あいのり 第267話
「想いのままの言葉たちを・・・」
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この日、メンバーは、エジプトの首都、「カイロ」に到着。「ギザの三大ピラミッド」を見学する。このピラミッド、奴隷によって作られたと思っていたが、実は、ナイル川が氾濫し耕作地を流され、仕事をなくした農民たちを雇って作ったと言う説もあると言う。
そんな中、袋ローがひとりになる。

袋ロー“念願のピラミッド!!死ぬ前に一度は見たかった。マジ感動”
袋ローは、3歳のときに離婚したため、いままで父親がいない生活をしてきた。なので、自分が結婚して、親父になることで親父を知ろうとあいのりに参加していた。

翌々日、メンバーは、自炊のため、市場に買出しに行くことに、買い物を終えた、袋ローおーせが一緒に他のメンバーを待つが、袋ローの機嫌が悪い。しかし、おーせは、何で機嫌が悪いのか分からずじまいであった。

おーせは、Hをしたことは、幾度となくあるが、告白をしたことは23年間、一度も無い。理由は、好きであればあるほど、断られたときのショックが大きいから。
おーせの恋愛パターンは、まず、相手の男性に優しくして、キスやHをするなどしていい雰囲気を作る。そして、相手に告白をさせる。なので、自分が告白する必要はなかった。しかし、あいのりの場合、自分が告白しないと始まらない。いままでのおーせの恋愛パターンとは全然違かった。

翌日、ラブワゴン内では、おまみ袋ローが相変わらず、ギャグの特訓中。今日は、「美少女仮面ポワトリン」のねた。
おまみの元彼もすごいバカをやっていたので、通じるものがあるようだ。

おまみ“前の彼もすごいバカをやって袋ローみたいにずーっとやってる人でそういうのでは袋ローと似てるかも”

ヒデがラクダに噛まれて痛い思いをした翌日、公園で袋ローおまみが一緒になり、「時流」の話題になる。この詩は、もともと旅の詩であることをおまみに告げると、おまみは、「以前に好きな人がいたという事だよね。あれすごい良い詩だったしすごい共感した。」と、元彼のことがあった、おまみは、共感する。
深夜、おまみは、スタッフに、袋ローが気になると告げる。

翌日のラブワゴン内、起きているのは、おーせだけ。袋ローへの告白が気になって仕方が無い。

3時間後、きのこみたいな岩の前でラブワゴンは止まる。通称「白砂漠」と呼んでいるらしい。ここで、おーせは、ヒデを誘う。
ヒデは、「こう言うときに、袋ローと過ごさなくていいの?」と聞く。おーせは、「弱音吐ける人がいなくて、不安。」と言う。すると、ヒデは、

ヒデ「おーせがいつも袋ローのそばにいてくれてるのは袋ロー自身もすごい嬉しいと思ってるし。寂しがりやだからこそいつも気にかけてくれるのは凄い、嬉しいと思う。あいつはね。あいつも口下手だから色々何も言わないと思うし。おーせがさ、寝る前とかに考えてる、その人のことを考えてることとかさ、その人に対する気持ちとかさ。そういうなんかくすぐったい気持ちをさ何も考えないで素直に言ったらいいんじゃない?目見てさ。お前が、その人に対する最初に思った気持ちをちょっとずつ大きくしながら今まで来たわけじゃないですか。その気持ちをその相手にもですね。渡せたらその気持ちを。もうそりゃハッピーですよ。考えないで思いのままの言葉たちを想いのままに・・・言え」
と、告白を勧める。

翌日、おーせは、袋ローに告白するため、ラブワゴンへ、チケットを受け取った。

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