あいのり 第335話
「よせばいいのに・・・」
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タチじゅん子と別れたラブワゴンは、港へ。ここで、ポーランドの旅は、終了するようである。今回は、飛行機ではなく、船で次の国に移動する。

降り立った、あいのり71カ国目の国は、「スウェーデン王国」。メンバーは、早速、近くのレストランで食事を摂ることになる。この国からは、三ちゃんが、「いただきます係」となって、食事開始の合図を行う。しかし、メンバーからは、「暗いぞ。」の一言。食事も、三ちゃんには、ちょっと合わなかったようである。


食事後、ラブワゴンは、次の目的地へと進む。ここでは、ちゃき植っきが隣り合わせになるが、黒松職人の嫁探しの植っきにとっては、心の強い女性と日本に帰らなければならないのであるが、ちゃきは、三ちゃんをいじめから救ったと言うところから、まじめで強いイメージがある。しかしながら、ちょっと自身がないのか、緊張して、まったく話ができなかった。

メンバーは、スウェーデン王国の首都、「ストックホルム」に到着する。ここでは、新メンバーが合流する。三ちゃんにとっては、初めての後輩が出来ると言うこともあり、この日は、おしゃれに決める。

ラブワゴンが走り始めて30分後、新メンバー発見。男性新メンバーなのであるが、そのまま、女装していても通用するような、女の子みたいな男の子で、だまされるメンバー続出。その新メンバーのなまえは、ISSY。福岡県出身、25歳、ホールスタッフである。
また、新メンバーISSYは、同じ九州出身の植っきと住んでいる場所が隣接しており、車で10分ほどしか、離れていないそうである。なので、お互い地元の話題で盛り上がれる仲である。今回は、ラーメンの話題で盛り上がる。

さらに、20分ほどラブワゴンが走ると、今度は、女性新メンバーを発見。今後は、女の子っぽい男の子なんて事はなく、きちんとした女性である。メンバーが、「かわいい。」と言ったその新メンバーは、なぎさ、19歳である。
実は、この女性新メンバーなぎさは、稲葉和沙( いなばなぎさ )として、ライブハウス等で活動するアーティスト。その実力はというと、メジャーデビューが決まって、タイアップ等も決まっていたという。しかし、方向性が違うと言うことでその話を白紙にして、地道に活動しているということだそう。アーティストと言うのは、かなり、「こだわり」というものがあるそうなので、自分の、「こだわり」を捨ててまでして有名になっても面白くないのである。

このことについて、その夜、スタッフは、もっと突っ込んで聞き出してみる。すると、
なぎさ「もう映画の主題歌が決まって その映画の主演が決まってで もう『あいのり』のね主題歌も決まりかけてたの それで『ハニカミ』の挿入歌とか そういういろんなホントに 他にもね歌じゃなくっても『AMO'S STYLE』っていう 下着のイメージモデルだったりとか 雑誌の表紙だったりとか いろいろホントは決まっててもう出たらホントに売れるからっていう保障がついてたくらい」

などと話す。なかば、怪しそうではあるが。。。「ダ○ルウ○ング」に所属していた時期でもあったのだろうか?
さらに、彼女、「あいのりブランド」がつくのがいやなようで、(では、なんのために「あいのり」参加?と突っ込みたくなる。)理由は、「あいのりブランド」がつくと、自身の歌ではなく、あいのりメンバーとして見に来る人が出てくるから。つまり、「あいのり」は、有名になるのが目的ではなく、純粋に恋愛する場として割り切っていたいのである。

そんな、なぎさ、ファンサイトもあるようです。 ----> 「稲葉和沙ちゃんを想う会」

翌日、新メンバーなぎさが男性を誘う。ある意味、一番目立っている、三ちゃん。早速、2人きりになるが、会話が進まず。なぎさ三ちゃんに対する第一印象は、「全然話さない人だよね 言葉を発しないよね。」
そのままだと、会話が進まないので、なぎさのほうから話題を振ってみる。
なぎさ「あいのりの参加理由は?」

すると、三ちゃんは、自信がないのか、会話はしようとするものの、なぎさの耳に届かない。なぎさが何回か聞き返して、ようやく聞けた言葉が、
三ちゃん「彼女が欲しいっていうのもあったし あと何かなぁ もう普通に人と喋るのも苦手やし」

とりあえず、なぎさ、納得?

翌日、公園で昼食後、ごみを捨てに行ったとき、分別の複雑さに驚かされる。11種類に分別しなければならない。でも、最近では、日本でも、一部では、始まっている。さらに、これは、日本ではないが、トイレで出すものまで分別しなければならないようである。トイレを見ると手前と奥に穴が2つあり、手前がいわゆる「小」、奥が「大」である。この、「小」と、「大」、別々の場所に運ばれ、「小」は、肥料に、「大」は、車の燃料になるそうである。

ストックホルムの旧市街を散策後、植っきは、ちゃきに気になっていた質問をぶつける。その質問は、「実は、ちゃきは、田上くんのことが好きだった?」
はじめ、気にしていないようなそぶりを見せていた、ちゃきであったが、植っきに図星であると悟られ、問い詰められると、泣き出してしまった。聞かなければいいのにね。今後、2人の関係に影響が出ることは間違えないだろう。


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