリカ観光の玄関口と呼ばれているそうである。ほどなくして、メンバーはラブワゴンを発見。ケニアのドライバーは、ブラウンさん44歳。

その後、ラブワゴン車内で、ヒデかよが隣同士に、ヒデは、第236話で使用した、裕くんのパペットを取り出して、
ヒデ「君、綺麗だね」
一方、かよはキリンの人形で
かよ「よく首がスラッとしてるって言われるけど」
ヒデ「君、優越感を感じないかい?僕のような醜いブタを見て。僕のような人はダメかい?」
かよ「フフッフフッ」
かよに一目ぼれしている、ヒデは、
ヒデ“恋愛対象としてみられてないのがいたい。僕に勝ち目はないでしょう”
しかし、ナレーションは、
しかしここケニアにはあのヨン様もビックリのラブストーリーがヒデを待っていた・・・。
この意味は?いったい。。。

翌日、沼っちに代わる、新メンバーが合流。しばらくラブワゴンを走らせると、新メンバーが、
イッチー「え外人?外人?アレ何?チアリーダー?」
イッチーが驚くほどの、奇抜な新メンバーが登場。早速、メンバーが降りてみると、
新メンバー「こんにちは。沖縄から来ました近藤大瀬です。おーせって呼んでください。あとヅラなのでヅラがずれてたら教えてください。」
決して、素顔がかわいいわけではないが、ヅラと持ち前の明るさと、鋭いツッコミでカバーしている。おーせは、合流早々、ラブワゴンに乗り込む前、ツッコミを開始する。 まずは、イッチー
イッチー「イッチーです」
おーせ「リッチー?」
イッチー「イッチー」
おーせ「金持ちなの?」
イッチー「リじゃなくてイやから。ちゃんと覚えといてな」
おーせ「OK!OK!」
一文字違いで金持ちと間違えられる。続いて、裕くん
裕くん「裕くんです」
おーせ「裕くん?裕くんチビッコみたいだね。裕くんよろしくお願いします」
特に、ツッコミなし、というか興味なし。続いて、ヒデ
おーせ「ヒデ?なんちゃってヒデだね。パクリ芸人?」
ヒデ日記“うすうすは感づいていましたが僕はパクリです”
いきなり、言われてしまった。さらに、そのとき、ヒデの目には、おーせのおへそが目に入ってしまった。それに気づいたおーせは、
おーせ「お前、半ボッキしてんなよ!」
これが、一番おもしろいツッコミでした。最後に、じゅん平
じゅん平「あっじゅん平です」
おーせ「宜しくお願いします」
あれ、なにも突っ込まない。しかし、おーせのあいのり参加の志望動機のひとつは、じゅん平に憧れていたから。であったのである。なので、その後、ラブワゴン車内では、おーせによるじゅん平に関する質問が殺到する。はたして、じゅん平とは、うまくいくのだろうか?

その夜、スタッフの部屋にヒデが、
ヒデ「・・・まぁ、決して、半ボッキはした覚えはないんですけどもそういう風に彼女に言われたって事は心の中できっと自分に対して半ボッキしていたんじゃないかっていう・・・スゥ〜」
相当、ショックを受けていたようである。。。
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