あいのり 第246話
「2文字の言葉が…」
←(本編)第245話 * (本編)第246話 * (本編)第247話→
←(本編)第245話 * (本編)第246話 * (特別編)第347話→
あいのり #246

昨日、ヒデの、「諦めた」の一言で、望みを失ってしまった、かよ。もしも、かすかな望みがあるとすれば、今日、ここで、いま、ヒデかよに本当の胸の内を語るしかない。
しかし、ヒデの姿は、まだここにはない。

しばらくして、体調を回復させた、ヒデが現れる。
メンバー「おはようヒデ」
メンバー「大丈夫?」
「旅の期限」など、何も知らないメンバーは、昨日の洗車話をする。
かよ「ワゴンピカピカになったわけ?」
イッチー「なったよ。凄いよ、天井まで綺麗にしたから。」
そんな中、ヒデは、トイレに行く振りをして、席を離れる。ラブワゴンかと思いきや、ホテルのロビーである。ヒデ「重大な誤解」は、まだ解けていなかった。どころか、完全に、自分の気持ちをごまかしてしまう。
ヒデ“かよの事は好きじゃないです”

ヒデが戻ると、かよは、メンバーに、「旅の期限」という事情をメンバーに説明。
かよ「かよ、もう今日で日本へ帰ります。かよは仕事をしてるから、今日帰るっていう期限付きで来ました。おそろいの(物)をまた作っちゃったの」
かよは、別れるメンバーのために、手作りのキーホルダーを作っていた、それをメンバーに渡し始める。瀬里葉じゅん平おーせイッチー裕くん。最後にヒデ
かよ「はい」
ヒデ「ありがとう」
かよ「凄い楽しかった・・・ありがとう・・・」
ヒデは、結局、ここでも想いを伝えられなかった。。。

別れのとき、
かよ「ありがとヒデ」
ヒデ「あ・・・ありがとう」
かよ「うん。ありがとう」
ヒデは、ただ、かよを見送るだけであった。。。

最後に、かよは、
かよ“離れてみてこんなに想ってたんだと気付いたら告白すればよかったと・・・すれ違っちゃってたんだね。出来ればワゴンに写真残して帰りたかったけど、うん、でも、楽しい旅だった”
その日の夕方、
ディレクター「かよ帰っちゃったね。もう会えないね」
ヒデ「僕が告白をしていたら分りませんけど、その可能性もゼロじゃなかったと。僕が告白していたら一緒に帰れましたかね?」
スタッフは、かよから託された手紙を、ヒデに手渡す。

ヒデへ

ラブワゴンにヒデとの写真を残したかった。
真実の愛を目指して頑張ってね。
ありがとう。

                                  かよ
これを見た、ヒデは、泣き崩れた。。。

今回の「あいのり」(第246話)は、非常に「せつない」展開になってしまいました。「あいのり」は、「明日への扉」が主題歌のころから見続けていますが、今までにない悲しい結末だと想います。(詳細は、あいのり公式サイトを見てください。)

「あいのり」第236話〜第246話(いわゆる「ヒデ & かよ 編」)は、「ヒデ」、「かよ」がお互い両想いであったのにもかかわらず、ちょっとした心の迷い・誤解から、結局告白できず、もともと旅の期限付きで参加していた「かよ」はそのまま帰国になってしまった話です。

どこかのあいのりファンサイトで「ヒデ情けない」などといっているかたは、自分がそのような立場になった場合を考えて見ましょうね。告白できますか?

かよのほうに「旅の期限」が存在しなければ、(もうすこし誤解が解けるだけのゆとりができて)ともに帰国になっていたかも知れないですね。
--------------------

かよと別れて3日後、落ち込むヒデおーせが話しかける。
おーせ「次は本当さあ、100%伝えられるように。だってさあ、すごいさ、世の中にいっぱい人いるのにさぁ、自分がトキメク人なんて本当にちょっとだけじゃん」
ヒデ「うん」
おーせ「だからさぁ、でもそういうのに気づくのって凄く難しいじゃん」
ヒデ「うん」
おーせ「だから、なんかそういう気持ちは凄く大事にした方がいいと思う。なんかね、もっとねヒデは自分に自信持っていいと思う。好きって言われて嫌な女なんて絶対いないんだから。」
ヒデ「うーん、ありがとう」

そして、翌日、メンバーは、空港へ。ケニアの旅はここまで。続いての国は、第53カ国目、エチオピアへ入国。

エチオピアに入って、早速、瀬里葉イッチーと一緒に。ケニアでのあの1件で、瀬里葉は、かよイッチーのことが好きであると言うのは誤解であることがわかったのである。
瀬里葉「イッチーは(かよがいなくなって)大丈夫かなって。かよは素敵な人だったよね」
イッチー「まぁ、瀬里葉が思ってるような感情にはなってないけどね」
瀬里葉「私、(イッチーが)へこんでんのかと思った」
イッチー「はあ?」
瀬里葉の日記“気持ちを新たに頑張ろうと思う”

翌日、新メンバー合流の日。10分ほど歩くと、女性新メンバーが、
ソルト「はじめまして、京都から来ました。水原詩生20歳です。ソルトって呼んでください」
瀬里葉の第一印象は、「見た目可愛い」

新メンバーを乗せて、ラブワゴンが走行中。事件が起こる。ラブワゴンに投石をした輩がいたのである。そのため、窓ガラスが割れてしまい、瀬里葉の気が動転してしまった。しかし、イッチーの気遣いで、
イッチー「ビックリしたな。大丈夫」
瀬里葉「ありがとう」
イッチー「うん、大丈夫。飲める?臭い?」
瀬里葉「何が?」
イッチー「俺」
瀬里葉「大丈夫」
おーせ「瀬里葉、ちょっと笑ってる、よかった、よかった」
そのとき、瀬里葉は、
瀬里葉“窓ガラスが割れて、イッチーの隣以外考えられなくて、ただ側にいれば安心だったし、落ち着けるし、イッチーが好きです”
瀬里葉の本格的な恋が始まった。

しかし、翌日の公園で、イッチーは、
イッチー「お前はホンマに守ってあげなあかんタイプやな」
瀬里葉「あれは不可抗力じゃない?」
イッチー「手間のかかる、ま、あれはそうかもしれんけど、うん。ま、20、お前より・・・」
瀬里葉「6年」
イッチー「6年やね、う〜ん、結構そう考えると年の差を感じる気がしないでもないねんけど」
イッチー“まぁ、瀬里葉も可愛いとは思うんですけど、やっぱり、そういう妹的な存在からやっぱ抜け出せない部分があって、恋愛対象にはなりきられへん”
はたして、瀬里葉と、イッチーはどうなるのか?
←(本編)第245話 * (本編)第246話 * (本編)第247話→
←(本編)第245話 * (本編)第246話 * (特別編)第347話→