あいのり 第240話
「夢見た場所まで連れてって・・・」
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あいのり #240

キリマンジャロ登山3日目、この日は、山小屋に滞在。
昼、日本人と言うことで、ガイドが用意してくれたのは、「カップラーメン」。スーパーで売られている定番の。しかし、気圧が低く、水が80℃で沸騰してしまい、これ以上温度が上げられないため、お湯がぬるい。ヒデは、4個を完食。

その後、ヒデは、かよと一緒に。
ヒデ「かよってさ、生まれたままの姿的な顔的な美人な、あれじゃないですか。かわいいやん」
かよ「有難う」
ヒデ「優しい、優しい心持ってるよね・・・なんか目大きいからなんか目合わすと恥ずかし、恥ずかしい・・・」
かよ「ごめんごめん」
ヒデ「なんか100%オレンジみたいな、あの透き通った感じで」v かよ「透き通ってないじゃんオレンジ」
ヒデ「透き通って、あ、そうか。な〜違うんみ」
かよ「うそごめん」

登山4日目、沼っちが少し、辛そうである。そこで、ヒデがさりげなくトイレに行き、裕くんと、沼っちが2人きりになるように仕向ける。
裕くん「座れば」
沼っち「有難う」
裕くん「目の前だね本当に」
沼っち「ついに来た」
裕くん「何とか行けそう?」
沼っち「うん?うん。行けそうかも。一緒に頂上まで行きたいね・・・。」
裕くん「うん。是非また一緒に」
沼っち「連れて行って下さい。」
裕くん「はい」
沼っち“はんぱじゃなく嬉しくてもう裕くんには告白だけ!”

6時間ほど登りつめると、最終キャンプに到着。頂上まで、あと5km。
沼っち“裕くんはすごい、引っ張って行ってくれるっていうか、それが凄いうれしくて、一緒に上がって行けるから・・・”

登山5日目、午前2時、この日は、いよいよ、山頂に行く日。しかし、1時間後、思いも寄らぬトラブルが。
沼っちの気分が悪くなったのである。
沼っち「ちょっと待って。気持ち悪くて」 イッチー「ちょっと座ろうか1回じゃあ」 沼っち「気持ち悪い・・・」
しばらく休み、出すものをすべて出すが、一向に気分はよくならない。高山病には違いないが、山頂告白を控える沼っちは、あきらめずに、先に進むことにした。

しかし、またもや、沼っちの体調に異変が、
沼っち「気持ち悪い・・・」
そこで、スタッフが、ガイドに相談。残念ながら、沼っちは、午前3時15分、強制下山することに。。。
沼っち「(泣き)やだっ やだっ やだっ やだっ」
山頂に連れて行く約束をした裕くんは、
裕くん“頂上に連れていくって約束守れなかった。僕はかなりの大バカだ”
自分を責めた。。。

沼っち強制下山後、ほどなくして、今度は、ヒデが同様の症状に。
ヒデ「ごめんね」
じゅん平「よく頑張った」
ヒデ「ごめん・・・ごめんね」
かよ「行ける所まで頑張ってくるね」
午前3時49分、残念ながら、ヒデも強制下山。

沼っちと、ヒデが強制下山し、5人となったメンバー、キリマンジャロに朝日が昇る。
かよ「地平線とかじゃなくて雲海から出てきたよ」
じゅん平「そう地平線じゃないんだよね」
かよ「わぁ、かっこいい」
じゅん平「地球と思えないよ」

メンバーは、山頂まで、あと100mのところに、しかし、酸素の薄いキリマンジャロで、この100mを登るのに、3時間かかる。
かよ「ハァ息・・・苦しい」
かよ「ちょっと座ろう。立つの面倒臭い」
じゅん平「ラストラスト。もうホンマのラストだよ!」

そして、ついに、メンバーは、午前8時、山頂へ。
かよ「すごいのがあるよ目の前に」  想像を超えた景観を前に、時を忘れるメンバー達。
しかし、裕くんには、後悔が残る。
裕くん“どうして傍にいてあげなかったんだろう。この景色は沼っちに届かない”

一方、強制下山した、沼っちは、ようやく、ふもとへ。一向に体調が戻らないので、病院へ搬送。診断は、「高山病による胃潰瘍」、安静が必要。とりあえず、ホテルのベッドで横にさせる。
沼っち“告白するって決めてから裕くんとカップルになる夢をよく見る。これを夢のままで終わらせたくない。・・・キスしたいよ!”
はたして、沼っちの告白は、どうなってしまうのか?
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