次の目的地に向かうラブワゴン、車内では、
ちゃき と、
植っき が2人隣同士になる。隣同士になるのは、先日の野外パーティーの後の事件以来である。がんばって、
ちゃき は、
植っき の隣に座ったのに、
ちゃき は、会話を促したのに、ほとんど会話無し。
その日の午後、
ちゃき とまったく会話が出来なかった、
植っき と、
ヤンクミ が2人きりに。
ヤンクミ は、
植っき に、
「ツンツンして会話をしないのは、損。ちゃきと向き合うべき。」 とアドバイスをする。そして、
「ちゃきのところへ行って、素直に話せばいいのに。いっぱい話したいことあるんでしょ。」 と言う。
それを聞いた、
植っき は、早速、
ちゃき のもとへ。
ヤンクミ は、後ろから様子をうかがう。
そこで、
植っき がいった言葉は、
植っき「いやいやいや あっ遠ち思って」
ちゃき「うん?」
植っき「(距離が)わぁ遠ち思って」
ちゃき「とお・・・?」
植っき「やぁね ごめんね うまくしゃべれんでね」
ちゃき「ううん」
植っき「あの・・・なんか いろいろ意識してね話せんうんそれだけ じゃあな」
それを聞いていた、
ヤンクミ は、一言、
「お前かわいいぞ!」
その日の
ちゃき の日記には、
「植っきとちゃんと向き合いたい。もっと踏み込んだ話がしたい。」と書かれていた。
翌日、
ちゃき は、日記に書いたことを、実際に行動に移す。
ちゃき は、自身の元彼の話をはじめた。それによると、
ちゃき には、あいのり参加前に、8歳年上の彼氏がいて、仕事を辞めてでも彼のそばにいたいと思っていた。ある日、その彼氏が関東から広島に転勤になった。そのとき、彼氏は、
「仕事をやめて付いて来て欲しい。」と言った。しかし、転勤するや否や、実際に一緒に住むとなると、彼氏が拒否、1週間に1回程度、遊びがてらに行くことになった。そして、5回目に来たとき、
ちゃき は、とんでもないことに気づいてしまった。彼は、二股をしていたのである。しかも、二股の相手の女性に彼氏との子供が出来てしまい、結婚したいと言ってきたそうである。結局、それを聞いた、
ちゃき は、彼氏を信じられなくなるというか、怖くなってしまったそうである。
それを言った、
ちゃき は、
植っき から、逃げるようにその場を立ち去った。
植っきにどう思われているか、怖くなったので。。。
翌日、メンバーは、船で、とある村へ。そこには、サーメという先住民族が15人ほど住んでいる。
メンバーは、そこに、テントを張って泊めてもらうことに。しかし、1名、乗らないメンバーがいた。
なぎさ である。テントの下に、トナカイの毛皮を敷いていたとき、こともあろうが、
ヤンクミ に、
なぎさ は、
「(トナカイくさいのがいやと思わせつつ、メンバーといるのが)楽しくない。」と言った。それを聞いた、
ヤンクミ がブチキレ。裏に呼び出し、
「ちょっと考えろよ ガキ!」と言い放つ。
翌日、河原でお茶を飲むメンバー。すると、村の人は、トナカイの角で出来たアクセサリーを見せてくれた。この角を、好きな人に贈ると、恋が叶うとされているという。しかし、角は、大きくないと恋は叶わないと言う。
そこで、気合が入ったのは、
ヤンクミ 。
横みー にプレゼントするために、本気でトナカイの角を探すことに。
メンバーは、近くの森で、角を探し始める。1時間後、まず、
なぎさ が角をゲットする。続いて、
ISSY もゲット。あれ、
三ちゃん もいつのまにかゲットしている。
さらに、2時間後、メンバーの1人が足りないことに
横みー が気づく。足りないメンバーは、
ヤンクミ である。
横みー は、必死になって、
「ヤンクミ」と叫びながら、探しつづける。
1時間後、なにやら、大きな頭蓋骨付きの角を持った
ヤンクミ が見つかる。この角は、抜けた角ではなく、抜ける前に死んだトナカイの白骨死体であった。
早速、メンバーは、村の人に拾った角を見せるが、メスの角で(やわらかくて)使い物にならないと言われてしまう。硬くて大きなものを見つけるためには、片道徒歩5時間ほどかかる、
「聖なる丘」 に行かなければならないと言う。
翌日、
「聖なる丘」 に行こうとするメンバーがいた。
植っき である。 その姿を
ちゃき に見てもらうためである。
5時間後、
「聖なる丘」 に到着。そこでは、普通に、トナカイの群れを見ることが出来る。付近を探すと硬くて重いトナカイの角が見つかった。
植っき の決心は固まった。
船での帰り道、これから向かうラブワゴンが岸辺に見え始めていた。。。