あいのり 第347話
「あいのり特別編「ヒデの恋スペシャル」」
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今回は、本編の放送はせず、第298話で、アヤへのとのW告白で振られた、ヒデのその後を放送しました。当初は、ヒデがお店を持ったとのことで、それをメインに番組の冒頭でのみ放送する予定であったが、ヒデが恋をしたとのことで、スタッフも想定していなかった、1話まるまる「ヒデの恋スペシャル」として放送することにしたようです。

まずは、本来のメインの取材のはずだった、ヒデの店紹介。場所は、原宿・竹下通りの一角の「マサイ・マーケット」。入口では、店長のヒデが、「いらっしゃいませ。」とお出迎え。

店内には、ヒデ自らが、アフリカで買い付けたと言う、さまざまな商品が並べられている。
ヒデのおすすめは、マサイ族というケニアの民族が手がけたネックレスである。そのほかにも、ヒデのオリジナルデザインのアクセサリやアフリカングッズが販売されている。
また、店員の制服は、マサイ族の民族衣装となっており、アフリカの風を感じることができるそうである。
ちなみに、朝礼での店長の一言は、「今日も、アフリカの風を届けていきましょう。」

店の取材も一段落着いたところでスタッフは、ヒデにあることを聞いてみる。「最近の恋愛は?」。すると、ヒデの口からは、思わぬ言葉が、
ヒデ「好きな人ができました。一緒にいるだけで、うん、すごい目が合うだけでドキドキ。もうホント、学生の恋みたいな。」

スタッフもこれは想定していなかったようで、急遽、ヒデの現在の恋模様も取材することに。

1週間後に、ヒデは、その女性とデートをする約束をしていた。場所は、八景島シーパラダイスである。スタッフは、ヒデと女性に了解を取って、デートを取材することにした。

ヒデは、女性との待ち合わせ場所へとやってきた。これからくる女性は、どんな人と思いきや。あれ、どこかでこの声、どこかで聞いたことあるぞ?
女性「久しぶり。」

「久しぶり。」の意味は、いったい。とある予感が、もしや思う。そして、そこに現れた女性は、予感どおりの女性であった。

なまえは、かよ。昔からあいのりを見ている人であれば、聞いたことがある名前。スタッフも一応確認する。やっぱり、かよ本人に間違えない。スタッフ「付き合っているの?」と聞くと、かよは、「いえ。」と返事。まだ付き合い始めてはいないようだ。
スタッフは、さらに、質問をする。
スタッフ「なんで、かよとヒデが会うことになったの?」

すると、かよヒデが、
かよ「(ヒデの)フリマで偶然(?)」
ヒデ「それから、連絡を取るようになりました。」


ヒデかよのあいのりでの話は、わたしが作成した、「過去あいのりの感想」ページをご覧ください。

第236話「違う人みたいに・・・」(2004/09/06) ( かよ登場 )
第237話「神様 お願い・・・」(2004/09/13)
第238話「アフリカの純情」(2004/09/20)
第239話「キリマンジャロの恋」(2004/10/04)
第240話「夢見た場所まで連れてって・・・」(2004/10/11)
第241話「夢を現実にしたいから・・・」(2004/10/18)
第242話「何かが動き出す!」(2004/10/25)
第243話「ハートの半分」(2004/11/01)
第244話「恋する26歳」(2004/11/08)
第245話「nineteen」(2004/11/15)
第246話「2文字の言葉が・・・」(2004/11/22)

あいのりでは、お互いのすれ違いにより、告白できずにかよが涙しながらリタイアしてしまった。

その後、かよは、他の公務員やお笑いタレントとの出会いもあったものの、断りつづけた。
一方、ヒデは、帰国後、週末になると、アフリカングッズをフリーマーケットで販売していた。
そして、大田区のフリーマーケットで、偶然(?)、買物に来たかよと再会することになる。
ヒデは、そのとき、
ヒデ「やっぱり会って、すごい気持ちが、あのときに戻って。」

と、当時のかよと一緒にあいのりの旅をしていた頃の自分を思い出した。会った日は、涙が止まらなかったと言い、それ以来、かよのことを考えずにはいられなかった。
そして、それ以来、2人は、「友達以上恋人未満」の関係が続いている。

この日は、再開後、5回目のデート。ヒデの嫌いなジェットコースターなどをまるであいのりの続きのように楽しんだ。

5回目のデートから数日後、今度は、別の女性と会う約束をしていた。ヒデが相談したいと言うことで、元あいのりメンバーの沼っちを呼び出していた。沼っちは、帰国後、彼氏が出来て、現在は、順調に交際を続けている。
この日は、屋台で食事。実は、この屋台のおやじが12歳年下の女性と結婚したと言う凄腕の持ち主。小学生の娘もいる。
かよに告白できないヒデ沼っちは、「2年も経っているんだよ。自身を持ったほうがいいよ。」と、それとらしい答えを返す。沼っちに言葉を返せないヒデを見て、屋台のおやじも「何、悩んでいるの?」と絡んできた。
屋台のおやじ「告白しようかしないか?」
沼っち「そんな悩むところじゃないよね。」
屋台のおやじ「なぁ! 言っちゃえ言っちゃえ思いきって。」

しかし、屋台のおやじの言葉を聞いてもなお、先の不安から告白する勇気がもてないヒデ沼っちは、「そんな後のこと考えたってしようがないよね。」と一言。屋台のおやじも、「本当に好きだったらそんなのなあ。」。最後に、沼っちが、「男は、もう進むべしだろう。」と言って、ヒデの肩をたたいて沼っちは、帰っていった。

その後、ヒデは、告白を決意する。

告白の日、ヒデが告白場所として選んだのは、あいのりに応募し、オーディションに行った、フジテレビの社屋に近い「お台場潮風公園」である。ヒデの旅は、ここから始まったと言っても過言ではない。

そして、かよがやってきた。スタッフが、ヒデが話をしたいらしい。」という名目で呼び出した。当然、告白のことはかよは、知らない。
長い前置きの後、ヒデは、勇気をもって一言を言った。
ヒデ「かよのことが〜、大好き! めっちゃ好き。ずっと、一緒にいたい。それが僕の気持ちです。」

そして、かよは、
かよ「他の男性も探していたが、再会してからは、あの旅の時とは違うヒデ見てきて、今のヒデも大好きで、すっと一緒にいたいって思ってます。再会してよかった。」


告白後、2人は、始めは照れていたが、笑顔でキスを交わした。
今後は、ヒデの店でも恋する2人を見ることが出来るのかな?
ヒデかよ、おめでとうございます。
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