あいのり 第337話
「萌え〜」
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メンバーが、首都、 「ストックホルム」 を歩いていると、 ちゃき が何かを発見。日本のアニメの 「ルパン三世」 のコスプレをした人である。秋葉系の 「あ」 の字もなさそうな、 ちゃき が興奮状態。
早速、メンバーは、そのコスプレの人がいる店の中に。ここでは、日本のアニメの本や、ゲーム、なぜか、おにぎりまで売られている、秋葉状態の店であった。
その秋葉状態の店には、ゲームも置いてあり、 「音ゲー」と言われているものである。 わたし は、秋葉系には詳しくない ので、実際にやったことはないが、音にあわせてボタンを押すゲームで、どのくらい正確にボタンを押せたかを競うゲームだと思われる。現地の秋葉系の人が、対戦者を探していたので、メンバーが参加することに。しかし、 横みー や、 横みー は、 「無理。」 と言って一向にやろうとしない。とそこに、たまたまいた、 三ちゃん に対戦役を振る。すると、 三ちゃん は、 「やりたい。」と言った。
三ちゃん は、音ゲーのコントローラーを見て、なにやら、設定を変え始めた。それを見た、 横みー や、 ヤンクミ は、 三ちゃん が、本気モードであることを確信。 三ちゃん のプレイを見守ることに。すると、あっという間にクリアしてしまった。実は、 三ちゃん 、秋葉系である可能性が高い。

女性メンバーは、なぜか、コスプレに興味があったので、いっそのところ、メンバーは、コスプレに挑戦してみることに。
まず、登場したのは、 ヤンクミ 、元総長の初コスプレである。衣装は、黒メイド。 やはり、元総長のイメージが大きいのか、 植っき が思わず、 「ぷ〜」 発言。さらに、 横みー には、笑われてしまう。でも、意外にも似合っていてかわいい。
続いては、 ちゃき 。ピンクメイドで登場。
女性メンバー最後の なぎさ は、本人の希望通り、 「うる星やつら」 のラムちゃんで登場。 「ラムだっちゃ!」
女性メンバーが終わって、次は、男性メンバーも挑戦。
まず、 横みー 、これ、なんだったっけ? やっぱり、 わたし 、秋葉系でないからわからない。
続いては、 植っき 、ゲゲゲの鬼太郎。目玉のおやじもついてきている。
次は、 三ちゃん 、ガンダムの地球連合軍キラヤマトだそう。意外に似合っている。
最後は、 ISSY 、銀河鉄道999のメーテル。女性メンバーの印象は、 「かわいい。」 上目遣いのポーズまでさせる。

コスプレの翌日、めんばーがやってきたのは、 「エーンシェルドスピーク」 という街。ここで、 植っき は、 ちゃき を呼び出す。 植っき は、前に、手紙では謝っていたものの、直接は言っていなかった。そこで、2人は、山に登ることにした。2人きりになって、距離を近づけたいと思った。
植っき は、時折、 ちゃき の手を取りながら登った。
そして、 植っき は、
植っきの日記“久しぶりにちゃきと楽しいことをした 頭のモヤモヤを吹き飛ばすことができた”

ちゃきは、
ちゃきの日記“今日改めて思ったけど植っきは人を元気にさせる何か力がある!!”


翌日、メンバーは、 ドライバー の知人の ヤコブ さん一家を訪れる。 ソフィー ちゃんという、1歳の娘も一緒である。ここでは、珍しい名物料理が食べられるということで、メンバーが楽しみにしていると、なにやら、缶詰を開け始めた。すると、メンバー全員、息が出来ないほど臭い。メンバー誰しもが、くさやだと思ったこの料理は、 スールストロミング 。ニシンを2ヶ月間塩漬けにし、発酵させたもの。現地の人は、 「ツンブレッド」 という薄いパンに、それを乗せ、せじゃがいもやトマトなどと一緒に、丸めて食べている。メンバーも試しに食べてみると、 「くさい。」「気持ちが悪い。」 と不評。しかし、 植っき だけが、 「塩辛みてぇな味がする。」 とおいしそうに食べる。

食事後、ソフィー ちゃんの母が登場する。この母、 ヤコブ さんとは、夫婦の関係のはずだが、話を聞くと、結婚していないらしい。日本では、子供が出来てしまったら、意思に関わらず、 「できちゃった結婚」 と言って結婚するのがあたりまえである。しかし、スウェーデンでは、 「サムボ」 と言う制度により、結婚せずに同棲しているカップルでも、結婚している夫婦と同等の権利が与えられるため、子供の有無に関わらず、同棲後、しばらく時間を置いてから結婚する場合が多いと言う。そして、この2人も、子供が大きくなったら結婚しようと思っているという。

ヤコブ さんと別れ、翌日、 三ちゃん と、 ヤンクミ が一緒に。
ヤンクミ いわく、 「三ちゃんが前よりしゃべるようになった。」ヤンクミの言う通り、何かが変わるきっかけかもしれない。

ラブワゴンは、北のほうを目指す、 三ちゃん 、今度は、 ちゃき の隣に。 ちゃき いわく、 「しっかり、目を見るようになった。さりげなく、ウインクにもなっている。」 とのこと。やっぱり、多少、旅(というより、他のメンバーに)慣れてきているようだ。
しかしながら、まだまだ、恋愛まではいっていないようである。

その夜、誰かを待つ ヤンクミ の姿が。 待っている相手は、 横みー である。 ヤンクミ は、 横みー に話したいことがあるのだが、直接だと、緊張して、頭が真っ白になると思ったのか、手紙を持ってきて、それをそのまま読むことにした。
ヤンクミ「横みーは言葉がストレートで すげーいいことなんじゃけど自然にどんどん話しにくくなっとった自分がおった だけどヤンクミは横みーのことまだ全然知らんし ヤンクミからの横みーのイメージで離れてくのももったいないって思ったけん てか思いました どんどん知りたいって思ってます そんじゃけぇ話してね ヤンクミ」

それを読んだ、 横みー は、
横みー「全然いいよ 旅してきた中で ヤンクミはたぶん人一倍たぶんナイーブだなぁっていう風なのは思ってて 言葉を多少選ぶようにしようかなぁっていうのは思っていたんだけど そういう風に言ってくれて良かった」

その後、 ヤンクミ は、足早にその場を立ち去る。そして、総長とは無縁の告白に近いことをやった ヤンクミ は、緊張しないようにしたのだろうが、やっぱり、とても緊張してしまったようである。

翌日、 ヤンクミ は、初めて、 横みー の隣に座る。 横みー は、あまり、もてる女の子と付き合いたくないようだ。理由は、 「男が寄ってくるから。それを心配するのもいやだ。」 さらに、 「俺のものにしたぞ。」的な感情もないようである。 ヤンクミ には、意外だったようだ。

その夜、 スタッフ 部屋から、とてつもない、 ヤンクミ の笑い声が。理由は、 「横みーとしゃべれたから。」 元総長の恋している姿って、すごくかわいい(はぁと)。
あいのり #337
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