あいのり 第358話
「あいのり特別編「メイキング・オブ・あいのり」」
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今回は、特別編として、「メイキング オブ あいのり」とし、あいのり製作の現場を中心の紹介がありました。


あいのりオーディション

「あいのり」の出演者オーディションの応募は、毎月300通以上あり、書類審査の上、1次オーディションの対象者を選出する。
1次オーディションの対象者は、男女別に、会議室のような部屋で、応募者7,8人ほどで集団面接を受け、過去の恋愛についてなどの質問に答える。
1次オーディション通過者は、続いて、2次オーディションへと進む。
2次オーディションも集団面接で、男女別であることは変わりないが、1次のような会議室ではなく、レッスン室のような広い部屋になる。、趣味・特技などの質問に答える。
2次オーディションを通過すると、いよいよ、最終面接なのであるが、今までの閉鎖的な空間ではなく、開放的な居酒屋で食事をとりながら行う。開放的な場所で行う事により、応募者の本音を聞き出すことができるのだと言う。


旅先の下見

あいのりでは、実際にメンバーが旅をする前に、スタッフが下見をし、旅をしても安全かなどを確認している。
ちなみに、ドミニカ共和国のときは、かつて、ゆーみんに、「エロい。」と連呼された、マッキーこと、小牧ディレクターであった。


出演前メンバーへの旅の説明と出発前準備

最終オーディションを通過した応募者は、出発日1週間前になると、呼び出され、あいのりの旅についての説明を受ける。「日中は、常時カメラが回っている事。」「カメラが回っていないときのスタッフの許可なしにメンバーと接触する事の禁止。」などの注意事項を聞く。
また、それ以外の諸注意に、「靴は履きなれたもの持参。」「持病がある場合は、薬を持参。」「虫歯は、出発前に完治させる。」「トイレがない場合があるのでトイレットペーパー持参。」「旅中は、ニックネームで呼び合う。」などがある。
旅の説明を受けた後、応募者は、スタッフと共に、ニックネームを決める。

その後、応募者は、予防接種を受ける。国によっては、出発前に義務付けられてる場合がある。


日本への一時帰国について

あいのりの旅は、原則として、日本への一時帰国はないが、上記、予防接種等が必要な場合、ビザの取得が日本でしか出来ない場合、突然の世界情勢の変化によっては、一時帰国をやむなく行う場合がある。


日本からの出発

出発日当日、応募者は、空港に向かうが、訪問国は、空港に着くまで知らされない。


ラブワゴンの準備

訪問国が変わる場合、ラブワゴンそのものを即座に次の国に移送するのは困難なため、車体は、国ごとに用意される。まず、現地で、ピンク色に塗装したワゴンを用意。そのワゴンに、日本から持ち込んだ、「ラブワゴン変身セット」を付ける。「ラブワゴン変身セット」は、過去のカップルの写真、過去およびこれから訪問する国の国旗シール、背面に付けるあいのりロゴの幕、ドライバーの帽子・腕章、小型カメラなどである。
これらを使ってワゴンを装飾後、最後に、ワゴン車内を撮影できるように、ワゴンの天井に小型カメラを取り付けてラブワゴンは完成する。


旅中の恋愛観察

あいのりの旅中、欠かせないのが、撮影と、メンバーの(状況確認のための)観察。メンバーが公園に着いたときを例にとると、まず、メンバーが降り立つと、その後を、数台のカメラが追いかける。
また、それぞれのメンバーには、小型マイクが取り付けられており、スタッフが、ドランシーバーの周波数を変更する事により、メンバーの会話を聞くことが出来る。


ホテルでのメンバー

ホテルに到着すると、メンバーは、男女別の部屋で泊まる事になる。男女別にしているのは、スタッフの知らない間に、メンバーが接触するのを防ぐためである。(接触すれば、恋愛の進行状況の把握が困難になる。)また、部屋に入ったら、外出禁止。理由は、前項と同じと考えられる。

夜になると、メンバーは、スタッフの下に行き、恋愛相談をする事が出来る。この相談タイム、毎晩、夜遅く、深夜まで続くと言う。

メンバーは、旅開始時に渡された、専用のノートに、就寝前、恋愛日記をつけることが義務付けられている。


ホテルでのスタッフ

メンバーの恋愛相談を受けた後も、スタッフの仕事は終わらない。
まず、当日、撮影したテープのチェック。一日の撮影量は、1時間テープ30本。これを、スタッフが手分けして、異常が無いかをチェックする。次に、翌日の打ち合わせを行う。ここでは、明日の集合時間の確認、その日のメンバーの状況報告などを行う。スタッフの仕事が終わるのは、午前3時。睡眠時間は3時間。激務のため、スタッフの中には、打ち合わせ中に居眠りをしてしまうことも。


メンバー告白の日

バンビが、オガへの告白を決めた日。告白前に、バンビは、小牧ディレクターから、アドバイスをもらっている間、告白場所では、別のスタッフが、カメラの準備に追われていた。そして、小牧ディレクターが、ホテルの男部屋に行き、オガを呼び出す。決して、告白の事は、口にしない。オガは、何も知らぬまま、告白場所へと向かい、バンビの告白を受ける。

告白後、バンビと、オガは、それぞれ1人ずつ、現在泊まっているメンバーとは別のホテルに移動させられる。荷物のまとめは、他のメンバーに任せて。。。


運命の朝

待ち合わせ場所には、まず、バンビが到着する。スタッフから、オガが登場する方向や、ラブワゴンが止まる位置などの説明を受ける。
その頃、オガも、待ち合わせ場所の近くでスタンバイしている。告白を断る事にしていた、オガもこのときは辛い時間。一緒にいたスタッフは、「落ち着く。」よう、声かけを行う。
その後、運命の朝の撮影が開始される。


告白終了後

告白終了後、告白を断られ、泣き崩れるバンビに、小牧ディレクター「告白は断られたけど、日本に帰っても、昔のバンビとは、違うのだから、自信を持って。」と、声かけをする。

バンビが落ち着きを取り戻した後、帰国のために、空港に向かう事になるが、向かう途中に、とある場所を発見してしまった。その場所は、かつて、バンビが、オガと最初に出会った場所。バンビは、当時を思い出し、再び、涙を見せた。


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(相関図省略)
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