あいのり 第351話
「恋のクレバス」
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この日、メンバーは、「ヴァトナヨークル」と呼ばれる、関東平野1個分の巨大氷河にやってくる。
この氷河は、登山が出来るそうで、頂上からの景色を眺めることは、アイスランド人の誇りとも言われる。
ただし、氷河登山は、ベテランでも片道10時間はかかると言うが、メンバーの中で登山希望者が、
バンビ「行きたい!登りたいです はい えっ 行きたない?」
しかし、この前の登山とはわけが違う。そこで、メンバーは、登山のことについて調べることにする。
調べていくと、この氷河登山が思ったよりも過酷であることが分かる。しかし、バンビの意思は変わらず、モリケン「登ってみたい。」と言い始めた。
高校時代に、足を痛めている、なぎさは、今回は無理と言うことであきらめることになった。

翌日、氷河登山当日、ISSYに異変が起こる。「ここで降りる。」と言い始めた。理由は、なぎさを1人、残しておけないからである。結局、なぎさISSYを除いた5人で登山をすることになった。

登山を開始したメンバー、早速難関に挑む。スケートリンクを斜めにしたような斜面は、足を踏み外すと、氷河の裂け目から落ちてしまい、命はない。メンバーは、慎重に進んでいく。

6時間後、標高800mの地点に到達する。崖みたいなところは、氷河の裂け目、「クレバス」ここに落ちれば命の保証はない。ここからは、2人1組になって命綱ともいえるロープで固定しあう。片方が落ちても、もうひとりが支えられるようにするためである。
ここで、三ちゃんは、バンビとペアを組むことに。三ちゃんと、バンビは、命綱で結ばれる。
三ちゃんと、バンビは、力を合わせて、いくつもの、巨大クレバスを乗りきることが出来た。

登山開始から10時間以上が経過する。まもなく頂上が見え始めた頃、天候が急変。頂上に続く唯一のクレバスの間の道が崩れてしまっていた。残念ながら、これ以上先に進めず、悔しいながら下山することになってしまった。
しかし、これによって、横みーのことで自信をなくしていた、三ちゃんも、多少、自信をもてるようになった。

氷河登山の夜、ホテルの部屋で、なぎさは、ある行動に出ることに。ISSYが本当に自身のことを優しくしてくれているのか?
なぎさ“ISSYを見極めるため あからさまに(ISSYから)離れようと思って”

なぎさは、ISSYを試してみることにした。

翌日、ラブワゴンで、ISSYと、なぎさは、隣同士になるが、なぎさのほうは、一向に会話をしようとしない。ISSYがいくら心配しても、なぎさは、会話しようとしなかった。

翌日、なぎさは、ISSYを呼び出した。ここで、なぎさは、ISSYを試してみることになる。
まず、なぎさが氷河登山を辞退したとき、ISSYは、なぜ、なぎさと共に、登山を辞退したのかを「本気で山に登りたくなかった?」と言って問いただす。
ISSYにしてみれば、登山をしたくなかったわけではないので、「あっ 違う違う 登ろうと思えば登れたと思う。」と言う。
次に、なぎさは、「じゃあ ラッキー こんな感じで(登山免除)みたいな?」と言う。登山しなければ、なぎさと、ISSYは、一緒にいることが出来る。
ISSYが、「なんね?」と聞くと、なぎさは、「口ではなんとでも言えるじゃん。」と言う。
自分は、なぎさに信用されていないと感づいたISSYは、びっくりである。

その後、なぎさと、ISSYは、互いに距離を置くようになった。
しかし、とある公園で、ISSYは、なぎさを呼び出した。
なぎさは、ここでも、ISSYの気持ちを試す行動に出る。
まず、なぎさは、「ISSYは、テレビで自分がカッコつけたいがために、なぎさに優しくしている。」と、言い出した。
ISSYは、怒り心頭、なぎさのことはどうでも良くなっていた。
一方、なぎさのほうは、「(ISSYを試して、)どんなになぎさが離れてみても ISSYは見離さないでいてくれた。」と結果良いほうに見ていた。

翌日、なぎさは、ISSYに告白するために、ラブワゴンでチケットを貰う。それにしても、ISSYの心情を無視した告白。状況が悪すぎる。。。

あいのり #351
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