あいのり 第353話
「新たな旅へ」
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前回までに、地球2周が終了した、「あいのり」。しかしながら、まだまだ、訪問していない国は、多数ある。そこで、今回から、ルートにこだわらず、順次、未訪問国を訪問することになった。

今回、アイスランドの次に訪問する国は、中南米の島国、「ドミニカ共和国」。アイスランドとは、うって変わって、南国の楽園の雰囲気である。

ドミニカ共和国入国後の翌日は、女性新メンバーの合流の日である。ラブワゴンで15分ほど走ると、ダンボールを持った赤い服の女性が立っている。
新メンバーのなまえは、廣江、兵庫県神戸市出身、25歳、デザイナー。今回の服も自分でデザインしたもので、和服をリメイクしたもの。
また、ダンボールの片隅には、自身でデザインした漢字(同じ時を共にするの意)も書かれていた。

続いて、男性新メンバーが合流する。今度は、白い服。
宮ねぇは、途中でブラを外してしまうほど大喜び。
なまえは、オガ、かの有名なマッスルミュージカルの出演者。(代々木公園けやき通り付近にも劇場建設中!!)役者志望の24歳。空手の経験もある。
彼は、かつて、ジュノンボーイコンテストにも出場しており、結果は、準優勝。そのときの優勝者は、小池徹平くんである。

そんな、新メンバーのオガを見て、真っ先に火がついたのは、年下希望の宮ねぇである。
宮ねぇいわく、「(キスするときは、)舌いれちゃうぞ。」とかなり本気である。ところで、ブラは直したのかな?

メンバー合流後、ラブワゴンは、首都「サントドミンゴ」に到着する。
夜、メンバーは、ドライバーの誘いで、ダンス教室へと行く。
ここで行う、「メレンゲ」と言うダンスは、アコーディオン、タンボーラ、グィラの3種類の楽器に合わせて、男女のペアが密着して踊る。メンバーは、早速相手を決める。まず、宮ねぇは、新メンバーのオガをゲットし、三ちゃんは、愛しのバンビをゲットする。恥ずかしがる、バンビをよそに、三ちゃん、硬直して動けず。。。

翌日、メンバーは、ビーチへ。水着に着替えた7人は、早速、海水浴を楽しむ。すると、三ちゃんが一発芸を披露するというので、他のメンバーは、めったに見られない三ちゃんの一発芸を撮影しようとカメラを向ける。
そして、行った一発芸は、バンビに向かって、「乳首〜ム。(ちくびーむ)」

ビーチからの帰り道、事態が急展開を迎える。
「痩せなければ恋愛できない。」と、応募動機に書いていたバンビ。そのことを知らないメンバーは、バンビのぷちぽちゃを話題にしていた。
すると、新メンバーのオガが思わぬ一言、「全然(ダイエットを)しなくていいじゃん。」
その言葉を聞いた、バンビは、うれしくなって、泣き出してしまった。

その日の夕方、三ちゃんが、新メンバーの廣江を呼び出した。聞きたいことは、「人は恋をしたらどうなるのか?」
質問1 : 付き合ってる間はめっちゃ幸せ?

この質問は、廣江いわく、「幸せだと思う。」また、「満ちてる感。」があるそうである。
質問2 : その別れた時ってどう?すごいへこむ?

廣江いわく、「細胞が無くなった感じがする。」
質問3 : 自分の中で付き合う人は(結婚まで)1人?

と聞かれた廣江は、三ちゃんの印象を、「純粋やな。」と言う。
いままで、付き合った人数が多いのは、嫌な感じと思っていた、三ちゃんであったが、廣江「恋愛ってやっぱりすごい成長させてくれる。」と自分とは違った意見を聞いた。

翌日、メンバーがラブワゴンから降りるとき、オガは、率先して、全員が降りた後のドアの閉め係を行う。また、歩くときの、女性のペースで歩く。
その日の午後、バンビオガが一緒になる。
空手をやっていた頃におやじに言われた言葉、「強いヤツは優しい。」と言う言葉が影響して、今の自分があることを告げる。
それを聞いた、バンビは、「人間的に魅力がある。」と、オガに惹かれ始めた。

はたして、三ちゃんは、どうなるのか?

あいのり #353
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