あいのり 第348話
「雪解け」
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41時間の船旅が終了し、メンバーは、港へと降り立つ。ここ、あいのり73カ国目は、「アイスランド共和国」、世界最北の国であり、あいのり地球2周目、最後の国となる。

早速、アイスランドを走り始めたラブワゴン。アイスランドは、生まれて1,000万年しか経っていない島のため、植物の無い、黒い大地が続く。この黒い大地では、かつて、アポロの乗組員が訓練を行ったらしい。

20分後、突然、目の前に氷河が現れる。この氷河は、止まっているように見えるが、1日、数十cmほど山を下っている。
メンバーは、氷河が流れ着く、「ヨークルサルン湖」へと進む。そこで、試しに、バンビが、流れ着いた、氷河のかけらを食べてみることに、すると、すごく、しょっぱかった。

再び、ラブワゴンは走り出す。この後、新メンバーが合流する。20分ほど走ると、さわやか系の男性新メンバーを発見する。
なまえは、モリケン、岐阜県出身、航空技師を目指す専門学校生である。彼の服装は、氷河の真っ只中で半袖。モリケンいわく「気合いで。」

モリケンを乗せて、ラブワゴンは、出発する。まず、モリケンは、いつアイスランドへ来たか聞く。もちろん、船で降り立って、氷河を見て、そのまま会ったのだから、「さっき」と答えるほか無い。その後、バンビは、「2人帰った、カップルにはならなかったけど。」と言う。
その後、横みーのことを思い出してか、バンビは、泣き出してしまう。モリケンには、何がなんだかさっぱりわからない。

その後、モリケンバンビが2人になる。バンビは、出演前、相当あいのりを見ていたようで、モリケンのことを宮ケンと何度も間違える。先ほど、急に泣き出してしまったことを謝る。でも、モリケンは、「あのことは、忘れてはいけないが、2度とそういう想いにはならぬように。」と言う。

ラブワゴンが北のほうへと走ると、キャンプ場へと到着した。このキャンプ場では、水の蛇口をひねると、氷河から溶け出した天然水、お湯をひねると、マグマで温められた温泉が出ると言う。

その日の午後、メンバーは、バーベキューを行うことに。バンビは、豪快にキャベツをはさんだ串焼きを作っていたが、なぎさが、それを見て、「誰、作ったの。誰が食うの?」と言った。さらに、よほど バンビを気に入らないのか、「(バンビに向けて)オマエが食えよ!!」と言い放つ。結局、場を押さえるため、ISSYが、「それじゃあ 俺が食うわ。」と言う。
その後、バンビが作った串焼きを焼いているとき、ISSYは、「ブサイクな串焼けとる?」と言う。バンビは、冗談で、「ブサイク言われた あははは はっはっはっ あっはっはっはっ」と言った。しかし、冗談に取れないなぎさは、その瞬間、「オマエ本気でうるさい!」と切れてしまう。

昼食後、ISSYは、バンビを毛嫌いするなぎさを呼び出して説教。なぎさ自身は、バンビとの付き合い方が分からない状態が続いているが、ISSYは、「もしそうだったとしても(バンビを)引く必要はない。もったいない。」と告げる。

その日の夕方、なぎさは、バンビを呼び出す。
なぎさは、視聴者にいい顔を見せるためにあいのりに来ている女の子が嫌いと言うが、とんでもない思い違い。バンビは、「そんなんばっかじゃない。」と否定する。
すると、なぎさは、昔の話を始めた。
小中学校のとき、信じていた女友達に裏切られたこと、いじめの対象にされ、携帯のメッセージには、「死ね。」の一言が入っていたことなどを伝える。
バンビは、なぎさの思いがけない過去を知ることになる。

翌日、アイスランドの地獄谷とも言われる、「マッドポット」を見た帰り道、三ちゃんがずっと言い出せずにいたことを、バンビに聞いてみた。
三ちゃん「ノルウェーで山登ったとき ちょっとは矢印出てるかもって言いよったやんか?」
三ちゃん「そうそうそうそう それって やっぱ横みーやったん?」

バンビ「いやっ・・・えっ?うわっ え・・・う〜ん HBでかな」

答えになっていなかったが、三ちゃんは、確信してしまった。バンビが、横みーが好きであったことを。

途中、ラブワゴンは、ガソリンスタンドへ。先ほど、三ちゃんと話をした、バンビは、横みーを思い出し、泣き出してしまった。
三ちゃんがすがさず、バンビを追いかける。三ちゃんは、バンビに、「あっ 1人になりたい?」と聞くと、バンビは、「1人でいる」と言った。
やはり、そうだ。バンビは、三ちゃんのことではなく、横みーのことで泣いていたのである。

あいのり #348
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