あいのり 第244話
「恋する26歳」
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あいのり #244

メンバーは、ナイロビの動物園へ。猿を見るなり、
おーせ「何?こいつ!超カワイイ超カワイイ」 ヒデ「カ〜ワイイなー、モンキー!」 おーせ「サル?」 ブラウン「このサルの母親はライオンに殺されてしまったんです。」 かよ「ライオンに殺されたって?」
実は、ここは、親を亡くした野生動物が保護し、自然に帰す手助けをしている場所らしい。施設にはほかにも、チータなどもいる。

園内を回ることにしたメンバー、今回は、かよのほうから、ヒデを誘う。ダチョウのところへ行き、えさをあげながら、
ヒデ「ダチョウとか見るのマジ初めてなんだけど、マジ嬉しいんだけど。マジ・・・怖え〜。ひひぃ〜ひひ・・・プルプルプルプル ハハハ。」
ヒデ「ホラ、26歳だよ。」
かよ「20歳だよ、まだ。」
ヒデ「ある、ある程度のピークは・・・フフフ、迎えた動物だよ、なんつって。」
かよ「何て?ヒデ今何て言った?」
ヒデ「うそうそ。違う、一番いい時。一番いい時ね。」
かよ「てことは、帰る頃にはもう終わってんの?」
ヒデ「違う2年位はもつよ。」
かよ「2年?2年しかもたないの?」
ヒデ「そうそうそう。今、一番綺麗な時だよ。」
そして、この日の日記。
ヒデの日記“相当調子がいい。かよともまるでクラスメイトの様ではないか”
かよの日記“いつのまにかヒデのこと好きになっていた。はじめは恋愛対象外だったのに自分でもビックリしてしまう。ヒデのピュアさにすごくほれて気持ちがめちゃめちゃ高まっている”

帰り道、かよと、ヒデがじゃんけん、負けたかよは、ヒデの背中に乗っておんぶ。
かよの日記“ボディータッチ自然に出来た。ドキドキしてはずかしかった”

翌日、近くの湖へ。湖の魚を食べさせてくれるレストランで、淡水魚を食べることに。じゅん平は、淡水魚嫌いと言っていたが、いざ食べてみると、猫のようにむしゃむしゃ。
1時間後、食べ過ぎたらしく、ラブワゴンに1人、座り込んだまま。そこに、じゅん平に憧れる、おーせが、
おーせ 「熱とかないの?かわいそうなじゅん平 。」
おーせ 「私、寝言で他の女の名前言われたの3回位あるよ。凄いよ、何か『イクちゃーん』とか言って。『何?イクちゃんって?』みたいな。で、何かおーせ 普段携帯チェックとかしないの、絶対。けどこうやってチェックすると何か、イクちゃん専用のホルダーとかあるさー」
おーせ 「何かエッチしてて、何か『ナオちゃんこの前のやってよ』とか言って、聞き間違えたのかなと思ったの。私あんたとやるの初めてだけど、みたいな。ふふふ」
じゅん平、さらに悪化。

翌日、メンバーは、ボーリング場に。ペアは、じゃんけんで決めることに、その結果、裕くんは、かよヒデは、瀬里葉を選ぶ。じゅん平は、おーせとおもいきや、ドライバーを選ぶ。おーせ、逆ギレ。

その夜、おーせが、スタッフの部屋へ。小牧ディレクター(以降、マッキー)と会話し、
おーせ 「だからちょっとさぁマッキーから言いなよ!何かー」
マッキー「(じゅん平 を)呼び出せば?」
おーせ 「自分から言えないもん!だって。おーせ が出来ない事だってあるんだからそういう時はマッキーが助けるさー」
マッキー「それは心の底から言ってんの?」
おーせ 「そーだよ、何かマッキーディレクターなんだから。もっと話を面白くなるように何か仕組んでよ!だからさーちょっとさーマッキーが仕組みなよ何か〜『さっきおーせ の部屋、プリクラ見に行ったら結構かわいかったぜ〜』とか・・・」
マッキー「何でお前の言う通りに俺がやらなきゃいけないんだよ」
おーせ 「いいじゃんよー!!『お前(プリクラ)見たいんだったら誘えばいいじゃん』とか言えばいいじゃん」
マッキー「出来るかな、そういう事?」
おーせ 「出来るよ!何か1回、何かそういうのがあれば次から呼び出しやすいじゃん何か。」
マッキー「・・・」
マッキーに裏工作を依頼。

