近くの海岸にやってきたメンバー、
バンビと
三ちゃんが2人になる。
ここでは、
バンビの恋愛が話題になる。先日、ラブワゴン内で
オガの体調不良に気づく事が出来なかったことで、
バンビは、
オガとの恋愛に自信を無くしていた。このとき、
三ちゃんに言った言葉も
「別に(カップルに)なれへんかってもいいかな。」である。
三ちゃんは、
「そっか。」と、ため息つくだけ。。。
その夜、
バンビは、いつものようにジョギングダイエットを行う。そして、3日後に計測のため体重計に乗る。旅の当初58.8kgから5kg減量を目指していた
バンビ、計ってみたところ、53.7kg、目標以上の5.1kgの減量に成功した。
ここまで、減量に力を注げたのも、
オガに恋していたおかげであった。そして、
バンビは、
「(オガに恋する)今の自分が好き。」と思えるようになった。
その日の深夜、
バンビは、あいのり最後の日記をつけていた。最後と言うのは、翌日、
オガに告白するから。
バンビは、ダメ元で
オガに告白してみようと思った。
翌日、
バンビは、告白を実行に移す。呼び出した
オガと少し話をした後、
オガに会ってうれしかった事を語る。
「痩せなくていい。」と言ってくれた事、落ちているときに励ましてくれた事、自分の体験に基づいてアドバイスをくれた事など。語りたい事はいっぱいあるのに、うまく話が出来ない、
バンビ。そういったときも、
オガは、
「ちゃんと聞くよ」と言って聞く耳を持ってくれる。
そして、本題へとすすむ。
バンビは、自分の旅の答えが出た事、その相手が
オガである事を伝える。
その後、
バンビは、
「日本に帰りたくない。」と言う、
オガは、不思議そうな顔をするが、当然、ここに
オガと一緒にずっといたいと言う意味であろう。
10分後、チケットを渡して告白は終了する。
その後、告白した事を知らされたメンバー、
三ちゃんの表情が硬い。
翌日、運命の朝。
オガの答えを聞く日。
オガは、まず、
バンビの第一印象を語る。
「元気オンリーだった。」その後、何日かは、
バンビは、へこんでいて、あまり見ることが出来なかったそうである。しかし、告白終日前からは、見違えるように輝いて見えたという。
しかし、
オガがあいのりにきた理由は、
「自分に素直になるため。」、また、
「恋愛も自分の好きになった人と帰りたい。」と言うものだった。当然1カ国目、いや1人目の告白で決める事など出来るわけも無く、
「バンビとは、日本には帰れない。」と告げた。。。
バンビは、
「ありがとう。」と言って涙を浮かべた。
バンビの告白は残念ながら失敗であったが、本人、後悔はなかった。むしろ、
オガには、自分のことに真剣に向き合ってくれて感謝していた。
最後に、
バンビは、
「オガには、幸せになって欲しいと思う。」と言ってその場を後にした。。。