あいのり 第304話
「心の鍵」
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あいのり #304

前回は、特別編だったので、本編の放送は、2週間ぶりとなりました。
たしか、アレックがカサブタうんぬんとか、MIEの気分が悪くなったりして終わったのですが。。。

まず、公園にて、午後3時45分ごろ、アウトローひさよんが話をしていると、「カサブタ事件」和泉からひさよんに乗り換えたばっかりの、アレックが近づく。しかし、アウトローは、3人で会話しようとしたので、
アレック「え〜と 3時55分から、ちょっとひさよんを貸してくれ。10分後にまた来ます」

時間指定で、ひさよんを借りようとするところがアレックらしい。そして、10分後の午後3時55分、再び現れ、アウトローは退散。
アレックの日記“今日はかなり思いきったことやっちゃったなー。ひさよんも意識しちゃうだろうなー”

日記の通り、思い切ったことをしていたアレックでした。

その日の夜、スタッフの部屋にて、
スタッフ「じゃあアレックはさぁ、和泉に関してはもう一切ないの?」
アレック「あ、もう和泉は消した消した。もう無し。でもたぶん和泉から僕への実線は出っ放しだと思います。でも、それはもうしょうがないっす。アレックは無理だから、ちょっと他の人のこと考えなきゃっていう風にしてもらった方がいいですよ。いち早く。僕はもう和泉にいこうとは思ってないから。でも、断るのはかなり勇気がいるなぁ。うーん、断るってすごいなぁ。傷・・・まぁ、多少はつくでしょうが、そそそそれはしょうがないっす。うんっ」

「たぶん和泉から僕への実線は出っ放しだと思います」と言うところは、いまだに勘違い。なので、「他の人のこと考えなきゃっていう風にしてもらった方がいいですよ」と言うところは、他の人のこと考えるというより、すでにほかの人を考えている。「断るってすごいなぁ。傷・・・まぁ、多少はつく」で傷つくのはアレックだけというより、アレックもあきらめているんでしたら、誰も傷つかないでしょうね。

翌日、ラブワゴンにて、MIEたちによる。アウトロー叩きが始まる。
MIE「なんかアウトローは気を持たせるような素振りをみんなにしてる。どうしたいの?3人を」

鋭い質問をして来る。いままで、髪の毛触ったり頭にキスしたりはしてきたけど、恋愛って言うそぶりは見せていない。あ、このときかかっていたBGM、良く聞くとなにやら「最悪〜、最悪〜〜、最悪〜〜〜」って聞こえてきたぞ。
アウトロー「しょせん異性じゃん。暇なときにレンタルビデオを借りれるように、寂しいときに誰かいればいいかなとか思う。だってさ、みんなに想・・・」
MIE「想われたいんやろ?」
アウトロー「だってそうじゃん、欲しいものは欲しいし」
スーザン「でも、みんながそうだったらどうなるの?戦争だよ」
アウトロー「そのためには一番に勝ち続けてればいいだけの話。勝ったほうが得られるものが多いんだよ」
スーザン「固いなぁ」
MIE「違う違う。アウトローは勝ち続けてるからさ、負けたときのことは分からへんのやろ?」
田上くん「アウトロー、勝ち組なんだよ」
アウトロー「つーかさ、みんな本当にさ、本心で話してるの?考えがキレイすぎ。もっとなんかこうさ、裏じゃないけども、もうちょっとさ人間らしく・・・」
MIE「汚いとこがあってもって?人間らしいよ!」
ひさよん「結構毎日、ドロドロしてるよ」
スーザン「変なプライドを持ちすぎなんだよ」
MIE「それを壊したくないんやろ?」
アウトロー「絶対壊したくない。カッコよく行きたいもん」
MIE「じゃあ、何であいのり来たん?だって壊れるやんなぁ、絶対」
スーザン「もうすでに壊れてる」
アウトロー「壊れてない!全然壊れてないから!」
アウトローの日記“日本を代表する大都市の裏も表も見てきたこの俺が夢や理想だけ語るガキに分かるワケがない!”

