キリマンジャロ登山3日目、この日は、山小屋に滞在。
昼、日本人と言うことで、ガイドが用意してくれたのは、
「カップラーメン」。スーパーで売られている定番の。しかし、気圧が低く、水が80℃で沸騰してしまい、これ以上温度が上げられないため、お湯がぬるい。
ヒデは、4個を完食。
その後、
ヒデは、
かよと一緒に。
ヒデ「かよってさ、生まれたままの姿的な顔的な美人な、あれじゃないですか。かわいいやん」
かよ「有難う」
ヒデ「優しい、優しい心持ってるよね・・・なんか目大きいからなんか目合わすと恥ずかし、恥ずかしい・・・」
かよ「ごめんごめん」
ヒデ「なんか100%オレンジみたいな、あの透き通った感じで」v
かよ「透き通ってないじゃんオレンジ」
ヒデ「透き通って、あ、そうか。な〜違うんみ」
かよ「うそごめん」
登山4日目、
沼っちが少し、辛そうである。そこで、
ヒデがさりげなくトイレに行き、
裕くんと、
沼っちが2人きりになるように仕向ける。
裕くん「座れば」
沼っち「有難う」
裕くん「目の前だね本当に」
沼っち「ついに来た」
裕くん「何とか行けそう?」
沼っち「うん?うん。行けそうかも。一緒に頂上まで行きたいね・・・。」
裕くん「うん。是非また一緒に」
沼っち「連れて行って下さい。」
裕くん「はい」
沼っち“はんぱじゃなく嬉しくてもう裕くんには告白だけ!”
6時間ほど登りつめると、最終キャンプに到着。頂上まで、あと5km。
沼っち“裕くんはすごい、引っ張って行ってくれるっていうか、それが凄いうれしくて、一緒に上がって行けるから・・・”
登山5日目、午前2時、この日は、いよいよ、山頂に行く日。しかし、1時間後、思いも寄らぬトラブルが。
沼っちの気分が悪くなったのである。
沼っち「ちょっと待って。気持ち悪くて」
イッチー「ちょっと座ろうか1回じゃあ」
沼っち「気持ち悪い・・・」
しばらく休み、出すものをすべて出すが、一向に気分はよくならない。高山病には違いないが、山頂告白を控える
沼っちは、あきらめずに、先に進むことにした。
しかし、またもや、
沼っちの体調に異変が、
沼っち「気持ち悪い・・・」
そこで、
スタッフが、
ガイドに相談。残念ながら、
沼っちは、午前3時15分、強制下山することに。。。
沼っち「(泣き)やだっ やだっ やだっ やだっ」
山頂に連れて行く約束をした
裕くんは、
裕くん“頂上に連れていくって約束守れなかった。僕はかなりの大バカだ”
自分を責めた。。。
沼っち強制下山後、ほどなくして、今度は、
ヒデが同様の症状に。
ヒデ「ごめんね」
じゅん平「よく頑張った」
ヒデ「ごめん・・・ごめんね」
かよ「行ける所まで頑張ってくるね」
午前3時49分、残念ながら、
ヒデも強制下山。
沼っちと、
ヒデが強制下山し、5人となったメンバー、キリマンジャロに朝日が昇る。
かよ「地平線とかじゃなくて雲海から出てきたよ」
じゅん平「そう地平線じゃないんだよね」
かよ「わぁ、かっこいい」
じゅん平「地球と思えないよ」
メンバーは、山頂まで、あと100mのところに、しかし、酸素の薄いキリマンジャロで、この100mを登るのに、3時間かかる。
かよ「ハァ息・・・苦しい」
かよ「ちょっと座ろう。立つの面倒臭い」
じゅん平「ラストラスト。もうホンマのラストだよ!」
そして、ついに、メンバーは、午前8時、山頂へ。
かよ「すごいのがあるよ目の前に」
想像を超えた景観を前に、時を忘れるメンバー達。
しかし、
裕くんには、後悔が残る。
裕くん“どうして傍にいてあげなかったんだろう。この景色は沼っちに届かない”
一方、強制下山した、
沼っちは、ようやく、ふもとへ。一向に体調が戻らないので、病院へ搬送。診断は、
「高山病による胃潰瘍」、安静が必要。とりあえず、ホテルのベッドで横にさせる。
沼っち“告白するって決めてから裕くんとカップルになる夢をよく見る。これを夢のままで終わらせたくない。・・・キスしたいよ!”
はたして、
沼っちの告白は、どうなってしまうのか?