あいのり 第268話
「すべてだった・・・」
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おーせの人生初の告白が始まる。

おーせ「何かね前時流の事聞いたでしょ?何か、時流はさ、忘れられないみたいな感じだったじゃん。で、何かもうバカ落ちてよりにもよってソルトとか。何かもうこいつは無理だと思ったの。だけど、何か、おーせにも忘れられない人っているの。だけど、記憶の中に残ってるっていうだけで、大切な人じゃないの。何かね、別に、何かソルトの事忘れられなくたって別にいいよ。そんな袋ローもおーせは大好きなの。今おーせにとって超大切なのは袋ローでこの先とかもずっと一緒にいて超はしゃいだりとかして超いっぱい思いで作りたいとか。だからね、だからなの。だけどだけど何か・・・わかんない。けど袋ローの事大好きだよ!だからだから日本でも一緒にはしゃぎたいから一緒に日本に帰ってください。じゃあチケット・・・はい、袋ロー、こっち。おーせ知ってる言葉少なくて、ちゃんと気持ちが伝わったかわかんないけど、おーせ本当に袋ローの事大好きだから。袋ローじゃなきゃ嫌なの。おーせは。だから袋ローもちゃんと考えてね。」
告白を聞いた、袋ローは、「ちゃんと考える。」と一言。まさか、おーせから告白されるとは思っていなかったようである。

運命の朝、
おーせは、袋ローに最後のお願いを言う。

おーせ「おーせは何か袋ローのやる事がすごいすごいどんどんどんどん愛おしくなってた。袋ローの事を、本当に・・・大好き。・・・泣かない・・・もう泣かないって決めたんだけど・・・何か・・・袋ローと3カ国まわってすごい袋ローの良いとことかいっぱい知っちゃったから袋ローがいない生活とか考えられなくて・・・一緒に日本に帰ってください。」
袋ローの答えは、
袋ロー「ま、ちょっと真面目にホント言うから聞いて欲しいんだけど。前にも正直おーせに話したけど、最初に好きになったのはソルトだった。ソルトの事は好きだったんだけど、気付くのが遅くて、自分でも信じらんないくらい、マジ、エジプトの一番最初の方とかも、何か心に引っ掛かるものとか、やっぱ取れなくて・・・。でも最初それを救ってくれたのは、おまみだった。二人っきりで歌ってもらった時もあってすげぇ日に日に元気になっていって。おまみに感謝してる。告白する・・・この旅で告白するって事は、すげー勇気のある事で俺がおーせにソルトの事が好きだったって言ってもすっげーそんな事聞いても俺に告白してくるって本当すげーなって思った。う〜ん・・・何かすっげーマジでホントに、何か・・・なん・・・心に響いて。もう、おーせの告白が俺の全てだった。おーせに出会えた事を一番に感謝してる。俺は、おーせが大好きだから。ちゃんと立って。立って聞いてよ」
おーせは、感激のあまり、立っていられなくなった。
袋ローは、「キスするところくらい笑いたい。」と言う。すると、おーせは、「何か笑えることして。」と言う。袋ローにしてみれば、散々おまみと特訓しているはずで、笑わせることはたやすいはずだ。袋ローは、「真実のラブゲッチュー!」としゃれを言ってそのままキスへ。
あいのり、34組目のカップル、おーせ袋ローが誕生した。

おーせ袋ローが別れたラブワゴン、エジプトの旅はここで終了。空港にて衝撃発言が、

スタッフ「え〜、次の国ですがアラビア半島に行きます。中東です。」
イラクのこともありメンバー不安に。しかし、そんな不安もよそに飛行機は次なる国へと飛び立った。

5時間後、飛行機は、無事に降り立った。あいのり57カ国目は、「オマーン王国」イラクではなくてよかった。しかし、イラクとは1,300kmほどしか離れていない。

昼食後、新メンバーと合流する。
10分ほど走ると、女性新メンバーが、
なまえは、タカノ。新潟県出身、受付嬢。
しかし、この女性メンバー、オーディションのときに気になる発言をしていた。

タカノ「あの、告白、自分から5回した事あるんですけど5連敗なんですよ」
なんと、告白5連敗中。いったいなぜだろうか?

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