あいのり 第343話
「炎のファイター」
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この日、メンバーは、釣りへと出かける。ノルウェーに入ってからと言うもの、おかずを手に入れるときは、釣りをしていたので、だいぶ慣れて来た様子である。そんな中、特に上達したのが、三ちゃん。軽快にルアーを飛ばし、マスを3匹ゲットした。
しかし、いざ料理をするとなると、バンビ、まだ、完全に焼けていないうちから醤油をマスに注ぐ。ヤンクミ「ちょっと待って!」と、魚の悲鳴にも取れる声が聞こえたが、時すでに遅し、醤油をかけた部分が焦げた、いかにもまずそうな焼き魚が出来てしまった。「せっかく釣ったのにぃ。。。」三ちゃん、言葉にならない。

翌日、「トロンハイム」の街へ。上り坂が多いこの街には、世界でもここにしかない、「バイシクルリフト」という、自転車専用のエスカレーターがある。街の住民がすいすいと「バイシクルリフト」で坂を登る中、ヤンクミがそれを試してみることに。しかし、「足だけついてくる。」と。そして、体のほうがついていけず、リフトから足が離れてしまい、苦笑い。。。

その後、丘で昼食をとるメンバー。ここでも、なぎさが、バンビに対して、「起きた時からうるさい こいつ1発殴ったろうかなって思うくらい うるせー!」毒を吐く。バンビ、言葉が出ない。。。

食事の後、バンビは、三ちゃんに、先ほどのなぎさのことで一言、言った。バンビは、三ちゃんなら励ましてくれると期待していたが、三ちゃんは、バンビをうまく励ますことができなかった。
でも、バンビは、三ちゃんは、癒し系でしゃべれてよかったと言う。

その夜、三ちゃんは、スタッフのもとへ。そこで、三ちゃんは、バンビに点線矢印が出ていることを告げる。
やっと、三ちゃんが恋に落ちた。。。

翌日、メンバーは、首都「オスロ」へ。ドライバーの友人宅へお世話になる。そこでは、昼食をご馳走させていただくことに。
ここでは、男性も家事や子供の世話を行う。「男性が家事や育児をする事で家族みんなで過ごす時間が増えるし、この国では男性も女性も平等。」と考えられているから。
ノルウェーは、「世界一男女平等な国」と言われるそうである。「クォータ制」という、公的な委員会では、男女のどちらかが40%未満になってはいけないという制度があるから。また、「パパ・クォータ制」という、給料の80%を保証した、52週間の育児休暇を夫婦で取得する権利も保障している。

翌日、メンバーは、見晴らしの良い公園へ。すると、なぜか、横みーが1人で行ってしまった。
ISSY横みーのもとへ行き、2人で話をする。すると、横みーは、あいのりの旅が大変であることを打ち明けた。植っきちゃきに告白したとき、ちゃきから身を引くと宣言した横みーであったが、思いを伝えられなかったこともあり、完全には、ちゃきから身を引けずにいた。

翌日、メンバーは、女体のオブジェがたくさんある公園へ。女性メンバーは、恥ずかしいと引きまくり。
ここで、ヤンクミは、横みー三ちゃんは、バンビを誘いたいところであったが、横みーは、バンビを誘ってしまった。おかげで、三ちゃんは、ヤンクミを誘わざるを得なかった。
三ちゃんは、なぜ、横みーを誘わなかったか、ヤンクミに聞く。すると、「いつもでも誘いきれんかったり喋りきらんのよねぇ」と言う。でも、あと15分しか時間が無かった、ヤンクミは、勇気をもって、横みーバンビの元へ行く。しかし、すぐには、バンビと変わってもらえず、5分後にヤンクミが再び行くことになった。

5分後、ヤンクミは、再び2人のもとへ。横みーは、ヤンクミに、「5カ国目だけどどう?」と、様子をうかがう。ヤンクミは、当然、「恋愛している。」と答える。しかし、横みーは、スウェーデンの時に、ちゃきに惹かれていたことを打ち明けた。それを聞いた、ヤンクミは、「ちゃきに告白して欲しかった。でも、ちゃきと告白しないでラブワゴンに残ったのだからウダウダ言わん方がいいんじゃない。」と言う。
ちゃきがいなくなった今、横みーにとっては、ただ旅をしているだけとなってしまった。これは、横みーが恋愛していないことをも意味していた。

次週、バンビも恋に落ちる? 三ちゃん? それとも。。。

あいのり #343
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