あいのり 第253話
「好きじゃない」
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ラブワゴンがこの日、訪れたのは、「リンベ海岸」ヒデが、じゅん平をまねて、バック転に挑戦するが、3回で失敗。また、じゅん平おーせが童心に帰って砂遊びをするが、じゅん平が砂山を倒してしまう。

おーせ「あっあっほらね。じゅん平が動かしたから壊れちゃった」
と、おーせ、かわいい表情をみせる。

昼食のレストランでは、じゅん平が強引にりこの隣をゲットするが、ヘタレ3兄弟の天敵袋ローが割り込む。

袋ロー「無理して食わなくていいからね」
その後、じゅん平がギャグをかますが、失敗。
じゅん平「フリーターって名前かっこいいね。ストーカーみたいだね」
りこ「フフ」
袋ロー「でも大丈夫。ツボに入った」

その日の夕方、じゅん平りこを誘う。話題は、「プライド」

じゅん平「何かね自分をすぐ作っちゃうんだ。クールな自分でいようとしたりとかダサい自分を見せたくないって思ってそれが逆にダサいんだろうけど。そうやって何か格好悪い所を見せないっていう格好つけてるのがダサいんだろうけど」
りこ「ある日仕事とかしていて私は自分が正しいって思ったから『それはこうじゃないですか?』みたいな事を『私のプライドが許さないんです』みたいな事を言っちゃったのね。したらその職場の人に『あんたのプライドって何?』って言われて『へっ?』って思ってプライドって誇れるって意味でしょ。だから一人前になってもさ、勉強ってしていかなきゃいけない事なのに美容師って。まだ全然何もできない自分がプライドとか言ってすっごい恥ずかしくってあぁそうだなって思った。プライドって時には捨てなきゃいけないしでも時には持っていなきゃいけないものだよね」

カメルーンの小学生とサッカーをして、惨敗した日の夜、袋ロースタッフ部屋に。

袋ロー「単純にソルトは結構目合うんですよ。」
ディレクター「幸せだな」
袋ロー「ホントですって。何か常に俺見られてるなみたいな感はあるんですよね」
袋ローの日記“攻めの袋ロー、いっちょソルトと本気モードでバトルかな”
と、かなりご機嫌な袋ローは、翌朝、ラブワゴンにて、ソルトの隣をゲット、耳元で歌を歌い、おもいっきり、ソルトだけでなくおーせにもキモがれる。

翌日、ヘタレ3兄弟によるヘタレ卒業式が執り行われる。ヘタレ3兄弟がヘタレをやめ、強い男になる誓いの儀式である。その中で3人は、卒業の歌として「仰げば尊し」を歌った後、誓いの言葉を言う。
ヒデ(こけた後)「俺は真の男になるぞ〜!」
じゅん平「俺は負けね〜ぞ〜!」
裕くん(2回やり直した後)「強い男になるぞ〜!」
さいごに「ヘタレ卒業するぞ〜!」

ラブワゴンは、次なる街「バフサン」に到着。昼食後、店のおばさんから「民族衣装を着てみないか?」という声かけがあったので、女性メンバーは、ラフルなバメレケ族の民族衣装とターバンを着てみることに。
おーせ、ターバンのしたにやはりヅラ着用。意外にかわいい。
ソルト、民族衣装とターバンがおそろいで整っている。
りこ、やはり、民族衣装をきてもよく似合っていてかわいい。じゅん平いわく「妖精のよう」。まさしくその通り。笑顔もとてもかわいい。

全員が着終わったところで、男性メンバーによるBEST衣装投票が行われる。
袋ローは、ソルト裕くんは、りこに一票。
次は、じゅん平ソルトはありえなさそうなので、りこおーせに投票。本当は妖精りこに投票したいところであるが、おーせに投票しないと、あとあとおーせの機嫌が悪くなりそう。しかもおーせにはまだ一票も入っていない。 結局、りこに一票。おーせの表情が暗い。
ヒデは、そんな状況を気にしてか、おーせに一票。りこが二票、その他一票でりこが勝利。
じゅん平に投票してもらえなかったおーせは、ぶち切れ状態。

その夜、怪事件が勃発。見知らぬ日本人がスタッフルームに乱入。しかし、よく見ると、おーせ - ( ヅラ + 化粧 ) であった。そして、その席で、衝撃発言。

おーせ「おーせもう何か別にじゅん平の事を好きじゃないから」
あまりにも衝撃的であったので、真相を探るため、ほかのメンバーにも聞き込みを行う。
Bくん(男性)「おーせは限界よろしくで何かもうそろそろじゅん平本気モードに入ってきてるような」
Hくん(男性)「じゅん平を好きなはずなのにどうしてあそこまで否定するのかなっていう」
Yくん(男性)「おーせはじゅん平だと思うんですよ」
Sさん(女性)「おーせはでも多分好きやと思うんですけど」
Rさん(女性)「おーせは多分なんか強がってるんじゃないかなって」
と、じゅん平嫌い発言を否定。しかし、本人は、
おーせ「一回も何かちゃんとおーせ、じゅん平の事好きって日記に書いた事ない。いつも何か好きなのかな?とか好きかも?とかそんなのばっかで・・・」
気持ちをごまかし始めていた。。。

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