散々、言われ続けるアウトロー、ラブワゴンでただ、歌舞伎町のホスト気分でいられるんじゃ、だれもついてこないような気がするんですけどね。というより、何を目的にいるのかが相変わらずわからない。。。髪の毛触ったり、頭にキスしたりするのが目的?

翌日、なにやら、南京錠が多数取り付けられている場所を発見。南京錠をかけて鍵を持ち合うと永遠の愛が約束されるのは、ここに限らず聞いたことがある。あ、確か、神戸のビーナスブリッジのことかな?

ビーナスブリッジ ( 夜景の感動をあなたの元へ )

しばらくすると、MIEだけが、「カギ・・・」といったまま、何かを思いついたのか、どこかへ出かけてしまう。

その日の夜、MIEスーザンと待ち合わせ。それは、あることをするために。
MIEが「なんかなアクセサリーとかでな、カギの形のやつがむっちゃ好きやねんやんか。でな、なんかさっきさ1人の時間がむっちゃあったからな、カギ買いに行ってんやんか」

昼、南京錠が多数取り付けられている場所をメンバーが見ていた隙だ。このとき、こっそり抜け出して、南京錠を購入していたのである。スーザンとの永遠の愛を約束してもらうために。そして、
MIE「ちょっとあそこだけ寄ってもいい?」

スーザンは、この言葉で、悟ったはず。でも、まさか自分がそこまで思われているとは、思っていなかっただろう。本当に、彼女と日本に帰っていいのか? 悩みこんでしまう。さらに、それに追い討ちをかける出来事が、
MIE「スーザンも一緒にかけよう」
MIE「せーのでやろう。せーの」
MIE「OK?」
スーザン「OK」
MIE「取れない?OK!」
スーザン「OK・・・」

これにより、スーザンMIEに対する葛藤はさらに激しいものになってしまい、翌日を迎える。。。

翌日、スーザンは、悩んでおり、一人で考えたいので、MIEの誘いを断る。
MIE「スーザン、ちょっとしゃべろう。あかん?」
スーザン「・・・」
MIE「スーザン・・・」
スーザン「今日は1人で」
MIE「1人でいたい?」
スーザン「ちょっと俺は・・・ちょっと休憩するから」

しかし、心にもはやスーザンにしかないMIEは、
MIE「スーザン。MIEここに座ってるだけでいいから、いてもいい?何もしゃべりかけへんから」

MIEは、ただ、シャボン玉を、そして、そのシャボン玉のように、お互い、不安定な関係になってしまった。

翌日も、スーザンは、一人になろうとする。スーザンの懸命の「考えさせてほしい」演技もむなしく、MIEが後を追いかける。スーザンは、隠れることが出来そうなピザ屋を発見。そこに入って、ピザを1個注文する。

そのころ、MIEは、まだ、スーザンを探している。と、そこに和泉が、
和泉「いないの?どこにいるか、わからんの?捜したい?1人になりたいときもあるのかもよ、とは思うけど。もしあれやったら3人でおってもいいし」

まさに、今、スーザンは、一人になりたいときだと思う。今回は、無理して探す必要はなかったのでは、でも、MIEにとっては出来なかったことだと思いますが。

そして、結局、スーザンは見つかってしまう。MIEは、ピザ屋に入店。お互い難しい雰囲気に。ここの店員、淡々と接客していたけど。

今回は、スーザンMIEが中心でしたね。スーザンは、MIEにまだ迷いがあり、一人でじっくり考えてからにしたいのだが、MIEは、もう好きでたまらないからスーザンがどう思っていようと、積極的に一緒になろうとする。おそらく次回の放送でMIEスーザンに告白すると思いますが、スーザンが告白後、1日で答えを出すことが出来るか、ちょっと微妙です。


次回は、「翼の折れた天使たち」の放送で1週つぶれるので、2週間後の3月6日となります。
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