翌日、高台でランチを取り、そのごみすてをヒデが行う。その隙に、イッチーかよが一緒になる。
イッチー「お前どうなん?お姉さんしてるけど。相変わらず。」
かよ「お兄さんしてんじゃん。イッチーだってずっと。」
イッチー「でもホンマにみんな(男性陣)ムラがある奴らで、まぁ裕くんもょっと、独自の世界を持っちゃって。ヒデはヒデでな、アイツは自由にさせてあげるのが今は一番いいんやろうし。でも、そういう意味では、別に自分は自分っていうのはしっかり持ってるからみんな。前進してるかどうか分からんけど、変化はしてるよ。」
かよ「うん。ヒデ、ね、変わったから良い、良くなったね。」
イッチー「あ、ホンマに?」
かよ「ね、良くなったよね。」
かよに一目ぼれをしている、ヒデは、
ヒデ「いいなあの場所。行かれちまったな」
そして、イッチーが好きな、瀬里葉は、
瀬里葉の日記“私にはイッチーがかよを好きな様に見える。だから好きの一歩手前の気持ちで鍵を掛けます”
心を閉ざしてしまう。

翌日、訪れた、「グレートリフトバレー」の土産屋にて、ヒデかよが2人に。
かよ「これ荷物入んなくなったら風呂敷になるよね?」
ヒデ「うん、なるなる。あー似合う、カワイイ」
土産屋のお兄さん「彼女は君のガールフレンドかい?」
かよ「YES」
土産屋のお兄さん「やっぱり彼女なんだ。じゃあ彼が旦那なんだね?」
かよ「うん!Husband!(旦那様)」
ヒデ「英語分からんと困るな・・・ま、いっか。」
ヒデには、全然意味がわからなかったと思うが、土産屋のお兄さんには、夫婦に見えたんだろう。。。

その日の午後、「マガディ湖」へ。湖に入れると聞き、メンバーは、水着に。おーせは、今回、初水着。上は、「パッド3枚入り」で、下は、「ひもパン」のセクシー(?)さ。
男性メンバー「何それは紐引っ張れっていうこと?」
おーせ 「ちがっ、引っ張んないでホントに!下はいてないから!」

湖に入ったからと言って、泳げるわけではない。実は、ここは、温泉だったのである。温泉を満喫していると、ヒデが、イッチーと、かよが2人で、湯につかる姿を見てしまう。

温泉からの帰り、かよが、ラブワゴンのカップル写真を見ながら、
かよ「イッチーだったらどうやって写真撮る?」
イッチー「何かみんな普通やね。」
かよ「この四角にどう納まるかだよね。」
イッチー「お姫様抱っこいいな、でもな。」
かよ「ん?」
イッチー「お姫様抱っこ。」
かよ「あー。え、かよとイッチーだったら、かよがイッチー抱っこするの?」
イッチー「そうやね。」
かよ「そうだよね。」
イッチー「ハハハ。でもこういうのは普通がいいんかもね。こういう感じのやつがね。」
かよ「こう、こうやっぱ、こうなってんのがいいね。こう、ね。」
イッチー「こう・・・よしよしみたいな」
かよ「こんなんね」
かよは、ただ、ヒデとのカップル写真をどうするか、イッチーに聞いていただけだと思うけど、これを見た、ヒデはどう思ったかな。
かよの日記“ラブワゴンにヒデとの写真残したいな”
その夜、ヒデが、かよを誘う。
ヒデ「恋を、してる?してるならドキンちゃんって言って。してないなら、バイキンマンって言って。どっちにも当てはまらないんだったら、食パンマンって。」
かよは、
かよ「ドキンちゃん。」
ヒデは、かよが恋してるとだけ確認。ただし、紙芝居をした人ではないし、踊っていた人でもない。残りは2人だが、それは、あえて聞かなかった。しかし、これが、大変な誤解を招くことになる。
ヒデ「スゥーうーん・・・ヒデコンピュータがンンッ えー んー示したのはかよはイッチーが好きだというハッキリとしたデータでしたね。」
そして、
ヒデ「でも、かよの事は好きじゃないです。」
ヒデの日記“せつないけどイッチーを好きなかよを応援したい”

その頃、かよは。
かよの日記“ヒデが「かよの好きな人は?」と聞いてきたときかよのこと思ってくれていると感じた。もっとアピールしなくては。私のあいのりの旅はあと7日・・・”
かよも、大変な誤解をしてしまっていることになる。そういえば、前に「旅の期限」なんて話題が出たな、「あと7日」ってもしかして。。。 これは、大変なことになりそうだ。。。
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