あいのり 第363話
「あなたの大切な人は・・・」
←第362話 * 第363話 * 第364話→
スリナム共和国を旅するメンバーは、とあるレストランへ。
そこでは、お肉たっぷりのカレーライスが出てきた。
鳥の肉だと思い、おいしそうに食べるメンバーであったが、実際は、イグアナの肉であった。

イグアナの肉を食べた翌日、メンバーは、近くの川で水遊びをする事にした。ここでは、グラさんねこが2人になる。
2人は、別々のアイスクリームを購入し、2種類のアイスクリームをお互いほおばりながら、ひとときを過ごしていた。このときのねこは、グラさんに対して好印象であったが、その日の午後、急展開する。

午後、グラさんねこは、再び2人になる。世界情勢の話で盛り上がった後、ねこは、ふと、年金問題の話題を切り出す。
ねこは、年金は、1年に10数万になるが、きちんと払っている。しかし、その年金がもらえなかったり、(記録がなかったがために)払っていない事にされ、思ったよりもらえなかったらと思った。
しかし、グラさんは、そんなこと気にも留めずに、「(始めは免除制度で免除してもらっていたが)年金払ってないもん。」の一言。現在の年金制度では、払えない若年者のために、30歳までは、全額免除の制度があるが、後に追納しないと将来の年金額に影響が出ると言う。

将来のために、年金を払っておいたほうがいいと言うねこ年金を払うつもりはない。と言うグラさんの間に、ギャップが生じてしまい、お互いの恋愛はここで終了する事になる。
ねこいわく、「いざ家庭を持ったときに必死にがんばれるかっていうのがちょっと不安 私は頼りない人はどちらかというと無理。」

翌日、メンバーは、国際空港へ。スリナムの旅は終了。空路で次の国へ。

4時間後、あいのり77カ国目、「ベネズエラ・ボリバル共和国」に到着する。南米、コロンビアの東隣、ブラジルの北側に位置する。

まず、メンバーがやってきたのは、「メリダ」という街。ここでは、男性新メンバーが合流する。
しばらく、走ると発見。宮ねぇは、オガに目隠しされ、ぎりぎりまで見れなかったが、ラブワゴンを降りたら見ることが出来た。
新メンバー、ひでりんこ、香川県出身の消防士。なまえの由来は、「友達にそういわれているから。」だそうだ。

イケメン消防士が入ったとたん、女性メンバー3人は、緊急会議。とはいっても、話題は、消防士の給料とほかのメンバーの比較。学生バイトや役者の卵、焼肉屋のバイトに比べられたら元のこもない。

1リットル5円と言う、日本では考えられない額でラブワゴンにガソリンを入れた日の午後、ねこは、ひでりんこを呼び出す。ねこは、気になっている事を出した。それは、年金問題
早速、ねこは、ひでりんこに、年金を払っているかどうか聞き出す。すると、ひでりんこは、「(当然)払ってるよ。(拒否したら)懲戒免職。」

その夜、ねこは、年金の話ばかりでなく将来の話題も合った、ひでりんこに惚れる事となる。
年金で男を決める女ねこの恋愛が始まった。

とある夜のラブワゴン。宮ねぇは、オガとの距離を縮めたかったため、オガの隣をゲットするが、姉御的存在であった宮ねぇは、後列に座っている、モリケングラさんから、質問攻めに遭い、まったく、オガと会話できなかった。

翌日、メンバーは、市場へと行く。そこでは、宮ねぇモリケンねこオガが一緒になる。7人おそろいで買ったミサンガをつける位置に悩んでいたモリケン宮ねぇにつけてもらっている。それを見ていた、オガは、いてもたってもいられなくなった。

翌日、メリダの街が見渡せるロープウェイに乗車する。20分後、ロープウェイを降りるメンバーだが、ドライバーから、「まだ3つのロープウェイに乗るんだ。」と言われた。また、これから、富士山よりも高い標高4765mの山に登るため、高山病にかかる人も後を絶たない。

3時間後、頂上に到着する。頂上からの景色を楽しんでいたメンバーだが、宮ねぇに、高山病の症状が出てきて、「気持ち悪い。」と訴え始めた。それに気づいたのは、オガである。そのまま2人で過ごした。宮ねぇは、感動のあまり泣き出した。

--------


年金保険料は、将来、年金を多くもらえるかどうか関わっていますので、(社会保険庁が信用できなくても)払っておいたほうが無難です。
上の例のように、恋人に振られる可能性もあるみたいなので。
でも、それ以前に、自分の記録がなくなっていたら、消されていたら大変なので、一回、社会保険庁に確認してみましょう。



--------

あいのり #363

←第362話 * 第363話 * 第364話→