あいのり 第333話
「崖っぷち」
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今週から主題歌が「超特急」(ゆず)から「My LOVE」(川嶋あい)に変更となりました。あまり情報が無かったため新人だと思っていたのでびっくりです。川嶋あい「あいのり」の主題歌を歌ったのは、 「明日への扉」(I WiSH)以来4年ぶりです。
当時は、川嶋あい本人がI WiSHのことを隠して活動していたときで、うちのサイトでも、川嶋あいのファンコーナーをやっていたばっかりに「あいのり」が取り上げられなかったり、 I WiSHのファンサイトをなまえを変えて運営していたりしていましたのがなつかしいです。

さて、今週は、3週間ぶりの「あいのり」となりました。

ラブワゴンは、ポーランドの首都、「ワルシャワ」に到着。この都市は、第二次世界大戦中に市街地の9割が破壊されたが、市民の努力によって細部にいたるまで戦前の姿に復元されたそうである。

メンバーは、そんなワルシャワの公園に到着。そこで、目が半目な無気味な像を発見。しかし、よく見て見ると、かの有名なショパンの像であることが分かる。
その後、メンバーは、ショパンの生家を訪ねる。ここでは、生家に備えられたスピーカーから名曲である「別れの曲」を聞くことが出来る。それを聞いたタチは、結婚まで考えていた元カノのことが脳裏に浮かんできた。
この国で旅は終了と決めているタチは、ここで、ラストスパートをかけようとする。

その夜、タチは、思いを寄せているじゅん子を呼び出す。タチは、じゅん子を好きになりすぎていて、本人の前では言葉が出ない。しかし、タチちゃきのことが好きだと思っているじゅん子は、「恋できるまでのところまで行けるだけでもすごいと思う」といかにもタチの相手がじゅん子ではないかのようなことを話してしまう。
そこで、タチは、思い切って、じゅん子に自身の恋愛はどうなのかを聞いてみる。しかし、タチにとっては思いがけない返事が返ってきた。
じゅん子「う〜ん なかなか う〜ん なんか恋愛しにくくなってるっていうか」

あまりにも後ろ向きな発言に、タチは、かなりへこむ。

翌日、資金節約のためメンバーは自炊をすることに。そこでがんばっていたのは、植っきちゃき。一緒にカレー作りに専念する。ちゃきに向かって、「カレーに(ダシ取りのために)ちゃきの靴下を入れよう。」なんて、冗談も飛び出すくらい、カップルさながらの仲良さそうにしているのが印象的である。終いには、一緒に「森へ行きましょう。」を歌いながら楽しそうに作りつづける。
そして、これをきっかけに植っきは、ちゃきに対して、ある想いがよぎる。
植っき“ちゃきは何か自然と会話が出て来るような子そこはえらい大きいと思います デートするならこんな感じかなとか ちゃきが好きですね”


翌日、ラブワゴンでは、疲れか、ほぼ全員が爆睡。その中で、三ちゃん のとなりのちゃきが偶然なのかワザとなのか知らないが、三ちゃんの肩を枕にしてすやすやお休み中。
ほどなくして、三ちゃんが気づく。気づいた瞬間。三ちゃん、固まる。当然、三ちゃん、女の子が自分の肩を枕にして寝ている状況を目の当たりにしたのは初めてだろう。三ちゃんは、目がさえたのにもかかわらず、ちゃきの顔をまったく見ることは出来なかった。。。

3時間後、ラブワゴンは、「トルン」。ここには、歩道に、ちょっとかわったプレートがある。ドライバーによると、この形は、「カタジンキ」というビスケットの形らしい。この形に関しては、とある伝説があるらしい。

昔々貧しい青年とお金持ちの娘が恋に落ちました。
しかし、身分が違う者同士の恋は許されなかった時代のこと。
実るはずのない娘への想いを胸に青年は王様にあるお菓子を献上しました。
それは2人の気持ちが永遠につながることを願い2つのハートとリングが形どられたビスケット。
すると青年の強い想いに感銘を受けた王様は2人の結婚を許すことに。
そのお菓子は娘の名前から「カタジンキ」と名づけられ好きな異性への贈り物として今もこの街に伝わっているのです。
 


そこで、タチがそのビスケットを作ってみることにした。じゅん子にプレゼントするために。完成した、カタジンキには、2人の頭文字である「T」「J」もつけた。

その夜、タチがひとりラブワゴンへ。じゅん子に告白するために。
告白場所は、港町「グダニスク」じゅん子タチの下にやってくる。まず、グダニスクのきれいな景色を堪能した後、明日で旅を終わらせると決意したタチの告白が始まる。
タチは、突然立ち上がり、市民の目前で、
タチ「グダニスクのみなさ〜ん 僕は〜じゅん子のことが大好きで〜す!じゅん子のことが大好きでーす!大好きでーす!」

これには、じゅん子もびっくり。その後、タチも号泣。ハンカチをじゅん子から貰って涙を拭くことに。その後、チケットと、先ほど作ったカタジンキを渡す。

告白後、じゅん子は、
じゅん子の日記“明日で帰国って聞いてびっくりした 告白を聞いてもっとびっくりした”
じゅん子“(タチを)もうちょっと長く見たかったっていうのもあるし 中途半端で付き合いたくないんで”
じゅん子の日記“タチにどんな顔してお別れが言えるだろう”

と思いながら、チケットをじっと見つめていた。

一方、タチは、グダグダだった。なぜなら、自分のチケットをじゅん子に誤って渡していたから。

さて、告白の結果は、どうなるのか?


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